表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

小話 その1

ザーッ。

‥‥雨の音だけがこの空間に響き渡る。

いつもは人の声が飛び交い、バタバタと走る音が鳴り響くのに、今日は違った。

皆、自らの持ち場について自らのやるべき事をしている。

いつもは適当に済ましているのに、今回だけはそういうわけにはいかなかった。

自らを守るために、皆必死だった。

外が静まり始めた時、一つの足音が迫ってくる。

その足音は、ゆっくりとだが確実にここへ迫っている。

足音が迫る度にこの空間に緊張が走った。

そして足音が止まった時、皆はただ一点を見つめた。

その足音の主を、見極めるために。

ガラガラッ。

その足音の主がこの空間に入ってきた時、皆同じ事を考えていただろう。

"あぁ、終わった‥‥"

と。

その足音の主は、そんな事知ったことではないと言うかのような表情をした後、こう言った。

「‥‥それでは、授業を始めます」

その後の一時間は、まるで何時間も過ごしているかのように辛く、終わった後に胃が痛くなったのはここだけの話である。

こんな経験、誰もがした事があると思います。

やっぱ、怖い先生が来るときは緊張しますね(汗)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ