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002

作者: tamatyanX

想い、繋がれ。


木洩れ陽を体に浴びて今、私は自由です。

あなたたちが束になっても敵わないような、

そんなのが私の味方です。

木々のざわめきはわたしの情熱

小川のせせらぎはわたしの感動

ああ、なんとすばらしいのでしょうか?

だけど時には黒い雲がかかります。

よどんだ心…疲れや不安。

それはやがて大雨を降らせ、大空と大地を

同時に覆いかぶさってしまうかもしれません。

そんなとき、私は何をしているでしょうか?

何もできません。する必要がないのです。

いつしか虹かかるとき、雨を想うことがある

でしょう。ああ、ふってよかったな…って。

だからいいじゃないですかそんなことは。

どうして… どうして、あなたたちは。

いや、もうよしましょう。

木々に叱られてしまいます。彼らの知能は

本質を突くところにでています。

それでも、私は怒ります。

そんなとき、私の味方は相手を

してはくれません。

わたしの悲しみは大地を鞣め回す風。

わたしの怒りは天空を翔ける稲妻。

長い月日の間、黒い雲がかかるのは

覚悟しています。

お日様が顔をのぞかせるその日まで、

さようなら。

信じています。

また会いましょう。



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