表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
涙の味のお米  作者: ストレッサー将軍
第5章 『快楽』
39/44

第40話 狂人ミセスブラウン その九


 残るメインディッシュは二つ。


 高畑俊文の『夢の喪失』による絶望。そして、西条エミの『完全なる絶望』。



 私は直ぐにでもこのイライラをどうにかしたくて、高畑俊文の希望をはやく奪ってやろうと思った。『夢』は希望の中で上級のモノであるという認識があり、私はその『夢の消失』による絶望に対してかなり期待を持っていた。

 だから私は、脅迫していた男に直ぐに連絡をして、高畑を交通事故に見せかけて車でひくように命令した。


『キキッー!!!!』


『うわぁあああああ!!』


『ドン!!!』



 今度は比較的うまく計画は進行した。車にひかれたドサクサに紛れ、高畑俊文の右腕を重点的に痛めつけた。そのかいあり、高畑俊文は二度とギターを弾けない体になり、自身の夢が喪失した現実に酷く絶望していた。

 しかし、それは死の絶望を超えるほどの絶望ではなく、私の心は晴れなかった。



 だから私は『完全なる絶望』の実現に望みをかけ、最後に残った西条エミのもとへと向かった……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ