暇人と銭湯その2
騒ぎの後の男風呂
「あのさー…シマさん?俺の怒りはもうすでに限界ですよ?」
あの後、女湯の着替え室に入ったため
危うく警察に呼ばれるところだったのである
そして、必死で誤解をとき
なんとか警察から回避をしたのである…
そして現在である
男風呂にいるのである
「な…なぁ…カズ?せっかく銭湯きたんだし…ふろはいってるのもつまらないし…ね?なんかしない?」
なんかしろと?
ふざけるんじゃないよ
こっちはおまえとシマのせいでもう我慢ができねぇんだよ!!!
だがしかし…このまま入ってるのもあれだな…
「そうだな…すもぐりでもするか」
「お、いいねーやろやろ」
カズ「いちについて…ドン!!!」
開始と同時に三人が潜る
ブクブク
シマ(くく…カズをくすぐってあがらせてや…)
ガシッ!!!
シマ(ぐぁ!!足捕まれた!!誰…?)
カズ(つ~か~ま~え~た~♪)
いやぁああああああああ!!!
やべぇ!!こいつ力が強すぎて…
ブクブクブク…
もうだめ…いきが…
シマOUT
カズ(あとはヒダ…あれ!?)
どこいきやがったあの野郎…
とそのとき
ヒダがもうスピードで突進をしてきた…
カズ(ぐほぁ!!)
ブクブク…
やべぇ…息が…
!!!!!!
あきらめるな俺!!!
こいつにはストレス止まってるんだから
ボッコボコにしないと♪
カズはヒダの頭を押さえつけ、下の床に顔面をこすりつけた…
ごばおぐおああばああななああ
ヒダ(もう無理…げんか…)
その後…
カズ「すまん、その…ムキになってしまった」
シマ「いや…俺もすまなかった」
ヒダ「まぁ…お互い様で…」
カズ「そうだね…風呂上がりにコーヒー牛乳飲むか!!」
ヒダ&シマ「おお!!」
たとえどんなに恨んでも
たとえどんなにけんかしても
友達だから
それを忘れちゃいけない