第1話『黒い花が咲くとき』
---
第1話
『黒い花が咲くとき』
---
【冒頭抜粋】
女子高の正門前。
スカートを穿き、肩までのカツラを被ったZEROは、重々しい足取りで校門をくぐる。
ガニ股気味に。
> 「転校生の…零子です」
(声は低い)
女子生徒たちの視線が、一斉に突き刺さる。
その背後では、教師に変装したLUNAがそっと呟く。
> 「ZERO... Don’t mess this up... 女装ってのはSmileが大事なんだから!」
---
【中盤:異変】
生徒たちの間で、「黒い花を持ち帰ると消える」という噂が流れていた。
不登校が相次ぎ、保健室には毎日のように倒れる生徒が運ばれてくる。
その花は、ある教師の手から渡されていた――
ZEROは「学園の闇」を追う中で、影に潜む“怪人”の存在を察知する。
---
【終盤:変身バトル】
少女を襲う黒い花の怪人。
ZEROがチョーカーに触れると、人工衛星Z-ORBITから粒子が降り注ぐ!
> 「零着!」
――キィィン!バチバチッ!!
0.0001ミリ秒で装着されるスーツ。
メカニカルに光り輝く“Z-SHELL”がその体を包む。
拳銃と刀が融合した武器《クロスエッジZERO》を手に、敵へと立ち向かう!
> 「動きを封じる、ZEROバレット!」
(敵、硬直)
> 「裁きを下す――ZEROブレイク!!」
(空を切るZの残光!黒い花、爆砕!)
---
【ラスト】
事件は解決した。
だが、闇の組織《悪》はまだ動いている。
次の学園へ――
ZEROはまた、転校手続きをするのであった。
> (LUNA)「Next Mission!さあ、次の制服も似合うかしら~?」