Ambiguous
また夜が明けて朝が始まる
何のために生きてるんだろう
ときどき想う
取って付けたような
生きる理由に生きたい理由も
大事なものが真ん中からいなくなった世界で
どうにか肉体と精神を未来に
動かしていくための詭弁だ
きみはなんと答える?
そんなふうに考えてる時間だけが
生きているような気がした
だからこそなんと答える?
答えを打ち明けて
あの日まで戻って
いなくなる前のきみの手を掴んで
離さないよ
黄昏の向こうで夜が始まる
何のために生きてるんだろう
ときどき想う
少々オーバーに
生きる理由に死なない理由も
何もかもが間に合わなかった世界で
どうにか肉体と精神を明日へ
繋いでいくためのフェイクだ
きみならなんと答える?
ここにないものを考えてる時間だけが
生きている証のようで
だからこそなんと答える?
答えが見つからない
あの日まで戻って
きみがパズルの一ピースだってことを
いつでも痛感する
わたしを構成するパズルの心臓部分は永遠に失われた
わたしの世界からパズルの心臓部分は永遠に失われた
きみならなんと答える?
隣にいるように語らう時間だけが
生きていると錯覚できた
だからこそなんと答える?
答えを探せない
あの日まで戻って
呼吸するきみの手を握りしめて
二度と離さないのに
Ambiguous→あいまい、不確かな
言葉の響きと、ふわふわした感じの内容になったのであいまいなタイトルに。
すきま風のように浮かべて、適当に自己レスしてまた次に考えるときまで空気を漂っている問いなのかなと思います。これをアバウトにずっと空気に漂わせていられる方法をたまに知りたいとは思います。
音は浮かべてますが若干嵌めてる言葉数が多いので煮詰めつつ。