特別編 設定 資料
日に日に更新して書き足そうと思います。
日を置いて再び読んでくださると嬉しいです。
幻術士をお読みになられた読者様。
今までありがとうございました!!
今回は幻術士で語りきれなかった部分や
キャラクター紹介をしたいと思います。
宜しければ読んでください。^^
*世界観*
多様な種族が存在する大陸…リールク大陸に位置する
西の国――太陽聖洸国・サンクレイナ――では
魔術や聖霊術が法律で禁止されていない数少ない国である。
主に 人族 妖族 聖霊族 が多数を占めている。
魔族は差別を受けやすい種族である。
安定した季候で作物がたくさん採れ、比較的自然が多い国である。
*幻術士とは*
幻術士とは使える者は数少ない幻術を使える者である。
約100年置きに1人、幻術士が現れる。
幻術士は‘神の使い,と別名で呼ばれている。
自らの命を捧げ、世界に貢献している姿が、神の使い―天使―に近いと
人々は考えているからである。
また、人とはかけ離れた力を持つ為、神の力を受け継ぎし者―神の使い―と
呼ばれた理由が一般的である。
*術の種類*
●聖霊術 心の清き霊を操る術。
基本的には、守護する為に使用する。
極めれば多少の回復術も使う事ができる。
聖洸教が信仰しており、聖洸教の教徒は聖霊術を学ぶ事ができる。
一般人にも親しみやすく、使いやすい為、
聖霊術が術の中で一番使用する者が多い。
●魔法 様々な使用方法がある術。
魔法学校や魔法書で学ぶ事できる。
誰もが使えるものではないが、
努力すれば、ほとんどの者が使用できる。
浮遊術や変化術など使用目的は様々である。
●守術 強い衝撃からも守護できる術。
護身術は専門分野として、様々な高等学校で学ぶ事ができる。
魔法よりも高度で、使える者は数少ない。
中級守術を使うには約3年間修行をしても、
使える者は100人中15人ぐらいである。
●魔術 魔族しか使うことのできない術。
攻撃目的しか使えない。
魔術は上級魔法を越す威力がある。
魔術を使えば、軽く村や町を破壊する事ができる。
魔族として生まれても使える魔族は約半数である。
●幻術 幻術士しか使えない。
大小様々な本物に近い幻を創る事ができる。
幻術を攻撃目的に使うと、魔術を越す威力を持っている。
その差は歴然である。
●大幻術 幻術士しか使えない。
幻師によって受け継げられる。
幻師の力を精霊に託したものを幻霊といい、
幻師と契約すると幻霊を呼び出すことができる。
幻師の数だけ幻霊がいる。
幻霊の力は、地を引き裂き 天を破る事が可能な力を持っている。
*幻術士の歴史*
1225年 初めての幻術士が現れた。
人工的環境災害により地は割れ、土は砂となり大地は枯れた。
神の使いと呼ばれた女性は、枯れた大地に命を恵みを与え、草木を芽生えさせた。
彼女を人は命の女神と呼んだ。
1388年 2代目の幻術士が現れた。
地球の平均温度が年々下がって環境問題となっている地球低下化。
このままでは大地は凍りつき生物は絶滅してしまう。
だが、炎のような赤い髪の青年により、凍り付いてきた大地に太陽がまた照りだした。
1444年 幻術士の掟という規則ができた。
作者は「神からの伝言により私はこの掟を書いた」と証言している。
その掟は人々の未来を安心させる光となった。
だが、その掟は作者の個人的な主観によって書かれているという
評価も数え切れない。
1536年 3代目の幻術士が現れた。
雨が滅多に降らなくなった。飲める水も少なく植物も枯れてきていた。
だが、蒼い髪の女性により砂漠や干からびた大地に、恵みの雨を降らせた。
冷たく綺麗な雨だった。
1666年 4代目の幻術士が現れた。
一昨年に魔族による襲撃が起き 魔族によって滅ぼされた町や村は数えきれない数にのぼり、
魔族による征服が始まり、人々を不安にさせた。
だが、金髪の少年によって大半の魔族が消滅し、生存している魔族は数少ない。
少年の力は恐ろしいほどの威力だった。
1775年 5代目の幻術士が現れた。
空気感染する新しいウイルスが発見され、死亡数が増加している。
病気感染により中東部を中心に広がり始めたが、
空色髪の少年により、ワクチンとなる白風草が各地方に咲き始めた。
白風草は風薬というワクチンが配給され、病気感染を止める事が出来た。
1889年 6代目の幻術士が現れた。
今までの幻術士は人族の為に力を使っていたが、今回の幻術士は
魔族の為に力を使った。闇の森という村ができ、そこに魔族が
新しく平和に暮らすことができた。
その森には誰もが落ち着きを取り戻すという不思議な効果が
発揮されている。魔族が再び社会の一員として受けいられるのだろうか?
少女の良心により、魔族は荒んだ心が癒され始めてきている。
××××年
・・・
*キャラクター紹介*
朝倉詩優
≪月那の魂の生まれ変わり≫
歳 16歳 身長 157cm
髪の色 薄い茶色 瞳の色 薄い青
幻術士として生きぬいた少女。
夢との約束を守るために、厳しい幻術士としての使命を受け入れ、生きてきた。
本人曰く、攻撃幻術は苦手と自称しているが
その強さは多数の魔族にも勝る強さである。
幼き頃から幻術士として厳しい修行を受けてきたが、
温かい家庭で育ったため、性格は穏和で平和主義である。
大好きな優歌と雪斗の家族になれた事に、
本人は、嬉しさ半分 2人を騙しているようで罪悪感も感じていたようである。
蒼風街の街長として受け継ぎたかったが、幻術士の使命があるため
街長は諦めて、幻術士としての修行に打ち込んできた。
物心が付く頃から月那としての記憶があったため
優歌の事をお母さん・雪斗の事をお父さんと呼ぶのは、
抵抗があったらしい。
好きな食べ物は グラタン コンポタージュ ココア
好きな動物は うさぎ
夜乃 弥夢
≪夢の魂の生まれ変わり≫
歳 12歳 身長148cm
髪の色 黒 瞳の色 赤
夢の魂の生まれ変わり、月那によって魂が飛ばされてしまった為
月那と一緒に幻術士として生きる事ができなかった。
本人は月那に全て幻術士としての責任を負わせてしまった為
ものすごい自己嫌悪を感じていた。
だが、1人で悩んでも仕方が無いと考え
幻術士を補佐する立場・・・幻術士を守れる力が欲しいために
魔族として生まれてきた。
けれど、魔族として生まれてきた時には、夢としての記憶は
無くなっていた。
夜乃弥夢は偽名で 魔族として生きていた頃は、未無と呼ばれていた。
10歳の頃までは、魔族を滅ぼしてきた幻術士を暗殺する為に
育てられてきた。「お前に未来は無い。幻術士を殺すためだけに生きろ。」と
父親に言われ続け、鍛えられてきていた。
その為、その頃の性格はキレやすく冷酷だった。(キレた時に綺麗な紅い瞳になる。)
父親の教育により10歳で魔族一の力を持つようになった。(父親の力も越してしまった。)
ある事件をきっかけに魔族の大半を殺してしまい、家族も全員失った。
その力を見せ付けられた魔族達は未無を新しい魔族の長と認めた。
10歳の頃に詩優の存在を知り、暗殺をしにいこうとするが、
幻術士としての厳しい修行を目撃し、自分と近い存在という事を認識し、
自分と近い存在なのに正反対なものをもっている事に興味を持つ。
詩優と近づけば近づく程、自分に遠い存在と知り
自分の欲しいものを持っている詩優に惹かれていく。
自分を闇と認識し、詩優を光と認識している。
弥夢は優歌と詩優は元々は姉妹という事を知っていた。
なぜなら詩優とは悩みを弥夢に話せる友達になっていたからである。
詩優と友達になる事で弥夢の性格はまるくなっていった。
友達の助けになりたいと思い、護衛役の試験を受けた。(もちろん合格した)
護衛役として護衛守術を学ぶが、魔族の為魔術の方が比較にならないくらい強い。
宝物は詩優から貰ったブレスレットと瑠雨から貰ったブレスレットである。
瑠雨は自分が魔族と知っていても、友達になってくれたので、
弥夢は瑠雨を大切な存在と思っている。
好きな食べ物は抹茶。
好きな色は 黒と白。
・・・
読んで下さってありがとうございます!
設定資料を書き終えたら番外編を書こうと思います。