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詩集「わたし。」

作者: わたし。

僕は鏡

全てを映し出す

嘘も誠もあなたのすべてを映し出す


君は僕の中の君を

僕は君の中の君を

互いに互いを映し出す


僕は誰かの中にしか存在できず

君は誰かの中でしか存在できない

見て欲しい

知って欲しい

認めて欲しい


鏡はすべてを映し出す

君のその喜びも怒りも哀しみも楽しみも

嫉妬も羨望も強さも弱さも

見たくもないものでさえ映してしまう


鏡の中でしか生きられない僕と君は

互いの中の自分を見つけたい

生きてる実感を

ここにいるんだという満ち足りた気持ちを

欲しがっているんだ


僕らは鏡

互いを映し

今を映し

世界を映す


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― 新着の感想 ―
[一言]  葵枝燕と申します。  『鏡』、拝読しました。  個人的に鏡が苦手なので……自分の顔に自信がないこともそうですが、何より何かが鏡の中から出てきそうなことがこわいのですが。だから「見たくもない…
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