16話 念願のモフモフをゲットしたぞ!
昨日予約したと思っていたらしていなかった。何を(ry
さて、念願のモフモフをゲットしたわけですが、取りあえず我が家の
アイドル、よつばちゃんの容姿を紹介しときますと、
かなり白に近いエメラルドグリーンって言えば良いのか?
光の加減で白に見えたりうすーいエメラルドグリーンに見えたりする。
つぶらな真っ黒おめめが良く似合うね!
耳はたれ耳で嬉しいとパタパタと動きます♪
チャームポイントはお尻の所にある黄色い星マーク!
大きさは20センチちょい位?普通のウサギよりもちっちゃいね、
そして何よりこのツルツルフワフワの毛並み!
あ”~寝ながら顔に乗っけてモフモフとお日様の香りを堪能するの最高~…
お日様の香りが死んだダニの臭いだって説があったけどあれ嘘らしいぜ?
「スピースピー」ぱふん ぱふん
問題はそのままよつばが寝ちゃって動けないって事だけかな?
更に言えば俺の体温が気持ちいいのか俺を取り巻くラビッツ達。
動けぬ。しかし…このまま死ぬのも悪くない!と思わせる魅力がこの子達
には溢れてるよね!
って事でしばらくはこのままでよつばの家をどうするか決めとくか…
取りあえず今考えてるのは、服のお腹部分に大きめのポケットを作って、
その中を空間魔法で拡張、つまり今まで必要性を感じなくてほっておいた
マイルームをよつばの為に使っちゃおうって事だな!
光量は光の魔道具に更に聖属性と光属性の複合で陽光属性を固定付加
してやれば外と同じになるし、土魔法で土を盛って、樹魔法で下草生やして、
水の魔道具で水場を作り、クリーンの魔道具で汚れを掃除。
マイルームは入るのに許可が必要だから防犯面も問題ない。
ちなみに固定付加とは道具に一時的に付加魔法をかけるのではなく、
魔力を与えれば壊れるまで永続で効果が続く付加を付ける事で
そういう機能の付いた道具の事を魔道具と言う。
(もちろん素材自体がなにかしらの効果を持っていてそれを利用する魔道具
も存在する。)
しかも固定付加を行うにも特殊な機構が必要だから
普通の家に固定付加は出来ないし、追加の固定付加も似た属性しか無理。
基本的に魔道具の作り方や固定付加のやり方は門外不出だったりするが
俺にかかればそんなの関係ねぇ!
ただし効果の高いものはそれだけ高価な材料が必要になったり
技術が必要だったりでまだ今の俺には作り出せないんだよなぁ…
それさえ出来るなら転移の魔道具なんかもさっさと作っちゃうのに。。
だから今の俺の精一杯は手に入れた魔道具に似たような属性を追加で
固定付加する位なんだよねぇ。
今度簡単な魔道具作ってみようかな、もしかしたら魔道具作成スキル
的な物を覚えれるかもしれないしな、暇が出来たらやってみよう。
閑話休題
ここまでやれば完璧ではなかろうか…
お腹のドラ○もんポッケから頭だけ出して周りを伺うよつば…
その耳はご機嫌にパタパタと…鼻血出る。
「みゅ?みゅー!?」 「「「「みゅ?」」」」
あ、すまんほんとに鼻血出たわ。
「みゅう?みゅう?」
「心配してくれるのか?大丈夫だよ!こんなのすぐに止まるからね~♪
それよりよつばが汚れちゃったね、クリーン!」
ほいこれで綺麗になりましたー!俺の鼻血も綺麗にしといたぞ!
「みゅー?みゅ~♪」パタパタ
「はっはっは!よつばのパパは強いからこんなのへっちゃらよぉ!」
はやくも親ばかっぷりを発揮してたらそろそろ良い時間になっていたので、
名残惜しいが一旦この島から去る時が来た。
「それじゃよつば、そろそろ家に帰るからみんなに少しの間さよなら
しようね?また来ようと思えばいつでも来れるから、寂しがらなくても
良いからね?」
「みゅふ、みゅみゅみゅ~!」「「「「みゅみゅー!」」」」
「みゅ~みゅ!みゅみゅー?」
「ん?ニンジン?あぁみんなの為に少し置いて行こうか、よつばは
優しい子だねぇ♪」
「みゅう~///」
と言う事で腐らせない程度の量のニンジンをドサドサと召喚し、
ついでにお腹ポッケのある服も召喚しそこによつばをIN!(まだ普通の
ポケット)俺達は家路につくのであった!!
~~~~~
「たっだいまー!」
ドタドタドタドタ!シーン…スッ
「あらあらコトブキ君、おかえりなさ…!!」
「た、ただいまマリーさん。」
マリーさんから反応が消えた!?って俺のお腹を凝視してらっしゃいますな。
「あの、紹介します。俺の新しい家族、よつばです。
よつば、こちらは今俺がお世話になってる家の奥様でマリージアさん
だよ、ご挨拶して?」
「みゅ!」
「か・・・・・「か?」…可愛すぎるわぁ~!!コトブキ君!」
「え?は、はい!」
「抱っこ、抱っこを要求します!そんな可愛らしいウサギさんを連れてくる
なんて、そんなの、我慢できるわけないじゃない!」
まさに殺してでも奪い取る覚悟がありそうな気迫を感じる!!
「え?あの、え?マリーさん?いや…よつばの可愛さの前では仕方ない
のかもしれませんね…よつば、マリーさんに抱っこされてくれるかい?」
「みゅ?みゅい~♪」
この顔は良く分かってない顔と見た!だがまぁ、いいよ~って言ってるし、
良いか。。マリーさんも無茶はしないだろう。
「それじゃマリーさん、やさしく抱いてあげてくださいね?」
「もちろんよコトブキ君~♪はぁぁぁ~可愛い上に肌触りも最高ね~♪
ささ、よつばちゃん、他のみんなを紹介するわね~♪いきましょう!」
「みゅみゅ~!」
そして置いて行かれる俺。寂しい。寂しくない?
リビングにトボトボ歩いてたら黄色い悲鳴が聞こえてきた。
「いや~可愛いぃ!奥様!私にも抱っこさせてくださーい!」
「あ!ずるいにゃ!あたしにも抱っこさせてほしいにゃ!」
「二人とも落ち着きなさい。全く、そんなに興奮してこの子を怪我させたら
どうするのですか?だからまずは冷静なわたくしが抱っこすると言う事で
奥様、お願いいたします。」
「「えぇ~メイド長ずるい(にゃー)!」」
「あらあら、私は抱っこさせてあげるなんて一言も言っていませんよ?」
「「「えぇ~!」」」
賑やかなこって…ここに来てようやく紹介と相成りますが…
最初の子が狐獣人メイドのユズハ、次が猫獣人メイドのハル、
最後が人族のメイド長クリスティーナだ。
「あのー、あんまり騒がしいとよつばがびっくりしちゃうんで、
少し落ち着きましょうか?
あとマリーさん、置いてくなんて酷いじゃないですか!
ほらよつば、おいでー」
「みゅー!」
「「「「あぁ~・・・」」」」
「よしよし、いきなり周りがやかましくなって怖くなかったかい?」
「みゅみゅう」
「ほら少し怖かったって言ってますよ?いくらよつばが可愛いからと言って
怖がらせるなんてダメじゃないですか。」
「「「「ごめんなさーい(にゃー)…」」」」
テイムの効果って凄いね、する前はなんとなくニュアンスが伝わる程度
だったのが、テイムしたら大体分かるようになったからね!
「よつば、今のうちに教えておくけど、知らない人に抱っこされたり
付いて行ったりご飯もらったりしちゃダメだよ?
俺の紹介した人なら大丈夫だけど、相手が興奮してたらさっきみたいな
事になる事もあるからね?」
「みゅみゅいー」
「うんうん、よつばは良い子だねぇ!あの四人も反省してるから今回は
許してあげてね?」
「みゅ~!」
「はい、みなさん、よつばのお許しが出ましたよ。この子は今日急に
違う環境に連れて来られてるので、なるべくゆっくり優しく接して
上げてください。あ、もちろん同意はとってますからね?」
「「「「はーい(にゃー)!」」」」
その後はマルスが帰ってくるまで俺のお腹ポッケに入って
耳をパタパタさせているよつばを見ながら5人で悶えたのだった。
「ただいまー!みんな帰ったぞー!・・・・・おーい!帰ったぞー!
もしもーし!ご主人様のご帰宅ですよー!だれかぁ~!
…だれかぁ…( ノД`)…」
チャンチャン♪
ここまでお読みいただきありがとうございます!
ブクマ、評価、ご意見、ご感想大歓迎です!
最後のはだいぶ古いかなぁ・・・とも思いましたがたまには良いよね!の精神でぶっこみました。
反省はしているが後悔はしていない!
次回も相変わらずの不定期ですが、一週間以内には何とかビビッと来ると思うんでよろしくお願いします!




