表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/20

12話 その時、コトブキに稲妻走るその1

書いてたら意外と長くなったので2話に分けてたら遅くなりました。

この話しを投稿した後、すぐに続きも投稿するのでよろしくお願いします!

「そういやコトブキよぉ、お主何でも出せるなら魔道具とか出せんのか?

 出せるならどっかに勝手に家建てて転移魔方陣でも置いて、通信用の

 魔道具取り付けて結界の魔道具でも置けば

 王都に居るのと変わらんのになぁ!ガハハハハ」ヒック


その時、コトブキに稲妻走る…!!!


「それだぁぁぁぁ!!!」



~~~~~



時は遡り、現在報酬を受け取ってマルスに会いにギルドにきた所。


ガチャバタン!「マルス~宴会しようぜ宴会!」


「ぬぉ!びっくりした、ノック位せんか!だがその様子だと

 えらく儲かったようだな?」


「ごめんごめん、でもびっくりよ!1000万z位と思ってたのに

 3800万zになった!」


「ほぉ~そりゃ良かったな、しかしそんな情報はあまり人に

 言うものじゃないぞ?妬み嫉みは事故の元だからな。」


「分かってるよ、マルスだから言ったに決まってるじゃない!」


「…!!コトブキ…心の友よ…!!!」ブワワッ


「ところでエレナはd「お呼びですか?」あれ、いつから居たの?!」


「今です。コトブキ様がわたくしをお呼びになる気がしたので。」


「そ、そうですか。流石ですね。」


「秘書の嗜みでございます。ところでマスターは何を打ち震えておいでで?」


「そっとしといたげて。それよりエレナ、俺近々宴会を開こうと思ってるん

 だけど、会場とか時間調整とか頼めないかな?

 招待する人達はほとんど身内とこないだ助けた冒険者の人達を呼ぶつもり

 だからそこまで広い会場は要らないんだけど。」


「冒険者の方をですか?理由をお聞かせいただいても?」


「ああ、実はあの人達が自分達の盗賊討伐分を全額俺にくれたみたいでね、

 予想より儲かったから少し位還元してあげなきゃと思ってさ。

 あと、エクスポーションの実物って見れないかな?

 見るだけで良いんだけど。」


「なるほど、かしこまりました。エクスポーションでしたらギルドの

 金庫室にあるのでお見せする程度でございましたら可能です。」


「ありがとう、一度実物見ないと召喚できないからさ、

 見せてもらえるならお礼に一本プレゼントするからよろしくね!」


「あぁ、そういう事でしたか、しかし見せるだけでエクスポーション一本は

 もらい過ぎです。少しは自重してください。」


「えー、日頃のお礼にエレナに何かプレゼントをと思ったんだけど…

 嫌だった?」


「ギルドにではなくわたくし個人へのプレゼントなのですか?!」

(そんな高価なプレゼントなんて…もしやこれは結納品…!?

 そうよね?普通ただのお礼にエクスポーションなんてあげないわよね?

 あぁお父様お母様、エレナはやっと一人前の淑女に!ウフフフフフ)


「エレナ?エレナさん?おーい!戻ってきてー!」


…あかん、なんか急に恍惚とした遠い目をし始めた…


「マルスー!エレナを現実に戻すの手伝ってー」


「ぉぉぉ…ハッ! お、どうした心の友よ。」


「いやだからエレナがどっか行って戻って来ないから戻すの手伝って。」


「なんでそんな事に…またコトブキが変な事言ったんだろ。

 ったくエレナ!エレナ!!…こりゃ重症だな。仕方ない奥の手使うか。。

 エレナ、お前今何歳だtt「あ”?」ひぃぃぃぃ」


「レディーの年齢を聞くなんて、マスターにはOHANASHIが

 必要なようですね?」


「ま、まてエレナ!話せばわかる!」


「えぇ、ですからOHANASHIしましょうね?」ニッコリ


「イヤァァ!コトブキ助けてぇぇ!トラウマを植え付けられちゃうぅ!」


「エ、エレナ…さん?落ち着いて?ね?

 取りあえずマルスを降ろしましょう?

 ほら、エレナさんはもはや年齢なんて関係ない美しさを保証されている

 のですから!」


「コトブキ様、そんな美しいだなんて…ポッ 仕方ないですね、

 マスター、次は無いですよ?」


「了解しましたぁ!!!」


所々良いように変換されているふしがあるものの、何とかなったか…

まじ怖かった。ぶっちゃけちょろっと漏らしたぜ…


「エレナへのプレゼントは何か他に考えとくね。」


「楽しみにしておりますね♪」



~~~~~



そんなやり取りの後数日経ってエレナから場所と参加者の準備が整ったと

連絡があったのでウキウキしながら待つこと更に数日。


「本日は急な企画にもよらず集まって頂きありがとうございます!

 珍しい食事や酒などもご用意させていただきましたので

 好きなだけ飲み食いしてってください!

 ある程度落ち着いて来たらゲームをご用意しておりますので奮って参加

 して下さいね!!ちなみに豪華景品がもらえるかも?

 それでは皆様、グラスのご用意はよろしいですか?かんぱ~い!」


『かんぱーい!!』


みんなが一斉にキンキンに冷えたエールをあおる。

どうやら冷蔵庫が普通にあるらしくこの世界もビール系統は冷やすようだ。

みんなで大きなテーブルを囲み所狭しと置いてある大皿から好きなように

食べ物を取る方式にしてみた。飲み物は別にテーブルを用意してそこに

説明文と共に置いてある。


もちろん置いてある料理はご自慢のスモークベーコンダブルチーズバーガー

をはじめとする地球の料理の数々、和洋中取り揃えたがみんな争うように

貪ってくれているようで何より何より。


酒は好みもあるので全部では無いが、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、泡盛

ウイスキー、ブランデー、ラム、テキーラ、紹興酒、梅酒にリキュールと

知ってる範囲で揃えに揃え、

ドワーフだろうとどんと来い!と言うラインナップにしてみた。


呑み方も説明文と共に水割りお湯割りロックにストレートを

お好きなようにってなもんだ!


正直やり過ぎた感は否めないが後悔も反省もしていない。楽しかったの!


「なんだこの酒!美味すぎる!!」「この甘辛いエビのやつうんめぇぇ!」


「この肉柔らかすぎぃ!歯が要らないお肉なんて初めて食べたわ!」


「このお酒甘くて美味しいわぁ♪あたし、酔っちゃいそう…」「ひぃ!」


「レシピ…レシピを手に入れねば…」


等々一部を除き楽しんでくれているようで一安心する。


今回の参加者だが、人族10人(俺、マルス、エレナ、マルスの奥さん

ことマリージアさん、ムスコ二人、グレース、メイド、冒険者、料理長)

と獣人族4人(メイド二人と冒険者二人)、エルフ1人(冒険者)だ。


ドワーフが居ないのが寂しい所だが居ないのだから仕方なし。。

しっかしこの世界の人達は男も女も良く食うし飲むねぇ、気持ちいいわ。

始まってまだ30分位なのにもう空いた皿と空き瓶が転がってやがる…

みんなが潰れない内に俺も食って飲んで楽しみましょうねぇ~♪



「はい注目~!みんなのお腹も一段落してきたみたいなんでこれより

 ビンゴゲームをはじめるよー!豪華賞品が欲しいかぁー!!」


『いえーい!』


「いい返事だ!ではこれよりビンゴゲームを始める!!

 商品はビンゴが成立した人から早いもん勝ちで好きなの選んでいける

 から、気合い入れて祈れ!!」


『よっしゃー!』


「ラインナップはこちらだぁ!」



・お菓子詰め合わせ×2(地球産)


・お肉詰め合わせ×2(地球産に土竜の肉入り)


・お酒詰め合わせ×2(地球産)


・超高級化粧品セット(地球産)


・商人ギルド加盟店で使えるギフトカード100万z分


・土竜の魔石


・土竜の牙と爪


・土竜の鱗


・ゴールドスライムボディ


・ゴールドスライムの魔石(1/2が2個)とゴブリンキングの魔石セット


・エクスポーション


『・・・は?』「コトブキ様、あれ程自重してくださいと…」


「なっ!エクスポーション!」


アーアーキコエナーイ、場所代とギフトカード代とかで200万z位しか

使ってないから大丈夫なんです~!ドッキリ大成功の気分だぜ!


1人エクスポーションに釘付けになってるのはこないだ片腕飛ばされた

獣人族の冒険者の人。これがあれば腕が生えるからね、4人も居るんだ

お膳立てはした、後はつかみ取れ!半分くらいあんたのためのビンゴだぞ!


冒険者的には土竜素材やゴールドスライムボディも喉から手が出る位

欲しいものだろうが…4人で頷き合ってるところを見ると大丈夫かな?


「さて!それじゃお手元のカードに注目!!」


ちなみに土竜はモグラじゃなくでドリュウなので悪しからず!


それからコトブキは一度良い方向に関わりを持った人に対しては

大盤振る舞いをしたがる悪癖(?)があります。

まぁずっと引きこもって感謝なんて全然されてなかったからね、

仕方ないね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ