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異世界勇者より地元の重装片手剣の方が強いに決まってるよね! ~巻き戻り脳筋兵士は堅実に最強戦力を育てる~  作者: 無職無能の素人


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第33話 襲撃

 4日目。 

 まだ空が白み始める前に町を出た。冷えた朝の空気が肌を刺すが、歩き始めれば体も温まってくる。

 そして数時間後、朝のうちに目的地――関所へとたどり着いた。今は、その審査の順番待ちをしているところだ。


 ここは、王領とハーグレイ侯爵領の境界線。

 王領や侯爵領の内部に関所はほとんど無いが、王侯の領地をまたぐ時だけは、こうしてきっちり足止めを食らう。ローヴァン領にも関所はあったが、あそこはもっと緩かったな。

 同じ国のはずなのに、各地がまるで独立国のようだ。よくこれで軍縮なんてできたもんだよ。


 周囲の順番待ちの連中を見回してみても、馬の姿は一頭もない。深くフードを被った徒歩の旅人か、モコモコの牛が荷車を引いている一団ばかりだ。

 牛は体長三メートルほど。長い毛と曲がった角が特徴的で、のっそりとした動きだが、どこか威厳すら感じさせる佇まいだった。


「ガルド、あのかわいい牛なに?」

「山岳ヤクだな。動きは鈍いが寒さにめっぽう強い。重い荷を運ぶのにも向いてる。たぶん、山を往復してる交易者だろう」


 ヤクの歩みは徒歩よりも遅い。平地で使うには不便な代物だ。つまり、これから通るのはそういう道ってことになる。

 馬車を引くのが全て魔馬なのはこれが理由か?最初から予定通りのルートなんだろう。


 やがて列が進み、俺たちの番が来た。


 商会長が関所の役人に何か話しかけ、ちらりと周囲を見てから、懐から小袋を取り出して手渡す。

 それを受け取った役人の顔がニチャリと歪む。

 列はそのまま進み、俺たちも何も聞かれずに関所を通過した。


 関所を越えると、すぐに道は登り坂に変わった。傾斜はまだ緩いが、馬車の進みは遅い。

 山林の合間の道だ、倒木などもあってまっすぐ進むことも出来ない。

 商会の連中も馬車を降りて歩き始めた。疲労が激しく、午前中のうちに二度の休憩を挟むことになった。道は険しく、速度は更に落ちていく。


 ようやく正午を過ぎた頃、整備された広めの休憩所にたどり着いて大休憩となった。


          ◇◆◇◆◇


「どう思うよ、ガルド?」


「……関所で金を渡していた。ルート取りも含めて、不審な点が多すぎる。事情を聞くべきだろうな」


「やめておけ。高価な品を積んでいるなら通行料を支払うのは普通だ。最初から、商会は何かに警戒していると分かっていただろう? 今ここで首を突っ込む理由はない。やるならこっちの体制が整ってからだ」


「体制?」


「商会が不正をしているのを疑っているんだろう?ならば糾弾するのはどこかの町についてからだ。荷を盾にして問いただせ。必要なら、そのまま官憲に突き出せばいい。こんなところで揉めてどうする」


「む、それはそうだな」


「それに、運んでいる荷には心当たりがある。私の予想では、侯爵の妨害を警戒しているだけだ」


「それって悪いことをしてるからじゃねぇの?」


「ハーグレイ侯爵は、四年前にサラディア獣王国と停戦している。急速な軍縮の流れが確定した頃だ。やむを得ず停戦しただけであり、両国間のわだかまりは根深い」


「それがどうして友好の贈り物を妨害する事に繋がるんだ?」


「レオネル男爵が言っていただろう。ローヴァン侯爵領では都市内の治安を維持するのが精一杯だったと。ハーグレイ侯爵領でも同じ状況だと思われる」


「確かにそうだよな。どこも魔物や野盗が増えてるって言うぜ」


「ハーグレイ侯爵領にはザラディアとの戦争で戦争奴隷となった者が沢山いる。獣人の奴隷は丈夫で肉体労働に便利な上に、敵国人で人種も違う。厳しい扱いを受けていると聞いた」


「その奴隷たちを抑えるのが精一杯ってことだな。だがそれが?」


「ハーグレイ侯爵領には山が多い。鉱山採掘も活発だ。奴隷を手放す事は出来ない。だがそれを抑え込むための兵力が強制的に削られてしまった。今や奴隷達を抑えることは難しく、出来たとしても大混乱は必至だろう。それでも奴隷たちが蜂起しない理由があるわけだ」


「その要が、今回運んでいる物だって言いたいのか?一体何を運んでるんだ」


「ただの予想だがな。王が五大侯爵の力を削ぎたがっているのは公然の秘密だ。我々が積荷を知っても厄介しか無いぞ」


「それは……思ったより面倒な依頼になってしまったな」


「貴族の後ろ盾が無いことを見抜かれたのだろうな。貴族との繋がりが無いのなら、依頼をこなして高額の報酬を受け取るのが一番の利益になる。だが、商会を糾弾するのならハーグレイ侯爵に取り入ることも出来るかもしれないぞ。そうなればお前の目的に適うかもしれん」


「……保留だ。大きな不正が無ければ受けた依頼をこなす。だが、場合によってはそうなる覚悟もしておいてくれ」


「心得ている」


「話がついたならさ、馬をマッサージしてやってくれね?かなり疲れてるみたいなんだ」


「そうだな。この先も坂が続くならかなり辛くなるだろう」


「ガルド、私も足が疲れちゃって……」


「お前は自分で治せるだろう。本当に疲れたら馬車に入っておけよ」


 軽く携行食をつまみつつ、馬の脚を揉んでやっていると、再出発の合図がかかった。






 午後も黙々と進み続ける。


 道の両脇は、右が登りの斜面、左は谷へと続く下り坂。切り立った崖ってほどじゃないが、気を抜くと足元をすくわれそうでずっと気が抜けない。


 ウィーは歩くのに飽きて馬車に戻った。俺とフォルクは馬の手綱を引いて歩いている。

 途中で大きな荷物を背負った徒歩の連中が何人も抜いていった。そういえば疲れない山の歩き方があるとか聞いたことあるな。荷物の重心を調整して前に進む力にするとかなんとか。ま、俺自身は今さら徒歩で疲れを感じることもないが。


 俺の前を歩くリオンはかなりキツそうだ。鎧を着て帯剣したままだからなぁ、馬を降りて引いているが、馬の方もバテていて歩くのを嫌がっている。あれを引っ張るのはつらそうだ。まぁがんばれ、行軍は兵士の基本。


「リオン、顔を下げていると余計に疲れるぞ」


「くっ、これしきのこと…!」


 そうそう、それでいい。商会長でさえ歩いているんだ。お前も踏ん張れ。

 そんなことを思いながら前方に視線を送ったその時、木立の隙間で何かが光を反射した。


「フォルク!」

 叫ぶと同時に走り出す。前方、高所から矢が放たれた。反射的に大剣を抜き、迫る矢を真っ二つに斬り払う。


「襲撃だ!」

 護衛たちが慌てて武器を構える。その間にフォルクが風のように駆け抜けていく。


「其は因果を曲げる者!フィリル・イヴァール!」

 ウィーが矢避けの呪を使った。これだけで並の矢がこちらに当たることは無い。だが、これで神聖魔法がバレたな。


 大盾と大剣を構えて周囲を警戒する。前方はフォルク1人に任せていいだろう。

 坂の上からの突撃、坂の下からの不意打ち、どちらから来るか。


「ヘイルストーム」

 目を凝らして警戒していると、セオが魔術を叩き込んだ。左右両側に一発ずつ、広範囲に攻撃できる魔術だ。ついでに手加減もしやすいらしい。

 右手の坂上から「ぎゃあ」とか「わぁ」とか喚いているのが聞こえる。当たったようだ。


「終わったぞー!」

 フォルクの声。あっちも片付いたらしい。


「周辺の警戒をしながら襲ってきたやつを縛っておこう。何人か手伝ってくれ」


 斜面に入って声のした辺りを探すと、倒れ込んでいる賊達がいた。辺りにはデカイ雹がゴロゴロしており、当たりどころが悪かった連中もいるようだ。流石にアルシアほどうまく調整は出来ないか。


 服を切り裂いてロープ代わりにして、後ろ手に縛り上げた連中を馬車まで転がす。

 周囲に他の気配はなし。襲撃はこいつらだけか。


「流石ですな。見事な制圧です」


「ありがとう。それで商会長、こいつらはどうする?ただの賊だろうが、尋問するか?町で引き渡せば報奨金も出るだろう」


「時間が勿体ない、処分していきましょう」


「なに?」


「ただの賊ですからな。問題はないでしょう。みんな頼むぞ」


「待て!こちらに神聖魔法使いがいるのは気づいただろう。神官がいる限り、そんな無体は出来ん。それに、尋問もしないとはどういう事だ?狙われた理由など知る必要も無いと?」


「神聖魔法使いと言っても冒険者でしょう?上級の冒険者パーティにはたまにいると聞いています。ただの賊を尋問してもしかたない。我々は急がねばなりません」


「……無抵抗な者を殺すわけにはいかない。両腕をへし折ってから看板でも立てておく。それでいいな?」


「……すぐに出来るのであれば」


「問題ない。10分で済む。みんな、一箇所に集めてくれ」


 賊の命なんて惜しむ気は無いが、こっちは教会育ちの子供を連れているんだ。無駄な殺しはしたくない。商隊の連中だって好き好んでやりたいわけじゃないだろう。…まぁそういう奴もいないではないが。


 賊共を一箇所に集め、服を剥いで頭に被せて結ぶ。腕が折れた状態では簡単に外せないし、暴れて外そうとすれば痛みで悶絶することになる。


「ウィー、こいつらを目覚めさせてくれ。その後は馬車に戻るんだ」

「う、うん。目覚めの霧を。アウェリス」


 魔法が発動して賊共が動き出す、ウィーを促して馬車に戻らせた。


「騒ぐな、騒いだやつから腕をぶった切る」

「な、なんだこりゃ――ぎゃあああ!」

「なんだなんだなにが――あぎゃあああ!」

 騒いだやつからと言いつつ、適当に近いやつから腕を砕いていく。簡単だ、少し力を入れて握ればバキバキと砕ける。


「もう残り半分だぞ?襲ってきた理由を言え。俺が納得したらやめてやろう」

 言いながらもバキバキへし折っていく。どうせ全員折るつもりだ。


 残ったやつはブルブルと震えだした。


「待ってくれ!俺達は金で雇われただけだ!」

「誰に雇われた。詳しく話せ。……ああ、お前の番、すぐそこだからな?」


 バキッ!ベキッ!恐ろしい音ともに仲間の叫びが上がる。それもどんどん近づいてくるんだ。怖いだろう?だが拘束を解こうとしたら速攻で潰す。闇の中で恐怖しろ。


「ひ、ひぃっ!知らねぇ!ほんとに知らねぇんだ!昨日の晩、いきなりやって来て金を置いてったんだよ!成功したらこの3倍やるって!」


「ふーん。まぁそんなものだろうな」


「これで勘弁してくれぇ!あ、あぐあああああ!」


 馬鹿が。人を殺そうとした癖に殺されないだけありがたいと思え。

 全員の腕をへし折り、頭に被せた服を外してしまった奴に被せ直す。後は近くの木に『盗賊』と刻んでおくだけだ。この後どうなるかなんて知らん。


「終わった。行こうか」

「え、えぇ、そうですね。出発だ!」


 頼まれた、か。正規兵が取り締まるならまだしも、こんな手段を使うとはな。これが侯爵家の仕業としたら、侯爵側も信じるに値しないようだ。






 その後も一行は歩き続けた。空が夕暮れの色に染まり始める頃、ようやく道は平坦になり、鬱蒼と並んでいた高木も姿を消す。開けた視界の先に、小さな村がぽつりと姿を現した。

 徒歩の者達は既に馬車に戻っているが、肝心の馬たちは首を垂れ、足元を揺らしながら呼吸を整えている。よくここまで頑張ってくれた。しかし、それを労う暇もなく、商会長の怒声が飛ぶ。


「町に入らず進め!日が沈むまでにもっと距離を稼ぐぞ!」


 どうやら商会長は本気で警戒しているようだ。町に入ったら問い詰めてやるつもりだったんだがな。

 とは言え残り3~4日、補給無しで進むのは無理だろう。侯爵側を信じる気にもなれないし、しばらくは黙って護衛を続けておくことにした。


 この日は本当に暗くなり始めるまで進み、細い街道沿いで野営をすることになった。






「みんなご苦労だった。疲れただろう」


「体はなんとも無いんだが、なんだかまた雰囲気が悪くなっちまったな」


「それだけ警戒しているというだ。昼間の襲撃が侯爵側の手回しだとすれば、経路を変えたのにも対応されているということになる。もっとも、あの程度の連中しか用意できなかったとも言えるがね」


「ふわ・・・あふぅ・・・・・」


「ウィー、飯ができるまで馬車で横になってていいぞ」


 野営と言うかほとんどただの野宿だ。見張り以外は狭い馬車の中でひしめき合って眠り、見張りは交代で夜通し警戒する。


「全く、村の宿くらい使っても大差無いと思うがね」


 セオがボヤきながら四角い金属を取り出す。それに魔力を込めると、硬い金属がうねるように形を変え、地面に突き刺さって広がっていく。さらにもう一つを取り出すと、壁や天井を作り上げて、小さな小屋が瞬く間に完成した。


「本当に便利だな」

「固くて寝心地が悪い。私としては宿で休みたいね。毒でも盛られるというなら話は別だが」


 完成した小さな小屋に入り、中の仕切りや寝台を作り上げていく。革袋一つに収まる簡易小屋だ。ただし室温操作は必須である。


「今夜の見張りは俺が夜通しやる。全員休んでくれ」

「いいのかよ、明日に響くぞ」

「2.3日眠らなくても平気だ。それよりフォルクには昼間の警戒を頼みたい。ウィーは襲撃があったらすぐに目覚めの祝福を頼む。セオは小屋を適温にな」


 それぞれに合った役割がある。俺の場合はそういう訓練も積んでいるし、グローリアスタッチでしばらくは誤魔化せるんだ。見張りをしながら馬の手入れもしてやりたい。


 竈を作って火を貰う。昨日買ったミルクとパンを使い、蜂蜜を混ぜて甘いミルク粥を作った。卵があれば完璧だったが、贅沢は言えない。今日のところは甘いもので活力補給だ。

 甘く濃厚な香りが立ち込めると、周囲から恨めしそうな視線が飛んできた。残念だが美味い飯を作るのも野営技術の内だ、不味い携行食続きでは力が出ないし健康も保てないぞ。



 食事が終わる頃にはもう真っ暗だ。篝火の用意など無く、ポツポツと燃える焚き火、空に輝く月、星の灯りだけが頼り。

 見上げれば不吉な月。煌めく星。あの全てが数年後に降り注ぐなんて言っても、誰も信じないだろうな。


 薄明かりの中で馬をマッサージしていく。既に汗を拭かれて水と飼葉を与えられているが、疲れ果てて食欲の落ちた馬もいる。力強い魔馬と言えど、今日はきつかったな。

 グローリアスタッチを光らない程度に押さえ、一頭ずつ念入りに揉みほぐす。終わったら昨日買った果物を一つずつだ。


『ぶふるるる』

「よしよし。お前が一番元気なんじゃないか?偉いぞ。んー?名前でもつけるか?」

『ぶひんぶひぃぃん!』

「そうかそうか嬉しいか。よし!じゃあお前の名前はオルバハルだ!これからもよろしくな」

『ぶっふん!』


 ふふふ、可愛いやつだ。黒い馬体の堂々たる雄なので、かっこいい名前にしてやった。まぁ借り物なんだが。


 最後に【清浄】でスッキリさせてやって終わりだ。これで明日も気分良く歩いてくれるだろう。


 火の近くに戻り、体が冷める前に茶の用意をする。


「よう、馬が好きなのかい?」

「ナタリーか、お前が好きなのはブラッドだろう?」

「なっ…!お前!」

「冗談だ。小さい子供みたいな反応が面白くてな。まぁ茶でも飲め」

「チッ!お前おっさんみたいだぞ」

「くっ、やめろ。その言葉は俺に効く」


 木の器に茶を入れてやる。小さな花の根を掘り出して乾燥後、軽く炙っただけのものを煮出した茶だ。これもスキルが無ければこの時期に見つけるのは難しい。


「うわ、苦いな。焦げた味がするぞ」

「慣れるとこれがたまらなくなるんだ。少し蜂蜜を入れればいい」


 脇に置いたものを取るふりをしてストレージから出して渡してやる。ナタリーは遠慮なくドバドバと蜂蜜を流し込んでから一口飲んだ。


「うん、飲みやすくなった」

「そうかよ」


 黙り込んで茶を啜る。辺りを見回すと夜番は俺達を含めて5人か。みな疲れが見て取れる。


「なあ……この仕事、変だと思わね?」


「そりゃあ言うまでも無く変だが、お前たちは直接商会に雇われてるんだろう?こういうのは珍しいのか」


「変だよ。バルタザールさんが指揮するのはたまにあるけど、それでもこんな変なのは無い。アタシらがいるのに冒険者を雇ってるし、野盗にも襲われるし、バルタザールさんの様子はおかしいし。アンタなにか知らないのかい?」


「さあな。積み荷がよっぽどの物なんじゃないか?それも聞いてないのか」


「知らないよ。あっちもなんだか知らないやつを雇って守らせてるし、変なことばっかりだ」


「なに?リオンとガイのことか?あいつらは商会の人間じゃないのか?」


「知らねぇ、この旅の少し前に顔合わせしただけだよ。バルタザールさんはアタシらを信用してないみたいだ」


「ふーん」


 あの二人は何者か?商会に雇われている護衛でも無く、冒険者でも無さそうだ。そうなると後は――


「なぁ?変な匂いしねぇ?」


「匂い?いや、別になにも……」


 口を閉じて目を瞑って匂いに集中する。そうすると鼻――ではなく、足の裏で感じ取った。僅かな振動。


「起きろ!!なにか来るぞ!!」


 俺の怒声で小屋からみんなが飛び出してくる。


「目覚めの霧を!アウェリス!」

 昼間も使った目覚めの呪だ。商隊の全員が一斉に覚醒する。

 その頃には、地面の振動は明確な揺れとなって伝わっている。


「どこから来る!?」

「待て。ファイアボール」

 セオの放った火球が空中で炸裂し、周囲を照らし出す。だが敵の姿は見えない。


「どこに――」


「アリだー!!」



 絶叫が響き渡る。

 野営地のど真ん中――地面が盛り上がり、巨大なアリの群れが、一斉に蠢き出した――!










 ――――――――――

「\私が村長です/」

「おい馬鹿やめろ」

「この話を書く前にオマージュという言葉が頭にこびりついて」

「サイバイビー読みたくなってきた」

火蟻「ファイナルアターーック!!」

 目から星が飛ぶほど痛いらしいです。代わりにここで☆を飛ばしておこう!

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