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将来のための毎日投稿   作者: 小説家になりたい
8/8

枕の位置を変えただけなのに (8日目 3月4日)

1437字です。



 ついにやってしまった。眠気に負けてやってしまった。


 いつかやるとは思っていたので、自分の中では「一週間か結構早かったな」という印象なだけなのだが、読んでいただいてる方からすれば「え?もうかよ」と驚かれること請負である。


 しかし、投稿を1日サボってしまったからといってまた今日もやらないとどんどんやる気を削がれてしまう。何日か前にも書いたが、途切れてしまっても何食わぬ顔して次の日から続ければそれで無問題なのである。ということです今日はなんとか描き始めることに成功した。このままの勢いで、なぜ昨日投稿できなかったのかの言い訳に突入したいと思う。


 原因は主に二つある。


 一つは、昨日久しぶりに長い時間外に出て歩き回ったからである。日本屈指の電気街、秋葉原を練り歩いた。カードショップ、電化製品屋、ファミレスなどを行ったり来たりした。引きこもりでほとんで家の外に出ない私には、楽しくもあったが同時に疲れを溜める原因にもなった。


 もう一つは、枕の位置を変えたことにある。こちらが今日のは本題だ。先程の一般的な理由から何やらよくわからない個人的な理由に説明が移るが、これが私にとっては1番目の理由より大きかったのである。


 枕の位置を変えたと言っても、ちょっと横にずらしたとかではない。頭の位置にあったのを足があった位置に置き、自分ごと布団の上下を逆さまにしてみたということである。


 これがどう寝心地に影響するのか。私も仕組みはまだうまく納得するに至ってないのだが、これで驚くほど寝つきが良くなったのだ。

 

 元々枕があった位置には、寝ている姿勢の頭のすぐ上に壁があった。しかし今はひっくり返っているので、頭の上に何もなく、足の下に壁がきていることになる。これが、私の寝心地に凄まじく影響していたらしいのだ。


 それが発覚したのは、今日朝起きてからだ。起きたら、少し枕が前の方にずり落ちていた状態で寝ていたことがわかった。元の枕の位置では起き得なかった寝相である。


 つまり、私の寝相は、掛け布団から足がはみ出るとか敷布団から転げ落ちるとかそういう類のものではなく、前に少しずつ動いてしまうものであったことが発覚した。今まで生まれてからこの方頭の上の位置に何かある状態でしか寝たことがなかったので、これは初めての発見であった。私は、寝ている間思ったように寝相が出来ず寝心地が良くなかったのである。


 スッキリした。なんだか長年の命題が解けた気分である。この新しい寝方の寝心地が良すぎて、睡眠の質が高まり、結果昨日の投稿に支障が出たわけである。


 昨日投稿が出来なかったことにあまり罪悪感がないのも、代わりに得たものが質のいい睡眠だからだろう。人間の三大欲求、食欲、性欲、睡眠欲の睡眠欲様である。これ自体はいわゆる俗説の一つであるらしいので、あまり当てにしすぎるとよろしくないが、人間の生活に睡眠が与える影響は絶大なものであることは確かであろう。


 (話は逸れるが、今人間の大きな欲求を定義するとしたら、三大欲求のほかに承認欲求が入ることは確かだろう。今の社会には、当時三大欲求が説として定着した頃にはなかったであろうSNSというものが存在する。簡単に多くの人々に承認されることが可能になったわけである。簡単に得られるものほど欲求が大きくなる物なのであろうか。)


 では皆さん、今日はこの辺りで終わりにしましょう。また明日お会いしましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

誤字脱字などあったら指摘していただけると助かります。

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