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~寄り道~

ブさブタを倒した魔法陣からマドリカる・パレードさんの玉座の間に転送した。





「お疲れ様でございました。ご主人様 攻略おめでとうございます」モーニングコート仮面のヴァトーが出迎えてくれた。Ⅰ塔目の攻略したときに楽しみしてたのに、違和感がなくて逆にがっかりしたw


「・・・・ご主人様?・・・何をなさっているのですか?」


「あ、ごめん、アドミスに渡す人形 作ってた」


「そうで ございますか。お続けください」


「ありがとう」


「それでは、Ⅲ塔の初回攻略アイテムをお渡しいたします」


僕がもらった、マドリカる・パレードさんのアイテムは僕が必要としてた能力のアイテムだった。



第Ⅰの迷宮 『おままごと の迷宮』 人型ぬいぐるみ系

      最下層Ⅹ階:変異モンスター『抱っこDX人形』弱点:中綿

      初回攻略 限定アイテム 『ハイキング

      通常時攻略方法:優しく抱っこして寝かせる・・・がめちゃめちゃ重い



第Ⅱの迷宮 『アンティークドール の迷宮』 フランス人形系

      最下層Ⅹ階:変異モンスター『立て巻きロールおフランス』弱点:中綿

      初回攻略 限定アイテム 『バイキング

      通常時攻略方法:立てロールをストレートにする・・・がめちゃめちゃ暴れる


第Ⅲの迷宮 『ぬいぐるみ の迷宮』 動物ぬいぐるみ系

      最下層Ⅶ階:変異モンスター『オーバーオールを着たブタ』弱点:中綿         

      初回攻略 限定アイテム 『マーキング

      通常時攻略方法:目の前で焼豚を食べると勝手に失神する・・・が罪悪感が生まれる




このアイテムがあれば旅の自由度が増す。交渉にも使える。でも、ミレーニアの お父さんが住むンレソの街にも行きたいが・・・・どうする?



寄り道をする



YES  or  NO


などと、頭の中で考えてしまった。


「あ、ミレーニア、少し寄り道していい?」


「なんじゃ?主、わ、笑いすぎて腹が痛いのじゃ」そんなにヴァトーの仮面姿が面白いのかなぁ?日本のアニメ界じゃ普通だけど



「ここから、1度マドンガセルさんの聖地に戻ってラシアの街を この目でみたいんだ。魔力をかなり使うけど、6日もあれば、ここに戻って来れると思う」


「6日でございますか?」


「そ、そうか、主も気になっておったか。あー、腹が痛い。がははははは」気になってるように見えないよ。


「よかろう、行こうじょ」


「ヴァトー、美味しいロイヤルミルクティーありがとう」


「またのお越しをお待ちしております。リン様」


僕とミレーニアは中心の魔法陣から上がり聖地の魔方陣で再びマドンガセルさんの聖地へと転移した。





「お帰りなさいませ。リン様 マドリカる・パレードさんのアドミスから伺っております」


お、床が直ってる。自動修復かな?、


「がははははは、久しぶりじゃのサンタババァ。がはははは、さっきの魔女っ子ババァと言い、本当に笑わかせてくれる」


「リン様、今からでも首を刎ねましょう」も、ものすごい殺気だ。


「あ、お、す、すまん。すまん。ちと笑い過ぎた」


「ア、アドミスさん、ここから、どちらの方角でへ飛べばいいのですか?」


「ここからですと、3本目の塔と4本目の塔の間、4本目の塔寄りとなります。リン様のお力ですと通常のスピードで2.65日です。休憩は含みません。ミレーニア様ですと魔力が足りませんから お留守番です」


「な」


「大丈夫、全力だから数時間で着くよ。それにミレーニアを抱きながら飛ぶから」


「うひょ!飛びながらか!我も初めてじゃぞい!」


「本当に違うから!」あ、アドミスの拳骨が先に飛んだw


「痛い、痛いのじゃ~」


「全く、硬い頭だわ。マドリカる・パレード様の秘書からリンクした通りの石頭だわ。こっちの拳が壊れるかと思いました・・・・失礼いたしました。リン様、全力で行くとなると帰りの、魔力が足りなくなり、向こうで数日休息をとるか、魔力回復薬を大量に飲まないとなりません」


「もちろん、休憩しながらも薬は飲むけど、マドリカる・パレードさんの初攻略アイテムがあるから帰りは大丈夫」


「なるほど、そうでございますね」そう、欲しかったアイテムが手に入ったのだ。


「ミレーニアこれ持ていて」僕はミレーニアに強化した大きな傘を渡すと抱きかかえて空高く飛んだ。

(傘:ただの傘 ゲーム内キャラクターをデコるただの傘)


「何じゃ、主、雨など降っておらんぞ」


「違うよ。傘を少し開いての先端を進行方向に向けて」


「・・・こうか?」


「行くよ。しっかり傘持っててね」


ドン!!!!!!!!


「な、な、な、なぁぁっぁぁ」


悪魔の翼のスキルを覚えた僕は翼なしでも飛行できるようになっていた。風属性のアイテム 『風神キーホルダー』で空気抵抗を極力なくし働く人シリーズのコスチュームアイテム『焦げた英雄』から酸素ボンベを装着して自分たちの空気を確保し、火属性の『爆速ブーツ』からジェット機のように火を噴き、魔力を最大級ので放出して一気に音速を超える飛行をした。空高く飛んだのは、衝撃波をアドミスさんに届かないようにし、強化した傘は戦闘機のように音速以上のスピードを出すためだ。


「さすがです。リン様、これなら、ラシアの街まで1時間と掛からないでしょう」




(風神キーホルダー(S):通常アイテム 風属性 自分の周りの空気を自在に操ることができる。 ゲーム内 風魔法の強化)

(焦げた英雄:作業着コスチュームの1つ 消防士タイプ 火属性、風属性、水属性、土属性のアイテムを持つ ゲーム内 見た目が消火活動を終えた消防士になる)

(爆速ブーツ(SS):通常アイテム 火属性 爆発力を利用して加速したり、炎を靴底から噴射する。 発動すると煙や爆音が出るのが欠点 ゲーム内 木属性のモンスターにダメージ追加)




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