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club and bar momentum of liquor  作者: 狐猫
1/1

出立

※未成年飲酒の描写があります

※当作品は未成年飲酒を推奨するものではありません

「おい、じっさんお代わり」

there is(ここは)club and(未成年)bar()momentum(来る場所)of liquor(じゃねえ)

「うるせぇよ」

明らかに未成年の見た目をした”少女”はガタイのいい男と談笑しながら次々と腹に収めていく。その腹にはまるで底などないかのように次々と酒が収まっていく、はずが酒を飲む少女を邪魔するものがいた。

「おいカエ17歳のガキが酒飲んでんじゃねえよ アホなるぞ」

「大丈夫だよ大丈夫、私にゃアルコールの免疫があるからな。」

「寧ろ酒が入ったほうが集中できるくらいだよ。」

"少女" こと酒野さかの 花楓かえではニヤリと笑って言った。

「大体なぁカッコつけて言ってるけどそれアル中の言う事だぞ…… ところでお前金そんな持ってんのか?」

「は? なんだって?」

花楓は何を言っているのか!? というように目をひん剥いて(・・・・・)驚いた

「75.5%ロンリコ151 コーラ割り   15杯 ¥37,500

ドーバー スピリッツ88%   700ml 12杯 \33,600

ドーバー ラム ダーク45%  900ml 10杯 \ 8,000

スピリタス 96%      500ml 15杯 \33,000

ってかよくこんなに飲めるよなのど爛れてんじゃね?52杯 \112,100 カネ(・・)当然持ってんだよな?」

にやりと人の悪い笑みを浮かべるじっさんことスミノフ

「は? いやいや何言ってんだ? 持ってるわけねーじゃん一銭も持ってない」

「ンな事ドヤ顔しながら話すなや ったくしゃーねーな今回はツケにしといてやる」

スミノフは頭をカリカリとかき呆れたように言った

「おおー ありがとうじっさん」

がしかし良い話には裏があるのが世の常

「ただし条件がある」

今回もその例から漏れず花楓にはその条件・・が重くのしかかるのであった

「んあ? んだよ」

「仕事だよ仕事 カネがないなら働け」

お金を持たぬものが働くのも世の常だがお金も持たぬ者の仕事など選択肢はない

「つまりは……まさかじっさん 私のカラダを狙って?!……」

「んなわけあるかボケが」

またもスミノフは呆れたと言うように頭をカリカリと掻いた

「だよねー じゃ仕事ってやっぱりいつものアレ?」

「よくわかってんじゃねぇかよ」

かくして花楓は()()()()()()仕事・・に向かうのであった。

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