表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

はじめての朝


「やばい…めっちゃ早く起きちゃった。」


 今日は、雄太の目が見えるようになってから初めての登校。緊張して早く起きてしまった。

 私は昨日、雄太と電話をした。


「退院おめでとう!。雄太目が見えるようになったんだよね? 明日からは別々で登校する?」


「ありがとう。明日はいつも通り一緒に行こうよ。」


 会話はそれだけだったけど、めちゃくちゃ緊張した。電話をすることは度々あったけど、雄太はもう目が見えていると思うと顔もあわせていないのに心臓がバクバクと鳴る。

 実は、雄太が手術を受けた時、私は一度もお見舞いに行かなかった。雄太に顔を見られるのが嫌だったから。だから明日も別々で学校に行こうと思ったのに。

 でも、雄太に一緒に行こうと言われたときは飛び跳ねるくらいうれしかったな。


「こら! 雄太が下で待ってるよ! いつまで寝てんの!」


 母親の怒鳴り声で飛び起きた。時計を見てびっくりした。約束の時間はとっくに過ぎている。あれこれ考えていたら二度寝をしてしまったらしい。もう最悪!。いつもより髪型きれいにしていこうと思ったのに…。

 急いで支度をして、家を飛び出た。


「お待たせ! ちょっと寝坊しちゃった! ごめん待った?」


 抱えていた不安を隠すように、できるだけ元気に言った。


「全然待ってないよ。じゃあ行こっか。」


 雄太はいつも通り変わらない態度だった。私の顔を見て何とも思わなかったのかな?。何を思ってるのかな。いつも通り会話をしているはずなのに気まずい。


「目の調子はどう?」


 余りにも気まずかったので私から話かける。


「全然いいよ。でも、まだまだ慣れないから何かあったら助けてね。」


 あぁ。変わらないな雄太は。この落ち着いた声というか優しさというか。

 好きなんだよなぁほんとに。


雄太と明子で交互に書こうと思いましたが、しばらく明子目線です。

感想待ってます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ