表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法世界のイレギュラー  作者: 立花 優
第1章〜入学〜
6/7

男を突き動かすのはいつだって〇〇

「お断りします。」

冗談じゃない、何故入学早々神楽先輩と実践なんてしないといけないんだ。

会った時から気づいていたが神楽先輩は魔法適性Lv5だろう恐らく。それに魔法適性Lv1が挑むなんて無謀過ぎる。チワワとライオンくらいの戦闘力に差がある。これはいじめだ、パワハラだ。


「そうです!正樹が入るなら入ってもいいかなーって思ってたけど私の正樹にそんな危ないことさせられません!」

凛、いつから俺はお前のものになったんだ。


「俺はやってもいいかなって思ってたんだけどダメか?正樹。中学卒業してから全然闘えてないからうずうずしてたんだ、暴れたい。」

悲報、仁は戦闘狂だった模様。お前割と大人しいタイプだと思ってたのにあれか、闘いになると性格が変わるタイプか。相手はお前の苦手な女だぞ。


「私もお姉ちゃんと久しぶりに闘いたい。今の私の力がどれくらいお姉ちゃんに通用するのか。」

あーあやめはそう言うパターンね。憧れの姉にどれだけ近づけてるかみたいな?


「でも俺は魔法適性Lv1ですよ。神楽先輩は多分Lv5ですよね?俺一人じゃ瞬殺ですよ瞬殺。」

もう一度言うがチワワとライオンくらいの差だ。俺はまだ死にたくない。


「問題ないぞ正樹、私1人に4人全員でかかってきてくれて構わない。それに…」

神楽先輩は俺の耳元で囁いた。

「お前達が勝てば私の体を好きにしてもいい」ボソッ


「やりましょう。そこまで言われて逃げ出す訳にはいかない。全力で闘いますよ。」

「正樹!?」

凛が驚いているが気にしない。神楽先輩のナイスバディを好き勝手できるのであれば俺は全力で闘う。神楽先輩の一言は俺をチワワから狼へとランクアップさせた。


「決まったみたいだね、では申請は出してあるから闘える所に移動しようか。」

完全に御門会長の掌の上で転がされてる感が否めないが仕方ない。男を突き動かすのはいつだって性欲だ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ