表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ノーパン殺人事件

作者: はんみょう
掲載日:2015/08/12

 遺体はノーパンで見つかった、うつ伏せの状態で後頭部を殴られた痕が、頭には女性者の下着、つまりパンティーが被せてある、そうパンティーだ!

 警察間ではノーパン殺人事件、略して隠語で『ノーパン』と呼ばれているこの事件が発生したのはもう五件目で、捜査はかなり難航していた。

 

 事件の概要はこうだ。

 被害者はどれも男性で会社帰りのサラリーマンから、ランニング中の大学生、中年、共通点は性別が男ということで無差別な犯行に見える。そして犯人も当然男性だろう。凶器は見つかっておらず、犯人が持ち歩いてる鈍器を使用したと思われる。

 そしてこの事件最大の特徴、被害者は下半身を露出しており頭には女性物の下着が被されているのだ。被害者は変質者という可能性はまずないだろう、頭部の下着には殴られた後の血が染みていて、犯行後に被されたのが明らかで、脱がされたズボンは現場近くに畳まれて置いてあった。しかし被害者自身の下着は見つかっていない。

 被害者は最初から下着を穿いていなかったのか、それはない。普通のサラリーマンや大学生がこうも連続で同じ行動をするとは思えない、犯人が持ち去ったのだ。

 ではいったいなぜ、何のために…。

 そして頭のパンティー…、これは犯人からのメッセージ、警察への挑戦と受け取って間違いない!


 TVニュース、今日も奇妙な無差別殺人事件が報道されている。

 哄笑し、TVを眺める犯人。

 「くははははは!まさか警察は思うまい、俺は脱ぎたての男の下着が好きなのだ、盗むことが容易ではないから殺しているとは、そして頭のパンティーには特に意味は無いことを…」

 下着の為に殺人を犯す犯人、遺体の状況。

 頭隠して尻隠さず、今回はそれがうまくいったようである。

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ