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存在意義  作者: 名無死
モノクロからセピアへ
4/4

はじまり

小1から小2までは

とても友達に恵まれていたと思う

毎日がキラキラと輝いていた

だからだろうか、とても自分に自身が持てた

何かがあると目立とうとする自分がいた

それ故に皆を見下し気味だった

今思うとそれが原因だったのかもしれない



小5の夏

それは突然だった

向けられる差別の目と浴びせられる罵声

慰めてくれる友人も最初だけだった

皆周りに流されて手のひらを返していった



最初は何とも思っていなかった


___これだから低能は…


余計皆を見下すようになっただけだった

むしろ馬鹿と離れられて清々していた


だがいじめはエスカレートし、直接的な物も増えていった


靴や教材を隠されたりボロボロにされるなんてのはほぼ毎日

教師にギリギリバレない様な物ばかりで、教員達に怪しまれるような事もなかった


それでも苦しくはなかった


いじめられてもずっと一緒に居てくれる友人が居たから


しかし、その友人も最後には裏切った

とうとう独りぼっちになってしまった


独りは苦しかった

いままでどうとも思わなかったいじめも、独りというだけでとても苦しく感じた


僕が何も言わないのを良いことにいじめはますますエスカレートしていった


それでも大好きな絵を描いている間は、全てを忘れられた


なのに

その絵すら否定された





___苦しい毎日に一筋の光り

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