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運命の輪  作者: ソルト
3/7

第3話【ターゲット】

内容に虐めが含まれていますのでご了承ください

利奈虐められなくなって3日後、私はいつもと変わらずクラスに入った。


そこで私の手からするりとかばんが抜け床に落とした。

なぜなら「もう陽菜は死にました」といわんばかりに机の上に花瓶に入った菊の花が置かれていた。

少しして我に帰りかばんを拾ってそっと花瓶をロッカーに入れる。


自分の席のところで私は半べそかきながら「誰?何のためにこんなことしたのふざけないで!!ねぇふざけないでよ」

思わず発狂してしまった、そして雪花のかたを叩いた

「キャー誰かが私の肩叩いてきたー幽霊だ!!怖ーい誰かここにいるよ!!」

凄くわざとらしくクラスに響く甲高い声で叫んだ

すると何人かも便乗して同じ様な事を言う。

私は此処に居るのに……生きてるのに。


「じゃあさぁ幽霊退治しようか…幽霊はさっさと消した方がいいでしょ」

桜が不気味な笑みを浮かべて、こちらを見たと同時に全身に鋭い痛みが走った。

痛みのせいか凄い吐き気がして朝食を全部吐くかと思った。

かすれた意識も痛みですぐにもどり、ヨロヨロとふらついて「ゲホっゲホ……」咳き込んでも暴力は続いた


2回目は背中とおなかを同時に挟むようにして蹴られた。


今度は朝食どころではなく胃ごと吐くかと思うほどの吐き気に襲われ床に倒れるそれでも尚、暴力は続けられた。

最初はいたかったのが分かったがもうなんか感覚がないただ体が熱いだけ。

声を出す気力も残ってなかった

このとき私は気が付いたんだ

【GAME】は終わってなかったただ【PLAYER】が利奈から私になっただけだったって……。

「あれ〜?おかしいなぁ手ごたえは有るんだけどなぁ」

桜の言葉に数人がクスクス笑った。


私は重い体を引きずりながら自分の席にやっとの思いでたどり着いて椅子にもたれかかる。

先生が入ってきて授業が始まる、すると利奈のときと同じで紙がたくさん飛んで来た。

中なんて見なくても分かるそう思って全部拾ってポケットに詰め込んだ。

先生からはなにも言われない、きっと授業をちゃんと聞いているように見えるんだろう。

たしかにわたしは授業を聞いていた、いや聞いているふりをしていたんだ。

授業なんて聞いてられる状況じゃなかった。

体中が「痛い痛い」って悲鳴上げていたから。

授業が終わりクラブの活動に参加すると

「あれ〜金管って6年7人しかいないのになんで8にんもいるのぉ」

【クラブなんかくんなよ


家にの玄関の前で手鏡見ながら無理やり笑顔を作った。

幸いまだちゃんとした笑顔が作れる、じぶんに「まだ笑えるねがんばれるね」って言い聞かせて玄関を開ける。

「だっだいま〜」いつものように無理やり元気な声で言った。

そういうとすぐに2階の自分の部屋に上がって着替えた。

服をぬぐだけで痛かった鏡で全身を見ると青あざだらけだった1日でこんなになるなんて…


夕食には私が大好きな母手作りシナモンロールがあった。

他の物を食べ終えてシナモンロールに取り掛かろうとした瞬間、今日の出来事やよみがえってきて凄い吐き気に襲われ胃の中の【何か】を吐きそうになった。

私はこっそりばれないようにシナモンロールを残して夕食を終えた。

幸い母と父は話に夢中で気が付かなかった。

その後風呂に入ると湯船に使った途端ものすごく体中がひりひりして思わず「いたい!!痛い痛い痛い」って声を上げた。


これから毎日こんなのが続くと思うと嫌になったけどまた鏡を見ながら「まだ笑えるね」って言い聞かせてそんな気持ちをかき消した。                                                             




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