第二話【RLAYER】
グロテスクな表現が含まれているのでご注意ください
また虐めが内容に含まれていますのでご注意くさい
次の日既に悲劇は始まっていた。
私は何も知らずに席に付いた。
そして利奈がいつものようにクラスに入って{おはよ〜}という
しかしクラスの誰も返事をしなかった。
その後個人個人にあいさつをしたが全く返事はない、完全に【無視】されていた
少しの間そこで立ち尽くし我に帰ってうつむきながら自分の席に向かった。
私は小さな声で「おはよう」と声をかけると笑顔で「おはよ」って返してくれた。
と思ったすぐ後後ろでドスンという鈍いをとがして私が振り向くと利奈の机の上に「死ね」だとか「呪い」だとか「消えろ」だとか「さっとと逝っちまえうざいんだよ」とかそれはもう酷かった。
私は呆然としてしまった。
利奈は大粒の涙をボロボロこぼしながらペタンと座り込んだ
このとき昨日の【GAME】が【いじめ】の事だって気が付いたんだ
それから数分間教室には泣き声だけが響いた。
「ガラガラ…」
先生が入って
「コラー利奈何してるさっさと席に付かんか!!」
何も知らないからそんな事が言えるんだと私は思った、いやそう思いたかった。
授業が始まる
そんな中利奈の足元には折りたたまれた紙が投げつけられていた。
1まいをひろって読むと中には紙いっぱいに「死ね」、「消えろ」ともう数え切れないほど書かれていた。
怒りの感情が込み上げてきて、鋭い目つきで雪花を睨みつける。
しかし雪花はまるで「私は全く関係有りませんよ♪」といわんばかりにすましたかおでこちらを見る。
私は放課後に2人を呼び出した。
「何?こんな所に呼び出して?」
「はやくようけんすませてよこっちも忙しいんだから」
2人は何の関係もないかのような口調でいってきた
「何?じゃないでしょあなた達がやってる事どういうことか分かってるの?昨日の【GAME】って虐めの事でしょ!!ふざけないでさっさとこんな遊び止めて」
すると二人は何かを話し始めた。
数分後……
「分かったよもう利奈を【GAME】の【PLAYER】にするのやめるよだからもう帰っていいでしょじゃあねフフフ…」
私は二人を帰した
でもね、今思えばこんなにあっさりいじめが終る分けなかったんだよね
こんなに簡単に…
次の日もう利奈は虐められてはいなかった
そういつもと同じ日常に戻ったんだ。
しかしこれも長く続きはしなかった。
それは同時に【GAME】の【ターゲット】が私になる事を意味していた…。