天国はどこにある 用語集 神・天使編
女神フリージア
アーシアを生み出した原初の女神であり、全ての神の頂点に立つ最高位の存在。
流れるような長い黄金色の御髪と、どんな相手をも見惚れさせる美しい面立ち、そして深い慈愛を湛えたスカイブルーの瞳を持つ万能の女神。その力は計り知れない。
全ての生物が産声を上げた瞬間からその成長を聖母の如く見守り続けてきた。とりわけノス・アルゴノスとノス・テリネウスを「わが子たち」と称して愛している。生前は死者の魂を死後の世界に導く役割も担っていた。
彼女を信仰対象とする「フリージア教」はアーシアにおいて最も信徒数の多い宗教であり、世界中にその勢力圏を広げている。
異種間大戦終結から僅か半年後に落命しており、死後はフリージア教内部で宗教戦争が勃発しかけた。彼女の死をめぐる混迷の後、フリージア教は多数の分派に枝分かれしたが、対立そのものは現在落ち着いている。
ガーレット神
フリージアに次ぐ高位の神。現在では神や天使を束ねる事実上の最高神となっている。
落ち着いた雰囲気の老人の姿をしており、見た目に違わず慎重で思慮深い性格。一方で気に入った人間には助力を惜しまない一面もある。
フリージアとは盟友であり、彼女の死の間際に託されたアルゴノスとテリネウスの未来を見守り続けている。
彼を信仰する「ガーレット教」はフリージア教に次ぐ巨大な宗教組織であり、フリージア教とは協力関係にある。
大司天使サ・フーラ
全ての天使を統括する立場にある最高位の天使。
「秩序」や「規範」の概念を司っている、別名「秩序の天使」。その力は他の天使はおろか並みの神よりも強力。
背中からは巨大な白い翼を生やし、両の手足に枷を嵌めた美しい少女の姿をしている。
常に穏やかな微笑みを浮かべており、目は閉じられている。歴史上でも開眼した姿は数度しか確認されていない。柔和な印象に反したやや機械的な言動が特徴。
金色の髪や顔立ちはフリージアに酷似しており、何らかの関係性が有力視されている。一説にはフリージアが自らの姿と力を真似て作り出した存在とも。生前のフリージアが担っていた死者の魂の導きの役目は現在サ・フーラが担当している。
彼女を信仰する宗教に「サ・フーラ導教」が存在する。
天使を信仰する宗教としては最大手であり、その規模はガーレット教に匹敵する。
秩序の遵守と他者への思いやりを教義とする同宗教の信者たちは社会的な信用度が高い。




