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2口目のあとで

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:2口目のあとで


ある日、彼女がウチに遊びに来た。


もう付き合い始めて3年経って、

そろそろ結婚の約束もしてみようかな

なんて思ってたところ。


でも、さっきから

変なメールばかりが送られてくる。


彼女「ん、どうしたの?」


「ん、いや別に何でもないんだけどさぁ」


俺はそのメールを彼女に見せた。


彼女「え?非通知ってw」


件名の所に「非通知」と書いてあるんだ。

そして内容は何も無い。


彼女と一緒に

そのアドレスに何度かメールをしてみた。


『あのー、このアドレス携帯に入ってないんですけど、記憶にも無いんですけど、あなた誰なんですか?』


彼女「…へんね?」

「ああ。いたずらかなぁ」


でも、こんな

いたずらメールしてくるようなヤツ、

俺の周りにも彼女の周りにも

居なかったはず。


彼女「もう無視しとけば」

と彼女は言うが、

これから頻繁に

こんなのが入ってきたんじゃ

無視と言うわけにもなかなか。


彼女「あーなんか喉乾いちゃったなぁ。ね、このペットボトルのジュースもらって良い?」


「ん、あぁいいよ」


彼女はさっき

俺が買ってきたなっちゃんを

2口ほど飲んだ。

そしてトイレに行った。


俺はテレビをつけて、

さっきのメールの事はもう忘れ、

とにかく今彼女と2人のこの時間を

大事にしようとしていた。


するとまた突然メールが。


「あ、ユカリからだ」


ユカリは俺と彼女の

大学の共通の友達。


(ユカリのメール内容)


『もうなんで電話にも出てくれないのよ!メールも返してくれないし!』


「んん?」


とりあえずメールで、

「どした??」と返してみた。

すると間髪入れずにユカリから…


(メール内容)


『佐保子、さっき事故で…!』


いきなり信じられないことを。

佐保子とは俺の彼女。

彼女が事故で亡くなったと言ってきたのだ。


「……は?」


俺は少し気になってトイレに。


(トイレのドア前)


「佐保子?佐保子ぉ?」


彼女がトイレに行って

少し時間が経っており、

それよりも何よりも、

今このトイレ前に来ていても、

人の気配が中に全くしない。


それが気になって、

俺は何度も名前を呼んだ。


「まさか中で…」

倒れてるのかと思い、

俺は無我夢中でドアを開けた。

鍵は掛かってなかった。


開けて見ると、誰も居なかった。


「…ちょ、…どういう事だこれ…」


さっきのユカリからの

メールが急に気になり出し、

俺は急いで電話を掛けた。


「おいユカリ、さっきの話、本当なのか!?」

ユカリ「嘘でこんなこと言うわけないでしょ!」


喋りながら少し調べてみると、

さっき訳のわからない

「非通知」の件名で

メールを入れてきたそのアドレスは、

名前がユカリに変わっていた。


訳のわからぬまま、

緊張か何かで喉の渇きを覚えた俺は、

さっき彼女が飲んで置いていた

テーブルの上のなっちゃんを飲もうとした。


「あ…れ?」


ペットボトルのキャップは

新品の様に硬く閉まっている。

でも中身は

彼女がさっき飲んだ分だけ量が減っていた。


俺は次にクローゼットの前に行った。

そしてクローゼットを開け、


「…なぁ佐保子、俺達もうそっち側に行ったほうが良いのかもなぁ。ごめんな、虫が良くて。…こんな彼氏で、ほんと済まない」


俺の車の前のところは

きっと凹んでいるんだ。

その確認すらできなかった。

過失。


それにユカリのアドレスは

やっぱり見覚えがなかった。

ユカリの携帯番号もやっぱりずっと、

「000-0000-0000」のまま。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=xUHWEEFSKx4

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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