電話(元未公開作品)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:電話
ある日、駅のプラットホームに立っていた。
そのとき電話が鳴った。
「3番目の車両に乗ること」
「わかった」
俺は素直に電話の声に従った。
なるほど、3番目の車両に乗れば
いろんな良いことがあり、出会いもあり、
何より事故に遭わずに済んだ。
そして買い物へ行く。
右のメモリーカードと左のメモリーカード、
どっちを買えば良いか迷っていた時、
「右のを買え」
また電話が掛かってきてそう言った。
その通りにして買うと、故障もせず、
延々使うことができた。
左のを買っていたらどうなってたんだろう?
これが今の疑問。
そしてデパートへ行くと、今には珍しく、
回転式ドアがあった。その右隣には普通の自動ドア。
珍しかったから回転ドアで入りたいなぁ
なんて思ってたんだがその時また電話が鳴り、
「そのドアはやめて、自動ドアで入れ」
とまた教えた。その通りにする。
入る時、回転式ドアで誰かが事故ってた。
「ふ〜ん」なんて思いながら
今度はデパート内の噴水近くに行く。
その噴水の周りに椅子が並んでおり、
右の椅子・左の椅子どっちにするか迷った。
電話が鳴って、「左」と告げる。
左の椅子に座っていると
右の椅子に水がぶっ掛かってきた。
どうやら噴水が少し壊れたようだ。
それから長い時間、外で過ごし、
ようやく自宅アパートへ戻った俺。
電話が鳴り、
「今電車が入ってきたんだけど、2両目と3両目、どっちに乗れば良い?」
と聞き慣れた声の持ち主が聞いてきた。
「3番目の車両に乗れ」と教えた。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬