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初夜のベッドに花を撒く係、魔族の偽装花嫁になる  作者: 棚本いこま
第一部 メイドと魔族の偽装結婚
30/55

◇30.おまけ:登場人物紹介


登場人物があらかた出そろいましたので、各キャラの紹介をお届けします。

次章が始まる前の復習にどうぞ!



~登場人物紹介~


●リシェル・テイル

亜麻色の髪、緑の瞳。人間。

森の近くでのびのび育つ

→祖父の伝手で王城勤めのメイドになる

→花嫁を攫いに来た魔族を引き留めて偽装結婚する

→魔王城でメイドに再就職(今ここ)。

本人は「自分は冷静な常識人!」と思っているが、

冷静な常識人は魔族の契約書にほいほいサインしない。


●ベルドラド・アウグスタ

黒髪、金色の瞳。天魔。

魔王ファミリー末っ子。

無邪気と見せかけて策士かと思えば

やっぱり抜けているとこもある、

初恋に全力投球で生きている魔族。

如実に感情を反映させてしまう尻尾が、

リシェルに「可愛い」と受けていることを

本人は知らない(知ってたらもっとあざとく使う)。


●カーネ、カニス、シアン、ペロ

純白の毛並み、つぶらな瞳。魔犬。

パンツはアクセサリー感覚で履いている。

各自の柄は縞々、水玉、ヒョウ柄、花柄。

4匹が合体すると、伝説の魔犬「ケルベロス」に

なれるとかなれないとか。


●テイジー・ジムノペティ

金髪、茶色の瞳。額に一本角。黒縁眼鏡。事務員。

親切丁寧、ローテンション、

曇りなき眼鏡の頼れるお姉さん。

毎日きっちり定時で上がるテイジーさん。

なんだかんだ博士と仲が良さそうなテイジーさん。

汎用、対アイザック用、肩のマッサージ用等、

各種金棒をコレクションしている。


●アイザック・モフモフ

青い髪、瞳の色不明。羊のような二本の角。

まん丸眼鏡。博士。

白衣のポケットには飴玉と爆発物と

夢が詰まっている。

研究対象は無差別に幅広いが、

特にゴーレムの研究に熱を入れている。

博士がいなかったら、リシェルはメイドに

再就職していなかった。

ファインプレーです博士。


●ツェツィリミア・ディセンビア

赤い髪、青い瞳。紅竜。

高位魔族であることと、

気性が荒いと誤解されがちなツン言動により、

友達が少ない。

普通に接してくれるリシェルに懐いてるとか

別にそんなことないんだからね。

ベルドラドとは恋愛小説の貸し借りをする仲。

なお、感想欄では読者のみなさんからも、

もれなく様付けで呼ばれている。

さすがですミア様。


●ベルドラド父

灰色の髪、金色の瞳。魔王。

年季の入った作業着を愛用。

足湯コーナーは先代魔王に

許可をもらってDIYで作った。

天魔だが、普段は角も翼も尻尾もしまっている。

ちなみにベルちゃん、もとい可愛い息子は

母親似らしい。


●ベルドラド姉(回想でのみ登場)

年の離れた弟を非常に可愛がっており、

何かとポスターを作りたがる。

ただいま旅行中のため、魔王城を留守にしている。

次章でも出番はない。ごめんね。


●ベルドラド兄(回想でのみ登場)

年の離れた弟を非常に可愛がっており、

弟がぼっちだったらどうしようかと心配している。

ベルドラド姉と同様、お出かけ中。

次章でも出番はない。ごめんよ。


■リシェルのおじいちゃん(故人)

孫思いのおじいちゃん。

片手で林檎を握りつぶせるタイプのおじいちゃん。



というわけで、おまけコーナーでした。


次話から「偽装結婚の終わり」編、毎週金曜に更新です。

リシェルが朝から押し倒されたり、二人が盛大にすれ違ったり、ベルドラドが全裸で滝に打たれたり、波乱の最終章となっております。お楽しみに!


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『初夜のベッドに花を撒く係~』
書籍版の情報は
角川ビーンズ文庫公式サイトで!

短編版の読み切り コミカライズもぜひ!
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― 新着の感想 ―
お、おまけなのにツッコミどころが多い…!? 魔犬達、合体してケルベロスになるの…? 3つ首の巨大犬なのに、4体…?? 1人だけ胴体担当??? 魔王城の足湯、魔王になる前に作ったんかい…。 いやまあ…
えっ 最終章!? ベルドラドの姉兄が出てこないのに!? そんな~~~~
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