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私を落としたいこの男の手口に私は乗ってあげるわ!

作者: 七瀬






“私を落としたいこの男の手口に私は乗ってあげるわ!”




私の周りである日、自分はモテるんだと自負する男が現れた!

ナルシストで自信満々、自信に満ち溢れているこの男。

この男! 今まで女性に1度もフラれた事がないと言う。

確かに見た目は、筋肉もほどよくつけてスタイルもよく身長も180㎝以上、

甘いマスクの小顔のこの男。

やたらと髪型が気になるのか?

常に鏡を持って、自分の顔にむかって何かブツブツと言っている。

この男が何を言っているのかよく耳を澄ませて聞いてみると?

“俺は世界一カッコいい! 俺はモテる! 俺はイケてる!”

この言葉を呪文のように唱えていた。





・・・私はこういうタイプは大嫌いだが、私の女友達は完全に

彼にハマってしまう!

この男は、私の女友達が自分に好意があると瞬時に感じ取り、

ゆっくりと彼女に近づいて来た。




『やあ! 君の瞳はとても綺麗だね!』

【ウルウル】

『友達に勝手に近づかないで!』

『寂しい事言うんだね、俺はただ彼女の瞳に吸い込まれてここに来た

だけだよ。』

『嬉しい!』

『ねえ、もう行こうよ。』

『ちょっと待って! また何処かで会えますか?』

『勿論! 君が俺に会いたいと想えば、何処でも会う事は可能だ!』

『じゃあ、また!』

『あぁ、またね。』

『・・・・・・』







・・・彼女は、ここから3か月後に亡くなってしまった。

後で聞いた話だが、私の女友達は私の知らないところで彼とこっそり

会っていたらし。

しかも? 1回だけじゃなく数回にわたって会っていたのだ!

きっと女友達は、彼に何かされたに違いない!

あんなに優しくて親身に私の事を考えてくれる女友達は私の近くに

一人もいない!

絶対に私はあの男を許さない!

あの男は、たぶん! “サイコパス”なのかもしれない!

女友達は貯金額が8000万ほどあったらしい。

私も警察に事情聴取で訊かれるまでは、何も知らなかった。

そのお金が、ある日を境に多額のお金で数回にわたって引き落とされて

いたというのだ!

彼女が死ぬ間際には、彼女の通帳の残高は? 1万円ほどしか残って

いなかったという。

それに彼女の近辺では、若い男性が出入りしていたとも言っていた。

金髪の背の高いホストクラブで働いているような男!

これは間違いないと思った!

あの男だ! 絶対にあの男が私の女友達を殺したに違いないわ!

それなら、今度は私があの男の相手になってやる!







 *







私は偶然を装い、あの男の横を通り過ぎる前にこの男に声をかける!



『あら? たづなと仲が良かった、あの? えーと?』

『あぁ! たづなちゃんの友達? 俺は幸樹だよ。』

『そうそう、幸樹君! たづなから聞いてたから知ってたの。』

『“これも運命だね! 今時間があったら? お茶でもどう?”』

『いいわよ! たづなの事も聞きたいしね。』

『話が速いね! じゃあ、この近くに美味しいカフェがあるからそこで!』

『えぇ!』





私は、たづなは間違いなく! この男に殺されたと思っている。

だから、この男に白状させたかった、手綱を殺した事を、、、。




『たづなとはまだ会っているの?』

『えぇ!? 聞いてないの? たづなちゃんはもう亡くなったよ。』

『そ、そんな! 何時なくなったの? 私はつい最近この街に戻って

来たばかりで何も知らなかったの。』

『“自殺らしいよ。”』

『えぇ!? そうなの?』

『あぁ、警察で訊かれた時に警警察官がそう言ってた。』

『・・・そ、そうなんだ、』

『あぁ!』






私が警察官から聞いたのは? “殺人だと聞いた!”

誰かに恨みを買って殺されたんだと、、、。

だから警察官が私にこう聞いたの!



『たづなさん? 誰かに恨まれていたとか? そういう話を周りでも

いいんですけど、聞いた事はないですか?』

『あんないい子が、誰かに恨まれたりなんかする訳がありません!』

『・・・そ、そうですか、』

『でも、どうして?』

『最初は自殺だと思っていたんですが、よくよく調べてみると? 

これは殺人だと分かったんです。』

『・・・だ、誰かに殺された、』

『あぁ、はい、』








・・・だから私はこの男の言う通りにしてあげる。

私を落としたいこの男の手口に私は乗ってあげるわ!

そして私がこの男の罪を暴き、しっかりと償ってもらうの!

私の大切な女友達を殺した罰よ!

私はこの男を絶対に許さない、私がこの男を刑務所にぶち込んでやるわ!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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