プロローグ3
「ようやく目覚めましたね、凪」
その声は、透明感のある透き通った声だった。
「私の名は、ネイト。突然ですが、あなたには、あなたがいた世界はではない世界はで、冒険者として旅をしてもらいます。」
俺の予想通りの展開に、驚くと同時に納得もする。
そして、聞いておかないいけない事があるに気付き、しつもんする。
「こんな空間にいる時点で、そんな事を言われるだろうとは、思ったよ。それで、俺は、死んでいるのか?」
「いいえ、死んではいません。あなたが寝ている間に体と魂ごと、この空間に連れてきました。そして、あなたのいた世界の時間は、連れてきた時から動いていないので、今戻りたいと思うなら帰ることは、できますよ。まあ、対価を払うことになりますが。」
とネイトは、微笑みながら言った。
おい。強制的に連れてこられて帰るには、対価が必要とか。どうせ、対価は、元の世界に帰ったとたんに死ねとかなのかなぁ。仕方ないのかなぁ、今季のアニメは、原作読んでるばっかりだし、いいとして読みかけの本があったんだけどなぁ、などと思いながら、戻る事を半分諦めつつ言う。
「俺は、新しい世界で、魔王とか倒さないといけないのか?」
「いいえ、倒さなくても倒してもいいですが、旅をしてもらいます。ただ、元の世界に戻るには、倒す必要がありますが。もちろん、その間も元の世界の時間は、止まった見たいでままなので、ご安心を。」
そういうと、
「下を見て見てください。これがこれから行く世界です。」
と、言われ顔を下に向けると同時に、目の前が急にひかり下に吸い込まれて行く、
そして、気がつくと、木の小屋の中にいた。
あの、無理やりすぎませんか、俺まだ、行くとは言ってないです。
プロローグは、次で終わりです(予定)。