転校してきた女の子がバリバリのスライムだった

僕の名前は平凡太郎。16歳の童貞だ。

今日は転校生がやってくるらしい。

どーでもいい。どーせ僕は仲良くできない。

コミュ症になって８年。年季が違う。

ガララッ

ドアが開いた。転校生だ。

！

スライムだった。

「おい..みろよ..」

「ああ...すげーな」

教室はざわざわしている。

当然だ、スライムが教室に入ってきたのだから。

「なんて可愛い女の子なんだ」

え？

「あんな美少女みたことない・・」

「アイドルかな？」

「目に優しい、空気が美味しい・・」

みんなどうしちまったのだろうか？

美少女もなにも、性別の判別など不可能だ！

まんまスライムだぞ！

どーゆーことだ...

は！

転校生（スライム）が僕をみている・・

「えー、じゃあ、スラ石イム子ちゃんは、そーだなー、平凡の隣に座りなさい」

「え！」

なぜ僕の隣に！俺の隣には乳張（ちちはる） 強調子（きょうちょうこ）という女子がいるはず..え、なんで！？乳張、席を移動しているよ..

ああ・・

スライムが近づいてくる。

きた・・

うう・・

「・・よろしく」

話しかけられた・・！

隣に座ってるよお・・・

「えー、それでは一時間目をはじめます」

「ねえ、平凡くん」

「な、なに・・」

緊張感......

「教科書見せて」

「あ、はい・・」

ドキッとした。

教科書を見せ合う僕たちの距離は近くなった。

そういえば聴こえる、春の足音、恋の駆ける音..

完

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村人にむりやり踊り子の衣装を着せられた男の子...なぜか魔王と戦う旅に行かされることになり...

「◇◇◇踊り子の衣装を着せられて、魔王と戦うことになったんですけど！！◇◇」

を連載中です(❀╹◡╹)ノ゛

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