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銃を片手に最弱(さいきょう)学生やってます  作者: Ryo
第1章 めんどくさいがやるしかない 学校選抜を勝ち抜いてやる
4/11

作戦(コード) 1-3

読者の皆様開いて頂きありがとうござます。

今回は少し長めのものなのですが今まで投稿した中で

ここがわかりづらいや意味がわからない、文章がおかしいなどのご指摘を頂けると嬉しいです。

評価の方ももしお時間が開けばよろしくお願い致します





「よし、みんないるな?」

おれはみんなを見渡す、全員市街地用に灰色ベースに変えてある。さてここは廃工場のようだからC地点だな。俺は即座に地図を頭に思い浮かべ仲間の配置を考える。

「まず狙撃兵は半径8キロ以内で円を描く様に高いところから索敵をしてくれ、乗車1に対して狙撃兵2の3人グループで別れるんだ。交代して休めよ」

そう指示すると元から用意してあった4輪駆動車を使いすぐさま動き出した。

「さて、タンクはまだまだ先だから装備を外してここに拠点となる様にテントや設備を頼む、製作も同じように手伝ってくれ。潜入は仕事をしてもらう。2人と3人で別れてくれ、まずは近場のBとFの確認だ」

「「「「りょーかい」」」」

さぁ、俺は用意して置いたハンモックの上で寝るか。




「伊坂!起きろ!」

「んん?なんだ?」

クラスメイトの声で起きる。どれくらい寝ていたのだろうか。今回は夢を見なかったな。

「潜入から連絡が来た、今Dに敵はいるらしい」

ふむ、BとFの偵察を終わらせて行ったのか早いな。

「よし、俺が話す。」

そう言ってハンモックから降りると無線機器を手に取る

「こちら伊坂。潜入班敵の兵種と数それに兵器類は特定できたか?」

ジジジジ

少しノイズが酷いな。

「こちら潜入班。敵の兵種は詳しくはわからないが突撃兵20偵察兵5工兵15となっている。兵器は迫撃砲やRPGが多めで偵察装甲車が1にトラックが2だ」

結構工兵が多めだな。兵器も多い物量を使って火力で押すつもりか。

「敵はどうだ油断しきっているか?あとこちらへ向かっているのか?」

「はい、余裕を見せています。こちらの位置は知らせるように分かりやすくなってるので気づいています。このままだと翌日にはつきますね。多分話を聞く限りでは夜は野宿っぽいですね」

よし、決定だな。

「わかったそのまま監視を続けてくれ」

「了解」

ピッ

さて、次は偵察班だな

「こちら伊坂。偵察班に通達敵はFから大通りにそって移動中。集結して狙撃ポイントを絞れ。以上」

拠点に緊張が走る

「では、この場にいるものに通達をする。トラック2台を使い敵が野宿するであろう場所に奇襲をかける。様に思わせる。こちらは後方にいる狙撃部隊の射程圏内までおびき寄せるのが仕事だ。タンク班まかせたぞ。突撃兵ももちろん参加だ」

「了解」

「では10分後に出発する。準備をしてくれ」

そそくさと張ってあったテントや設備を片付ける。と言ってもデータに戻すだけだが、今回の作戦はこうだ。


1敵に自分達が奇襲する様に思わせ迎え撃たせる

2そのままやられて押されている様に見せ後退していく

3狙撃チームの射程圏内にはいったらリーダー格から順に潰す。

4この時、狙撃兵と一緒にいる工兵によって敵の装甲車を撃破。


相手が油断している。更にそんなにはレベルが高くないからこんなに簡単な作戦でもいいがこれからはこんなに上手くいかないんだろうな。


……めんどくさ


ガッシャ ブゥゥン

「全員準備できました。」

仲間が声をかけてくれる。さぁ、気楽にいこう

「あぁ」

途中で俺は垓のいるビルに立ち寄る事にした。

全ては俺が戦闘現場に行かないためだが。

俺は仲間が運転する4輪駆動車の後ろに乗って

揺られながら到着を待つ。


「よう涼、とりあえず大通りの道にC4仕掛けといたからよろしくな」

本当にこいつは手が早いな。うん助かる助かる。よし、やってやるか。

「じゃぁ俺はここから指揮をする現場の指揮は垓に任せたぞ」

俺がする事はもうほとんどないだろう。

そう、この戦いではだ。

「おう、行ってくる」

そう言うと俺が乗ってきた4輪駆動車に乗って戦地へと向かっていった。

「さてと、今の内に布石を打っておくか」

俺はすぐさまに潜入班が調べた幹部組の情報を狙撃ポイントにいる仲間に伝えて場所を確認させた。幹部4人は各小隊長をやって外で陣取りリーダーは装甲車の中に隠れている様だ。

「よし、各班に通達する。突撃兵、潜入班は前線で戦い幹部以外の敵をできるだけ倒せ。その時にはわざとやられるフリをしたり苦戦して下がる事を忘れるな。次に狙撃班幹部組を狙い撃ってくれ、雑魚の処理も忘れるなよ」

各々から無線で応答が返ってくる

と、垓から全体への無線が入る。

「みんな、狙撃班の射程圏内に入るところにC4を埋め込んである。合図をしたら離れてくれ。以上だ」

おーそーだった言うの忘れてみんなを殺すところだった。

「涼!あんた危ないじゃないの!バカ!」

とみよがきれてくる。うん、久しぶりにこのうるさい声を聞いた気がする。

「お前は後方だから危なくないだろうがよ」

あーうーるーさーいー。

「そーゆー事じゃなくてね!」

またみよがグチグチ言いはじめようとしている時に

「お二人ともその辺りにしてくださいね。…敵が来ました」

みんなの和んでいた空気が一瞬で消えた。

さぁ、上手く進めよ。



垓side

さて、涼から任されたわけだが苦戦しながら勝てとか無茶を言いやがって…はぁまぁこれも勝つためだやってやるさ。そうこう考えているうちに目的地に着く。

「三秋ついたぞ」

運転していたクラスメイトが声を緊張させて話しかけてくる。まぁこれで負けたら退学な上に今までの努力が無くなる訳だしな。

「あぁ、そう緊張するな大丈夫だ」

「あ、あぁ」

さてと敵が来たようだ。

C4まで上手く誘導できるかが勝負だな。

「翼!タンクと突撃兵の隊長として頼むぞ」

「あぁ!任せとけ!」

よし、戦闘開始だ。



ガラララララララ カツッカツッカツッ


「8組のみんな!落ちこぼれなんて楽勝だ!蹂躙を楽しめ!」

相手の幹部組の男1人が悠々と歩きながら笑って声をかけている。さてと向こうも気づいてるだろうが奇襲をかけないとな。

「こちら垓、みんな奇襲をかけるが迎撃されてくれよ。なるべく被弾は避けろよ。」

無線機を使い声を潜めて伝える。

3 2 1

「殺し尽くせ!!」

誰かがそう叫んで突撃する。

「来たぞ!奇襲なんてバレバレだ!やっちまえ!」

相手も負けじと声を出す。

バラララララ バスッバスッバスッ

タッァンタッァンタッァン

銃声が鳴り響く

あちこちで仲間が戦う

心を熱くだが頭はクレバーにだ

「よし、みんな下がり始めるんだ」

銃撃を続けながら敗走するかのように逃げるフリをして指定のポイントまで連れて行く。

相手は装甲車を前に隊列を組んでいる。こちらにとっては誘導しやすくやりやすいな。

「みんな!路地や遠くまで離れろ!」

ピッ


ダガァァァァン


仕掛けておいたC4を起爆する。

これによって装甲車は誘爆し、周りの兵士たちは死んで仮想世界から退場していく。

ちなみにしたいは残って意識だけ現実に戻る。

それに対してこちらの損害は軽傷ばかりだ。

後は美代子達狙撃班だな。

任せたぞ…


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