作戦(コード) 1-1
今回短めで次長めです!
朝俺はいつもよりも早く起きて学校に来た 。
と言ってもみんな席についているがな、おれにしてはという事だ。
俺は教室に入るや否や教卓に立つ
「あー、みんな聞いてくれ!」
やはり総勢40人のメンツに見られると緊張する
「近々校内選抜戦があるよな?もしこれで学年優勝できなければ俺らは退学になることは知ってるはずだ」
ここでおれはみんなの反応をみる。
黙ってこっちを見つめるもの
ゲームをするもの
まぁ、様々だ。
チラッと翼と垓を見るとアイコンタクトを
送ってくる
「頑張れよ!」
「どーなってもしらん」
うん、こいつらはいつも通りだ
「優勝しよう」
シーン
「「「「無理」」」」
いやいやいやまてまてまて、そんな口を揃えて言うことでもないだろ?
「みなさん!私達もっと頑張りましょうよ!せっかく涼くんが声をかけてくれたんですよ?」
そう声を上げてくれるのは風子
あぁ、なんて優しいんだ。
「そうだぜ、こんなやつが声を出すなんて珍しいぞ?」
珍しいのはお前だよみよ話に乗って来るなんてな、まぁ今回はラッキーだ。
これによって女子はヤル気になっている。
このノリなら男子もやるしかない
みんながざわめく
「だが俺らは12組だぞ?倒せるのか?」
誰かが不満を言う。そう俺たちはおちこぼれの12組実際に戦う相手は半分くらいだが上が11組もある。
「どーせ辞めるならやってみようぜ?」
この翼の一言で男子もやる気になった
「よし、みんなありがとう。じゃあ俺と翼、垓で男子を美代子と風子で女子をまとめるか」
そう話し合いながら俺は昨日決めた訓練メニューとメンツの振り分けを話した
「俺たちは男子28女子12だ。まず女子は工兵と狙撃兵のみにする。と言っても乗車などの支援スキルは磨いてもらう。次に男子だが全員突撃兵だ。副スキルで5つに分けるがな。1狙撃2乗車3潜入4製作5タンクだ」
ここで一旦区切って4人の顔をみる。
「それはいいけど女子はなんだか安全過ぎない?」
まぁこーゆー質問は予想していた。
「当たり前だろ、男の中に女子が混じってたら男子が側にいようとして戦闘にならない。それにあいつら男子に器用な事できるやつが多いようにみえるか?」
「ごめん、わたしが悪かったわ」
美代子はどこか遠くを見つめるような目をした
わかってもらえて何よりだ。
「じゃあ話を戻すが、まず狙撃に関してだが美代子お前に指導を任せるそれと女子は偵察兵にしたいから垓もサポートで教えてやってくれ」
「「わかった」」
「次に乗車と製作、これは風子頼む。こっちはまぁ当たり前だが工兵にしてやってくれ」
「わかりました」
「翼は潜入とタンクだ。潜入は言うまでもないがタンクは鬼のように指導してやってくれあいつら前衛がいなくなるとなりたたないからな」
「まかせとけ!」
「訓練メニューは俺が幾つかリストアップしておいたからあとは各リーダーが決めてくれ。
以上でブリーフィングを終わる」
これと同時に朝のホームルーム開始のチャイムがなった
現在クラスのメンバー
男子 突撃兵 狙撃5
乗車5
潜入5
製作5
タンク5
女子 偵察兵 狙撃5
工兵 乗車・製作5
クラス タイプ 人数
クラス→兵士の種類・それによって補正がかかる
突撃兵→体力・射撃に補正がかかる
偵察兵→索敵範囲が他に比べ大幅に広く敵の情報を調べられる。
注 潜入は敵の情報を詳しく調べられる上に敵に見つかりにくい補正。
工兵→敵の兵器を壊しやすい等色々兵器に補正がかかる。
タイプ→技術のようなもの班として呼ばれる事も多い。後々副タイプもでてくるが大体はタイプの劣化版。
注 ほとんどは自分の腕。センスはどのクラスやタイプに向いているかのグラフみたいなものでしかない。