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部門

「なんで今俺はここにいるんだよ!?

俺は受験生だぞ!?勉強だよ!?わかる!?勉強すんの!」


『まぁ、落ち着けって。

俺はな…』


夏休みだってのになんでビッグ・アート部門の部員でもないこの俺が学校にいるんだよ!?


朝はじめに連れられて気がついたらここにいたってわけ。


はやく理由を言え!


でないと俺は納得できない!


『こうき、俺はな…本当は…

“こんな部門入りたくなかったんだ!!”

だからお前が必要なんだ!!』


…………


「…帰る。」


意味がわからん。


夏休みは筋トレして身長伸ばして


ボッキュッボン!!な女つくって


毎日パラダイスなんだはずだったのに!


まじふざけんなよなぁ!


『お願いいたします!

こうき君!

いや…こうき様!』


「うるせぇ!黙れそんなつまらん理由かよ!」



まぁ、はじめは俺のダチだ。


1日ぐらい許してやろう。


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