プロローグ2
これは医学部受験生のなれの果て、所謂超多浪生の英大が一念発起し再び医学部を目指すものの合格をすると異世界転生してしまうかもしれないという物語である。
(もちろん本人は今は知る由もないが……)
――
最近、英大は焦っていた。英大が通っていた高校は県内随一の高校である。故に友達もエリートばかりだ。
医師を目指すもの、弁護士をめざすもの、大学院に進学したもの、多浪して東大に入学したもの……。
それぞれが、目標を掲げて努力していた。
しかしながら数年前までは、中見かけ上は学生であったため、よく仲間内で「俺たちこの歳になって働いてない社会不適合者www」と笑いあっていたものだ。
だが英大は今年でもう27歳。周りはもう医師、弁護士、研究者、外コンで働くもの、自分以外は皆立派に社会に貢献していた。
片や大学にはほとんど行かず、働くのでもなくほとんど家で過ごし、携帯代すら母親に払って貰っている始末である。
――
ピロンッ
『英大久しぶり~。来週、○○が出張でこっち来るらしいから日曜一緒に呑みに行かね?』
英大はLaneを開かず、通知欄でその文章を読んだ。
(……)
そして2時間後に返信した……。
『○○、誘ってくれてありがとう!でも最近忙しくて、その日バイト入ってるから無理そう。ごめん(^^;』
――
ピロンッ
『そっかー。残念。また誘うね。』
(……)
英大は罪悪感と劣等感で押しつぶされそうだった。
「何でこうなったんだろう……。」
誤字脱字、読みにくいなどありましたら遠慮なくご指摘ください。ド素人ですので勉強になります。
※この小説はフィクションです




