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曇り
「幸せってなんだろう。」
僕は雑多な綺麗でもない、ただ濡れてる町をずっと眺めていた。
今日、突然こんなことを思った訳ではなく何回もあって、その度にどうすることも出来ない気持ちが溢れて来て、落ち着かせようとするために夜風にあたり、静かな曲を聞き布団に入った。誰だって考えるかもしれないし、そんなに特別な考えじゃないとはわかっていても何故かぐるぐる考え込んだ。そうしているうちに、雀が鳴き始め、太陽の光がカーテンの隙間から差し込み朝になってることに気づく。この時、夜が終わったことにほっとする。
最近になってやっと少しこの無謀な努力に僕自身の答えを見つけることが出来たと思う。実際、答えといえるかどうかは分からないとこだが。