第160話 鹵獲と南大陸遠征艦隊
第160話を投稿します。
鹵獲された「TU-boot01」・・・
忘備録を兼ねて南大陸遠征艦隊の構成を書いてあります。
南大陸遠征艦隊が南西諸島新大島沖で集合し、南大陸に向けて出発する4週間前。
佐渡島でのドルツ国上陸隊を送り出したTU-boot02、TU-boot05はその直後P-1に補足され、97式魚雷(短魚雷)の餌食となり、機関部に浸水し沈んでしまった。
なお作戦に加わっていたTU-boot03、TU-boot04、TU-boot06は上陸部隊を抱えたまま、海底に沈められてしまう。
それより1週間前、欺瞞工作により対馬に上陸隊を送り出した「TU-boot01」は、南大陸方面に向けて航海していた。
途中、合流ポイントにてドルツ国貨物船より資材・弾薬等を積み込み、今度は上陸本隊である佐渡に資材を届ける為に日本に向けて転進していた。
更に1週間、慎重に進んでいた「TU-boot01」は、能登半島を大きく迂回し、沖200Kmを静かに進む。
特に長波無線での指令は届いていない。
ただし、海上自衛隊においてドルツ国使用の長波帯域を妨害していたためであり、本国では懸命に連絡を取ろうとしていたようで、いろいろ交信が入っていたが、その全ては「TU-boot01」に届かなかった。
「よし、上陸地点まで、約80海里(約150Km)となった、予定通り転舵する」
「やー」
「転舵面舵30度、5秒前、4、3、2、1、転舵今」
「転舵面舵30度、20、25、30」
「舵戻せ」
「舵戻します」
「艦長、予定コース乗りました」
能登半島を迂回し、約200Kmを北に進んでいた「TU-boot01」は佐渡への侵入コースに入った。
「航海士時間はどの位だ」
「はっ転舵位置から約8ノットで10時間後です」
「了解した。聴音手、スクリュー音を捕らえたなら即報告」
「了解」
「よし陸が近い。静穏潜航に移行」
「静穏潜航開始」
艦内のライトが一斉に赤くなり、静穏任務に入った。
以後くしゃみも咳も口に手を当て、音を立てない様にしなければならない。
聴音手が小さな声で報告する。
「50Km以内大型船スクリュー音はなし。小型・・30m以下漁船と思われる音感多数」
「了解した。速度10ノットに上げ」
「速度10ノット」
少しでも上陸隊に早く荷物を届ける為に速度をあげた。
その時、能登半島から佐渡までを哨戒していたP-1が、磁気を捕らえた。
新潟空港に転進していた厚木基地所属第4航空群第3飛行隊にドルツ国特殊潜水艦捜索の命令が下っていた。
「海中磁気コンタクト」
「ソノブイ投下用意」「投下用意完了」「投下」「投下」
P-1「シーイーグル03」はソノブイを投下して音響測定を開始する。
ドルツ国聴音手が「んっ」「どうした」「海上で音が・・魚の様です」
「脅かすな」
ソノブイが投下された音ではあるのだが、小型パラシュートで着水する為、魚の飛び跳ねた音程度である。
一方「シーイーグル03」は聴音観測を開始する。
「音響手、報告」
「報告します。不明艦は深度20m、速度10ノット、大型艦です」
「なに、例の特殊潜水艦か」
「はい。音紋が一致。上陸用潜水艦と同一」
「報告。こちら第31飛行隊シーイーグル03、ドルツ国特殊潜水艦コンタクト。位置を送る」
「了解。第14護衛隊 DD-130「まつゆき」、DD-151「あさぎり」が七尾湾に待機している、以後誘導して欲しい。なお、上からは鹵獲をしろと指示が入っている」
「シーイーグル03了解」
「鹵獲か・・呼ぶか」
「シーイーグル05、こちらシーイーグル03、佐渡沖でドルツ国特殊潜水艦コンタクト。協力願いたい」
「こちらシーイーグル05、了解、海域に向かう」
「シーイーグル03了解。鹵獲だそうだ」
「シーイーグル05了解。難しそうだな」
対馬沖でドルツ国特殊潜水艦をロストした海自は、佐渡の上陸部隊に物資を届ける筈だと、P-1を2機態勢で能登半島から佐渡に渡って綿密な調査を実施していた。
その上で、舞鶴の第14護衛隊から2艦を、発見した場合を想定して、七尾湾に派遣していた。
「こちら第14護衛隊「まつゆき」、シーイーグル03、誘導を頼む」
「こちらシーイーグル03。了解。位置を送る」
「こちら「まつゆき」、僚艦「あさぎり」ともに向かう」
「こちらシーイーグル03、シーイーグル05と共にキツネ狩りを行う」
「ははは。「まつゆき」了解。追い込みは任せて欲しい」
「こちらシーイーグル03、よろしくお願いします」
第14護衛隊のDD-130「まつゆき」、DD-151「あさぎり」はガスタービンエンジンを始動させて七尾湾から対象海域に向かっていた。
シーイーグル03からの報告は引き続き入っていた。
「対象進路変更なし。佐渡に向かっています」
シーイーグル03は先行してソノブイを複数投下している。
僚機シーイーグル05と合流した最新P-1の2機はドルツ国特殊潜水艦を追っている。
途中で交代機のシーイーグル01とシーイーグル02に交代している。
「まつゆき」と「あさぎり」は22ノットで特殊潜水艦に迫っている。
ドルツ国特殊潜水艦では
「そろそろ島が見える所だな。潜望鏡深度」
「潜望鏡深度」
「潜望鏡上げ」
「上げます」
艦長がのぞき込む。
シーイーグル02のレーダーに潜望鏡が捉えられる。
「対象潜水艦、潜望鏡を出しています」
「了解。少し離れよう」僚機にも即時伝えられる。
艦長は360度の全周警戒を実施する。
「なんだあれは」
副長に代わる。
「プロペラがありませんね。大型の4発機には間違いないですが・・・お返しします」
「見た事無い機体だな、前に見たのは4発のプロペラ機だった筈だが」
前回、対馬沖で見たのはP-3Cオライオンだ。
「なんだ輸送機か。潜望鏡下げ、深度25」
「潜望鏡下げ、深度25、ダウントリム3度」
ドルツ国特殊潜水艦はゆっくり深度を下げる。
「ドルツ国潜水艦進路そのまま」
シーイーグル01が報告する。
そろそろ護衛艦「まつゆき」と「あさぎり」が合流する海域である。
ドルツ国特殊潜水艦、
「報告。海上に100m級2軸駆逐艦2艦」
「見つかったのか。最大深度50」
「最大深度50ダウントリム10度」
荷物を搭載している為にダウンもアップもトリム10度が限界であった。
「1艦なら雷撃するのだが・・」
ドルツ国特殊潜水艦は、その特殊な構造からカーゴドア上部に2つの魚雷発射管がそなえてはあるが、同時に2本の魚雷しか発射できない。
魚雷庫は左右の壁面に収納されており、荷物室を囲む形で魚雷が左右6本ずつの予備を備えている。
装填は人力であり、いざと言う時以外は使えないのだ。ドルツ国製の533mm、G7a魚雷1種である。
しかも本国のテストでは、起爆不良が多発しており、それでも「無いよりはましだ」と言う一言で搭載された。
護衛艦「まつゆき」の艦長、清水2等海佐は新潟港に追い立てる事を計画した。
その頃、厚木基地にてドルツ国捕虜の尋問と言う名の思念読み取りを行っていたハイエルフのナナは海自の要請により、P-3cでドルツ国特殊潜水艦がいる海域に向かっていた。
「上空から勧告ですか・・やったことありませんよ」
「思念波は空中以外に海中でも伝わる事は発見されております。是非お願いします」
「仕方ありませんね」
この依頼によりナナは今や旧機となったP-3Cにて飛び立って行った。
清水2等海佐は左右から護衛艦で圧力をかけて、後方からはP-1による雷撃を作戦として立案していた。
「「まつゆき」から各隊。作戦行動を送った。確認して欲しい」
P-1の2機と僚艦「あさぎり」に指示書を送る。
「こちらシーイーグル01。指示了解。新潟港に追い込みます」
「よろしく頼む」
シーイーグル01機内。
「さてと。面倒だが全て97式魚雷の信管を外してほしい」
「了解」
清水2等海佐は艦内に指示を出す。
「やれやれ爆雷でもあれば楽なのだが、97式魚雷の信管を取って再装填。アスロックは勿体ないからな。
反撃用に残す」
「了解、97式魚雷、信管外します」
「うむ」
「こちら「まつゆき」各隊作戦開始」
「あさぎり了解」
「シーイーグル01了解」
「シーイーグル02。了解」
いよいよ鹵獲作戦は開始された。
「各隊。ハイエルフのナナさんは、後15分で合流する。それまでドルツ国潜水艦に対する攻撃を緩めるな」
最初に護衛艦の2艦が後方から97式魚雷をドルツ国潜水艦に向けて放つ。
「まつゆき」は68式3連装短魚雷発射管から信管を抜いた97式魚雷2本をドルツ国潜水艦に向けて放つ。
僚艦「あさぎり」も2本を放つ。
ドルツ国特殊潜水艦内。
「海上突発音2つ、いや4つ。魚雷。向かってきます」
「なに4本だと言うのか。両サイドからの同時攻撃とは・・見つかった様だな。
深度15m、急速上昇」
「アップトリム10度。深度15m」
深度50mから一気に15mまで上昇する。
「魚雷追ってきます」
「なに。追尾式だと言うのか」
ドルツ国では魚雷開発が遅れており、533mmG7a魚雷しかない。それは放つと真直ぐ進むだけで、当てるには艦長の感と経験だけが頼りであった。しかも不発が多い・・・
「敵魚雷5秒、4、3、2、当たる」
その時「ゴン」と艦内に音が響く。
「不発弾・・なのか。助かった」
4発全部が不発だった事に一瞬安堵したが・・・・完全に捕捉されている事を悟った。
「完全に捕捉されている。信管抜いた追尾魚雷でだ。鹵獲でもするつもりなのか」
「総員。戦闘態勢。反撃するぞ」
「魚雷管開け、面舵5度。両舷停止」
ドルツ国特殊潜水艦は慣性で進むが艦首を「あさぎり」に向けた。
「敵艦通過します・・・・」
ぴりついた空気が流れる。
「よし。今だ1、2番発射。急速潜航50」
「急速潜航50。ダウントリム10度。両舷最大出力」
上空ではシーイーグル01が魚雷の軌跡を発見。直ちに連絡が入る。
「あさぎり」はドルツ国特殊潜水艦に合わせて10ノットで航行していたが、SM1Aガスタービンエンジンを最大出力にして、一気に30ノット近くまで加速する。
ドルツ国特殊潜水艦艦内では聴音手が報告する。
「敵駆逐艦。速度上げました。15ノット、20ノット・25ノット・28ノット。30ノット」
「なに。そんな短時間で加速、しかも30ノットなどあり得ん」
「敵駆逐艦。25ノットで回頭。向かってきます」
「そんな速度で回頭など」
「2艦とも回頭。突発音2つ。前から。続いて海中に突発音4つ。後ろです」
「後ろだと。駆逐艦か潜水艦か、他にもいるのか」
「いえ前方2艦だけです」
「どういう事だ。魚雷が突然現れたとでも言うのか」
「後方魚雷近づきます」
「ゴン」と音が4回繰り返す。
「前方魚雷3秒。2、1」同時に「ゴン」と強めの音が響き渡る。
「こちらの魚雷は高速でかわされ、相手の魚雷は追ってくる。対抗手段を持たない我々には、ここまでだな」
「・・・」
「副艦長。自爆準備だ。諸君奮闘に感謝する。来世では平和でありたいものだ」
副艦長は爆破の暗号をセットする。ドルツ国の秘密兵器でもある特殊潜水艦は自爆も出来る様に爆弾がセットされている。別々に入れた艦長と副艦長の暗号が合うと30秒後に爆発する仕掛けとなっている。
「セット完了。艦長お願いします」
「うむ。では」艦長がセットしようと制御卓に行くと同時に、艦内の全員に声が届く。
艦長の手が止まる。
『私はハイエルフのナナ。あなた方は日本国に侵入して騒ぎを起こすために南大陸から派遣されたと聞いています。
そして佐渡と言う島に上陸隊を送り込みましたね。
その上陸隊は全て捕らえました。
あなた方も降伏しなさい。
降伏しないのであれば頭を焼き動きを止めます。
生きたまま何も考えられない状態で年を取るのです。
私はハイエルフのナナ。直ちに降伏しなさい。
見つけました。あなたが艦長ですね。自爆できない様に動きを止めます。
副艦長浮上させなさい。』
「艦長。艦長」艦長は白目をむいて動けない様だ。
「ダメだ。私が手動で・・・」
『副艦長。自爆しようとした者は全て動けなくします。
降伏すればいつか、南大陸に帰れますよ。』
「・・・ダメなのか・・・」副艦長は呻く。
「副艦長。浮上しましょう。どちらにしても戻れるなら捕虜でも良いと思います」
「・・・栄光のドルツ国特殊潜水艦隊だぞ・・そんな捕虜なんぞ・ダメだ・・」
ドルツ国特殊潜水艦内では、投降派が多数を占めてしまった。何しろハイエルフのお告げである。
いつか家族の元に戻れるとの希望が・・・
そしてダークエルフが恐れるハイエルフが指示を出している。
それだけで充分であった。
副艦長は拘束され、ドルツ国特殊潜水艦は浮上した。
「ドルツ国先任曹長だ。指示に従う」
『よろしい。そのまま護衛艦が誘導します。ついて行ってください。』
専任曹長は艦橋から空を見上げた。
3機の4発中型機が飛んでいた。しかもプロペラの無い2機は早い。
前方には不思議な形の駆逐艦が1艦、後方に1艦。
「勝てないな。これは」
やがて護衛艦に誘導されて新潟港に停泊したドルツ国特殊潜水艦「TU-boot01」は無傷のままに鹵獲されて、海上自衛隊新潟基地分遣隊と艦艇装備研究所にて分析を開始していた。
暗号乱数表は不要だと、先任曹長に燃やさせた。
彼らのプライドは保たれ、捕虜となった。
なぜなら、最新スパコン「GAI-1」によりドルツ国乱数暗号の分析と解読は完了していた。
なお、副艦長は拘束されたまま海自に引き渡され、艦長はナナによって脳の拘束が解かれていた。
艦長は脳の拘束を解かれた瞬間に跪き、ナナに忠誠を誓っていた。
それを見た副艦長も諦めたようで、同様にナナに忠誠を誓った。
前代未聞の鹵獲は大成功だった。
しかも、米国にも情報は渡さなかった。
米国大使館は、相変わらず海底より引き上げした「TU-boot02」を佐世保で分析していた・・・
くどいようだが、遠征艦隊の概要を説明しよう。
南西諸島の新大島沖で集合し、それぞれの艦隊編成を組み終えた南大陸遠征艦隊は、2個打撃艦隊群と1個補給艦群とその護衛艦で構成されていた。
なお、潜水艦隊は第1艦隊(第1打撃群)に6隻、第2艦隊(第2打撃群)に4隻を随伴し、補給艦隊にも2隻が同行している。
概要はこうだ。
第1艦隊(第1打撃群)
第1護衛隊 DDH-183「いずも」旗艦、DDG-179「まや」、DD-101「むらさめ」、DD-107「いかづち」
第2護衛隊 DDH-182「いせ」、DDG-178「あしがら」、DD-102「はるさめ」、DD-119「あさひ」
第3護衛隊 DDH-181「ひゅうが」、DDG-175「みょうこう」、DDG-177「あたご」、DD-118「ふゆづき」
第6護衛隊 DDG-174「きりしま」、DD-110「たかなみ」、DD-111「おおなみ」、DD-116「てるづき」
第1潜水隊 SS-507「じんりゅう」、SS-510「しょうりゅう」、SS-593「まきしお」、SS-594「いそしお」
第5潜水隊 SS-501「そうりゅう」、SS-502「うんりゅう」
第2艦隊(第2打撃群)
第4護衛隊 DDH-184「かが」旗艦、DD-105「いなづま」、DD-106「さみだれ」、DD-113「さざなみ」
第5護衛隊 DDG-173「こんごう」、DD-108「あけぼの」、DD-109「ありあけ」、DD-115「あきづき」
第7護衛隊 DD-103「ゆうだち」、DD-112「まきなみ」、DD-114「すずなみ」、DD-120「しらぬい」
第8護衛隊 DDG-172「しまかぜ」、DD-117「すずつき」
第3潜水隊 SS-504「けんりゅう」、SS-511「おうりゅう」、SS-596「くろしお」、SS-600「もちしお」
米国第7艦隊揚陸部隊
LCC-19ブルー・リッジ級揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」、LHD-1ワスプ級強襲揚陸艦「ワスプ」、LSD-42ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦「ジャーマンタウン」、それにワスプのLCAC、3艇
第1輸送隊 LST-4001「おおすみ」、LST-4002「しもきた」、LST-4003「くにさき」
第1エアクッション艇隊 LCAC-2101 エアクッション艇1号~LCAC-2106 エアクッション艇6号
補給艦隊
第8護衛隊 DDG-176「ちょうかい」、DD-104「きりさめ」
第5潜水隊 SS-503「はくりゅう」、SS-508「せきりゅう」
第1潜水隊 ASR-403「ちはや」(潜水艦救難艦)
第1海上補給隊 AOE-422「とわだ」、AOE-423「ときわ」,AOE-424「はまな」、AOE-425「ましゅう」、AOE-426「おうみ」
他借り上げ貨物補給艦、燃料輸送艦多数。(艦務員は海自隊員)
第2打撃艦隊上陸部隊
第1空挺団 団本部、団本部中隊(中隊本部、偵察小隊、降下誘導小隊)、第1普通科大隊、空挺特科大隊第1中隊、通信中隊。
第1水陸機動連隊 本部管理中隊、第1中隊、第2中隊、対戦車中隊
第3海兵師団 第3海兵連隊、戦闘強襲中隊、第3偵察中隊
「ジャーマンタウン」にAAV7装甲兵員輸送車を64両搭載。
戦闘機(F-35Bのみ)
第1艦隊
いずも飛行隊10機、いせ飛行隊6機、ひゅうが飛行隊6機
第2艦隊
かが飛行隊10機、ワスプ飛行隊18機
回転翼機
V-22(第1空挺団所属)12機、MV-22(第1水陸機動連隊所属)4機、MV-22B(海兵隊所属)10機、コブラ(陸自)4機、スーパーコブラ4機(米国第7艦隊所属)、OH-1(陸自)4機、他救難ヘリ等多数
なお、DDH所属の救難ヘリ、対潜哨戒ヘリは各護衛艦に移転運用されている。
新艦隊編成による習熟訓練を行い、F-35Bによる対空警戒を継続しながら南大陸を目指している。
なお対潜哨戒は各護衛艦に搭載された対潜哨戒ヘリ(シーホーク)に任されていた。
ありがとうございました。
中々南大陸に行けないのですが・・・