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第39話  レッツ黒光りクッキング

連載を始めたとき3月には終わる気でいた俺をぶん殴ってきます

誰かタイムマシン貸して下さい。

この調子じゃ青い夜空の更新始めたら5年かかるぞ。

いや、まだまだ更新しないけどね(オイ)

「ここが厨房な」


まだ涙目のゴブリンに案内されてルミアが穴だらけの扉から中を覗く。コレ扉の役割してない・・・だって木面よりも穴の方が多いもん。


「うわぁ・・・」


石造りの穴だらけの厨房で、多種多様な姿をした魔族達が忙しなくパーティーの料理作りに勤しんでいる。


少し引く光景ではあった、これが人間だったら「おお~」ってなったのだろうけど。


それにしても凄い数だ、全部でどの位の魔族がこの城に住んでるんだろう?私のお城に居る兵士や召使い達を含めた数より多いんじゃないかな?


「おーい!客人が準備手伝いたいってよ~!」


ゴブリンが厨房の魔族達に呼びかけながら勢いよく扉を開くと貧相な音と共に扉が外れた。


「あっべ、後で付け直さないと・・・」

「えぇ、それ付け直す意味あるの・・・?そんなボロボロじゃある意味ないような」


ゴブリンの動きがピタリと止まり首だけがギギギッと怪音を鳴らしルミアを見る。


「もしかして姉御って・・・天才?」


いや、ゴメン馬鹿なの?もしかしなくても馬鹿なの?私に言われないでも気が付いてよ。ハトが豆鉄砲食らった顏ってまさしくこの顏なんだろうな。


「天才では、ないかな・・・うん」

「まあいいや、さあ準備に取り掛かろう」


切り替え早ッ・・・情緒不安定ですか?私も人の事言えないけど。


「いらっしゃい、すまないねお客様に手伝ってもらうなんて」


厨房の入り口に立っていた羊のような角が生えたカエルが、ルミアに握手を求めてきた。


当然魔族サイズだ。人間の腰の丈程の高さがある。そして二足歩行。蛙らしからぬピンっとした背筋は実に紳士的でアンバランス、絶妙に可愛くない。そして僅かに釣りあがったようなやや細い目、この目が人間についてたら所謂イケメンなのだろう。


コイツ蛙だからアンバランスでカッコよくないけど。


「あ、よろしくね!こういうのやったことなくて邪魔になっちゃうと思うけど」

「いやいや、人間のお客さんなんて懐かしい。来てくれただけで嬉しいさ」


蛙の手を握るとヌメヌメしている。

・・・普通なら気持ちワルイとか思うんだろうなぁ。正直ほどよくヒンヤリしててキモチイイ。


ゴブリンの手と違う、まぁ蛙だからね。


それにしても懐かしい?どういう事なの?前にも誰か来たってことだよね?わざわざ口に出したんだから、これは多分聞いても問題なさそうかな。


「懐かしいってことは前に誰か来たの?」

「あぁ、そうともさ、以前は勇者が通っていたんだよ。場所は違うけどね」

「勇者ッ!?ヲォルト!?」

「いや、それは今の勇者だろう?初めの勇者だよ。我々と交流があったのは」


ルミアが首を傾げる。


「初め?」

「初代勇者さ、何百年前だったかな・・・もう名前も忘れてしまったがね」


初代勇者っていったらパチンの事だよね?ここの魔族そんなに古い時代からいるんだ・・・


「もう少し詳しく聞いていい?」


純粋な興味本位で聞いたのだが蛙とルミアの間にゴブリンが割って入る。


「話は後!先に準備を済ましちまおうぜ!ルシファーが拗ねちまうぞ」


蛙が「それもそうだね」と頷いて魔族達の群れに消えていった。数が多いから本当に消えるようにあっという間に見えなくなくなった。


「拗ねるって・・・」

「あのアホ魔王器小さくて直ぐ拗ねるんだよ!」

「えぇ~・・・」


もしかして兄みたいな性格の人だったりする?(人ではないが)どうしようクズじゃん。


「とりあえずさっきと同じ流れだけど、はいコレ」


ゴブリンの手から緑色の球体が手渡された。


「・・・」

「みじん切りにして」

「・・・わかった」


ゴブリンに押されるまま魔族の合間を抜け、まな板の前に立たされる。包丁を手に取りキャベツに刃を当てる。


「違う違う、手はこう!指たたんで!」


ゴブリンがルミアの包丁使いを見てすぐに止めに入る。


「え~っと、こう?」

「そう!そのネコ手が基本だからな!覚えとけよ!」

「わかった!ありがとう!!」


う~ん、このゴブリン大臣みたいに小言うるさそう・・・


ふと隣に目をやるとターバンで顔面グルグル巻きの人型魔族がキャベツを見事な手際で刻んでいく。


「わぁ・・・すごい」


とにかく自分でもキャベツに刃を入れると

ザクッと心地いい音と手応えがあった。


あ、これ本当に楽しいかもしれない。手を少しずらし包丁を持ちあげて、慣れない手つきでもう一度ザクリとキャベツを切る。


チラリと隣を見ると既に新しいキャベツを切り始めている。

速い、みるみるキャベツが細切れになっていく。


速度もさることながら切る音さえ違う。しかも自分の何倍も速いのに私が切った奴よりかなり細い。経験の有無がここまで差をつけるのかと感心してしまう。正直ここまで差が開くものとは思いもしなかった。


・・・ここで一番料理が上手い魔族とマウスリップじゃどっちが料理美味いのかな。どうでもいい事を考えていたら厨房の奥から怒号が飛んできた。


「お前!こんなのどうするんだよ!!!殻が硬すぎてどうしょうもないだろ!」

「うるせぇ!やってみなきゃわからんだろ!」

「いやコレどう料理すんだよ!どうやってもゲテモノ料理しか

できねーよ!!でけぇし!!」

「なんだ、なんだ?」


なに?変なものを料理に混ぜられて食中毒になっても困るんですけど・・・


包丁を置いて声のする方へ向かう。


「あ!アレは!!」


ルミアの目が輝く。


「捨ててこい!!これは駄目だって!!」

「ちぇ、わかったよ・・・せっかく獲って来たのに」


「捨てちゃ駄目ぇ!!ハーブ添えて蒸してぇぇぇ!!!」


血眼に訴えるルミアの声に全魔族が従順に従ったのは伝説として語り継がれることは流石になかった。

この物語にほぼ関係ない話読み飛ばしてどうぞ

しかも名前だけ。マジで読む意味ないので飛ばしてどうぞ。


青龍教7聖人


貪食の席 底なしのベルゼブ 所持神器 なし (代理失踪につき欠席) 


高慢の席 探究のメビスト  所持神器 なし


色欲の席 禁断のアプル   所持神器 エデンローズ  


憤怒の席 戦鬼のバハート  所持神器 エクスカリバー 天叢雲剣


嫉妬の席 美しきヘアカール(ユリウスに討たれた為欠落)


怠惰の席 夢想のゼード  所持神器 クリスタル・ユートピア


強欲の席 虚栄のパチン  所持神器 ドラゴンスケイル(オリジナル)


第8席  原罪のパンドラ 所持神器 不明 

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