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第34話 その願いは届かない

現在通勤中で 車内で 音声機能を使って書いています なので あまり無駄なことが書けません いっちょう 1兆って何だ あーもうめちゃくちゃだよ

半透明な刃を突き立てた所から綺麗な赤が吹く。

スラムの住人達は己の身の危機を感じ取り、蜘蛛の子を散らすように消えていった。


死んでいたルミアの表情が動く。口角が上がったのだ。

刃を引き抜く時の摩擦による肉の抵抗がとても心地いい。


刃を引き抜いた場所から湧き上がるように綺麗な赤が溢れて落ちる。


モットモットモットモットモットモットモット

もッと赤ガ湧く穴ヲ増やサなクちャ・・・

モットモットモットモットモットモットモット


「・・・満足・・・か?」


聞き慣れた声に顔を上げる。鼻の無い人がとても悲しそうな顔をしていた。


・・・違ウ、これハ悲しイ顏じゃなイ、ヘレンも同ジ表情をしていることガあった襲撃を受けた後、こノ表情を向けラれた。

こレは・・・自分に責任を感じている目だ。


「ガー・・・ダー・・・?」


私が名前を呼ぶと彼は寂し気に微笑んだ。視線を落とすと、彼の腕から血が垂れている。


「わ、私・・・何を・・・」

「な、何ッてお前が私を襲ってきてこいつが庇っ・・・


召使いの胸倉をガーダーが掴む。


「きゃ!?」

「俺は・・・お前が捕まっていても、助けるなんて微塵も思わなかった。ルミアが居なければ・・・売られて死んでいたのはお前の方かもしれんぞ?命の恩人に対しての・・・仕打ちがそれか?」


ガーダーの鼻の無い気味の悪い顏。さらに目には怒りの色が見て取れる。気圧された召使いは反論を見出せず目を伏せた。


「ガーダー・・・私」


ルミアの震えた声が呼んでいる。ガーダーは召使いから手を離しルミアに向かい合った。召使いは一人で戻るとスラムの住人に捕まってしまう恐れがあるのでこの二人から離れることができない。


「気にするな・・・兵士であれば怪我など日常的なものだ、相手が魔族なら尚更だ」


違うの、手が震えるの。

身体が強張るの。

こんなこと・・・

もう、頼める立場じゃないけど

お願い、助け・・・・て


声が出なかった。


ルミアの手から血の滴る透き通ったナイフが滑り落ちる。

地面に落ちたナイフはどこにでもありそうな普遍的な形状に変化した。


しかしその変化の瞬間はガーダーも召使いも見ていなかった。

そんなことどうでも良かったのだ。ルミアが意識を失い倒れたのだから。


「おい・・・!ルミア!?」




自室のベッドで目が覚めた。

頭がボーっとする。


ぼんやりと沈殿した意識の上を

罪悪感が這う。


意識が飛ぶ前に頭の中に流れてきた

言葉だけは鮮明に覚えている。


『不適合、汝の意志まだ及ばず、我を扱うに能わず』


間違いなくその言葉が頭の中で聞こえた。知らない声だった、誰だったの?


身体を起こし机に目をやると、ヘレンから貰ったナイフが置いてあった。形が元に戻っている。


・・・ナイフの形が変わってるのに気が付いた所からずっと夢だったら良かったのに。


・・・あ。


自分の言葉をきっかけに自分が何をしたのか鮮明に蘇る。


自分が何を言われたのか。

自分が何をしたのか。


その中でも一番怖いと感じているのは刺したナイフを引き抜く時の快感だった。


違う、これは私じゃない。絶対に認めてはいけない。認めてしまったら、きっと帰って来られない。


兄と同じ血が流れているのだと、誰かにそんな現実を叩きつけられている気分だ。


頭を抱えてると自室のドアがノックもなく開かれて人が入ってくる。


「あなたはさっきの・・・」


「ルミア様、先ほどはとんでもないことを口走ってしまい本当に申し訳ございませんでした」


召使いが深々頭を下げる。


「・・・私もごめんね痛かったよね」

「いえ、掠っただけですので」

「ごめんね」

「私が悪いんです謝らないでください」

「ううん、これは違う事だから」

「と、いいますと・・・?」

「私は貴方を許せない、きっと一生」

「ッ!」


ルミアの言葉が召使いの心に突き刺さる、当然のことだろう。

この人物はそれを言われるに値することをしたのだ。

存在しないことにされているとはいえ王族に。


「でも、仕事はやめなくていいよ、貴方がいないと困る人が沢山いるんでしょ?私と違って」

「・・・」


召使いが頭を下げて部屋を出る。よほど今の言葉が不服だったのだろう。力いっぱい扉を閉めていった。


「・・・ウルサイな、静かに閉めてよ」


誰にも聞こえないと分かっててぼそりと言葉を吐き出す。

そして入れ違うように扉がノックされた。


「・・・誰?」


返事はないし扉を開く様子もないため息を零して扉を開けに行く。扉の前に立つと開けるのを躊躇った。覚えのある寝息が聞こえるから。


私は、ガーダーを刺してしまった。どんな顔で会えばいいの?

なんて謝れば許してもらえるの?いや、許しを得ようなんて図々しいか。


深呼吸して扉を開ける。


「起きて、ガーダー」


立ったまま寝ている鎧姿のガーダーを倒れないようにそっと揺する。


「・・・寝て・・・ない」


意外とすんなり起きてくれた、起きないときは蹴り倒しても起きないのに。


「寝てたよ?いいから入って?」


部屋に入るなりガーダーは兜を外し床に手と頭を付けた。


「すまない・・・ルミア・・・俺が助けに行くのが遅くなったばかりに辛い目に遭わせてしまった・・・」


謝らまらなければならないのは私の方なのに先に謝られるとは思わなかった。


「私が悪いんだよ、勝手にあの人を助けに行っちゃったから・・・」

「後悔・・・してるか?」

「助けなければ良かったって思ってる自分がいるの。それが嫌だ・・・」

「そうか・・・俺よりマシだ」


ガーダーが無理に笑った。私も無理に笑い返す。


「ありがとう」


私は不運だけれど出会う人には恵まれている。


どうか、この人だけは無事でいて。

そう願わずにはいられなかった。

まえがきで言った通り今通勤中なんだよね ここで結構 重要なこと書こうと思ってたんだけど 家に帰ってから 書き直すので そうですね日付が変わる頃に国会を開いてみてください 相変わらず変換起動して あーもうめちゃくちゃ 露骨な閲覧数稼ぎです 無視してもいいよ ルミアはサイコパスっていう話な なので


はい、おまたせしましたー

え?上の駄文を消せ?いいです黒歴史として数年後の俺にぶつけてください。


ではルミアがサイコパスだという話を。割と付箋はばら撒いているつもりです

思い当たる節がありますか?

まあ、必要ないと思いますけどサイコパスについてザックリ説明。


サイコパスのイメージはやはり残酷な犯罪者とかでしょうか?

サイコパスの特徴をいくつか挙げると


・人を殺すことに抵抗がない。

・自分を偽り周囲を騙すことに長けている。

・優秀で社会では成功している人物が多い。


です。


はい、一番上以外ルミアにドンピシャ。

いや、社会で成功はしてないけど優秀ですからね。


過去編に入った序盤の前書きか後書きでルミアは自分の作品の中で一番化けの皮が厚い

的なことを書いています。コレ付箋のつもりの何かその1です。自分を偽る素質ですね。


その2 ヘレンと初めての外出の時。

ヘレンが襲撃犯の腕を千切りました、窓に残った腕をルミアは全然気に留めていません。

挙句には襲撃犯の血の付いたナイフを拭いてゴライアススコーピオンを解体するのに使用して

それを食べています。

普通人間の血が付いたもので食材を切ろうなんて思いません。

殺しとは違うにせよ普通目を逸らすような

景色を見ても平気という異常性はあります。


その3 盗みのテクニック、状況判断能力。

名高い怪盗に教わった技術にしても上達が異常です。

神器による身体能力補正はありますがそれにしてもガーダーから

財布を抜いた一連の動きは熟達の技です。そうそうできるものではありません。

そして二回目の盗み、ここでは貴族の金で追っ手を撒くという

子供とは思えない機転を利かせて危機を脱しようとしました。

そして恐らく財布を盗んでいなければスラムの住人に捕まっていたでしょう。

(ガーダーがガマ殴ったので捕まっても無事だったのでしょうが)

この二点でルミアは優秀と言うに十分だと思われます。


そして前話でルミアはナイフで人を刺すことに快楽を見出しました。

ルミアはその事実を認めてはいけないと理解してますね。

認める時が来るとしたら彼女は屍の山を築き上げることでしょう。


ただガーダーの兄の死に動揺したりヘレンの

殺人を止めたりしているところを見ると

純粋なサイコパスではないようです。

両親の愛をめいっぱい受けて育つことが

できたからかもしれません、親に恵まれていますね。

さらに出会う人物には恵まれている傾向はあるので

それも相当な支えでしょう。

その支えの一つであるヘレンを絡めてあの召使いが

罵倒した為ルミアの感情がパンクしました。

あそこで踏みとどまれたら晴れて神器に認められたんですけど

子供ですからね、無理です。


さて、長くなってしまった。

ルミアは純粋でないにせよサイコパスの素質があります。

今後そのことを踏まえてルミアを見て下さい。


次回から一気に年代が飛びますよ。

10年進みますルミア19歳。

いよいよようやく帰ってきた現代編。長かったな~。

ルミアが魔王の居る樹海に向かってしまった

理由から入るのでまだ若干過去なんですけどね。


ではでは!また次回!! あ!!誤字報告くれた方見てます!?

ありがとうございます!!!ありがとうございます!!!!


ブックマークくれた方もありがとうございます!!!

ありがとうございます!!!


物語の最後は前話よりも酷くなるので

救いのない物語にもう少し?(多分)だときっと思うから

付き合ってくださいね~


・・・一応生存予想用に名前載せておくか?

これ以降新キャラが出たとしても生存率0%です。

絶対死ぬ。(無慈悲)


ヘレン 国外追放により生存 残り生存枠4


???・???・?? 一番最後にポっと出るキャラ 生存確定 残り3枠


以下のメンバーより3名生存


ルミア・エア・ペンナ

ゲバルト・エア・ペンナ

イロウ(預言士)

ヲォルト・チープ・ダクト・パチン

マイリアン・ヘクター・バール

マウスリップ・ドク・モッター

ガマ・アート・ファクター

ガーダー

ルシファー

ハエトル

服屋の店主

私が居ないとみんな困る召使い


さて、生存予想については付箋を一切張ってません。

完全に勘で勝負してください。

まぁ多分勘というよりも願望になるんでしょうけどね。

ではマジでこの辺で!


今後ともよろしくねー!!

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