9章終了時
〇コンスタンス・グレイル
クライマックスという大一番にベンチ入りになってしまった十六歳。仕方がないので「みんな、オラに力を……!」的な元気玉スタイルで何とか主役としての存在感を保とうとした。
〇スカーレット・カスティエル
復讐を終えてしまったかも知れない永遠の十六歳。
ヒーロー宣言をかました後にあっさり消えることでトラウマ製造機としての実力が健在であることを見せつけた。
〇ランドルフ・アルスター
前回8章では婚約者から婚約を破棄されるわ、再婚約の提案も何だかよくわからない理由で却下されるわと散々だったが、9章でも最終的に見せ場を自称ヒーローに奪われるというとばっちりを受けた。
〇ハームズワース
女王様と一緒に行動することでただの豚から下僕な豚としての自覚を新たにした←new!
〇セシリア
ルチアとかコンスタンスとかがあまりにも予想外なことばっかりしてくるので何だか色々吹っ切れて自分も好きなように行動することにした。最後の決断に関してはきっと後悔してない。
〇ルチア
修羅場サバイバーとしての本領を発揮し、最終的にユーリの手を取り某映画のラストシーンばりの逃走に成功した。
〇ユリシーズ
ダスティン・ホフマンに連れて行かれる花嫁みたいなことになった。