どれだけか温かさを
どれだけかの思いは
キミの思いの次に優先した
憧れと
この夏の出来事を想像した
想像しただけで
幸せだったと
いつか、そんな日もあったね
日焼けした場所に
気づかないでいるように
わたしの恋も
誰かに言われて
はじめて気づいたもの
手に残る感触は
あの夏の夜
キミに告げられた
静けさの中で
もう一度、囁いてと
ココロの中でつぶやいた
もっともらしい言葉なんて
じつは、そんなにないこと
涙ヒトシズク
流れてから
はじめて恋の重さに気づいた
わたしは手に取り
その温かさを感じながら
キミの言葉
わたしの涙の後のほうで
温かさを感じられても
それでもいいから
ずっと待っている
キミの次の言葉を