川
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:川
ある日、川のほとりに来ていた。
まぁ気分転換にレジャーでもしようと
そこへやって来たのだ。
都会の生活に少し疲れ、
自然と戯れようとしていた私。
でもそんな場所でも長らく居ると、
やっぱり人恋しさが心に芽生える。
そして作ってきたお弁当でも
食べようかと広げたとき、
背にしていた川の方から
パシャパシャと音が聞こえ始め、
誰かがこちらに向かって来たようだ。
初めは無視してお弁当を食べようとしていたのだが
その足音がだんだん大きくなってきたので
無視するわけにも行かず、ふと後ろを見た。
女「こんにちは〜♪お弁当ですか?良いですね」
なんかすごい明るい感じの女の人。
「あ、こんにちは〜♪」
私もとりあえず会釈して、精一杯、笑顔で返した。
その女の人は「ふう」と言った感じに
少し疲れていたようで、
持っていた水筒を手に取り、
私の横に座ってお茶を飲み始めた。
女「あ、すみません、ここよかったですか?」
「え、あ、どうぞどうぞ」
女「なんか邪魔しちゃったようで♪」
「いえいえ、大丈夫ですよ♪」
明るい日差しが差し込んできて、ポカポカ天気。
まぁ相手が女の人だったので私も心を許し、
それから少し談笑したりなんかしてた。
でもその直後、恐怖と言うか、
まず不思議な感覚に囚われたのだ。
お日様は私たちの背後から照らしており、
私の影はベンチの前にしっかり浮き出ている。
でもその女の人の影は全く無かった。
「何かの加減でそうなってるのか?」
とも思ったのだが、
その人と別れてあとでよくよく考えてみると
多分そうじゃない。
あの位置取りからして、
2人の影はそのまま地面に映るはず。
それを強く疑問に思った理由は、あの時、
「あ、そうだ」とあの人が言ってベンチを立ち、
また後ろの川面の方へ向かったかと思えば
パシャパシャと音がした直後、姿が消えたこと。
当然少し辺りを見回したのだが、
どこにも居ない。
不思議な感覚がはっきり恐怖に思われたのは、
そこに人が居たという気配が
消えて無くなっていたから。
「…まさか、あの川で…」
この先の事はとりあえず今、
あまり深く考えないようにしている。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=Jfp8wfD1v2Y
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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