どうやら俺は、猫耳少女になってしまったらしい
初投稿です。
多分不定期投稿ですが地道に話を作って終わらせたいと思います。
頑張ります!
、、、ここはどこだ?
目覚めた場所は森の中だった。
俺は体を起こし周りを見渡した。運が良かったのか体の自由はきいた
だが見たこともない木や、小動物、そして植物がそこにはあった。
空には月が浮かんでいた。近くにあった湖に光が反射し、それは血のように赤く、美しく、夜を照らしていた。
全く違う世界に、ゲーマーの勘とやらでなんとなく察した。
どうやら俺は転生したらしい。
じゃあどうしてこの世界に転生してきたんだ?転生してきた理由が分からん。
俺は何の取り柄もないごく普通の男子高校生だ。
クラスにはあまり馴染めず、授業が終われば即帰宅。部屋でゲームばっかしてたインキャだぞ?
んー、あっ転生する直前の記憶を思い出せば、転生してきた理由がわかるかも。えーと、確か。
あー、自分の部屋でポ○モンやってたわ。色違いのポケ○ン目当てでだっけ?深夜の2時くらいまでやってて、クタクタの状態だったから30分くらい仮眠を取ろうかなと椅子から立ち上がって、、そういえばそこで俺、目の前が暗くなって倒れたような?それで目覚めたらここだったってわけ?てことはつまり俺、過労死したってこと!?
ゲームのやりすぎのせいで俺は死んでこの世界に転生した?ふざけんな!!友達がいない分ゲームが俺の唯一のベストフレンドだっていうのにそのベストフレンドに俺は殺されたってこと??
しかも『目覚めたらそこは部屋ではなく森でした〜!!』とかインドア派の俺にとって最悪の仕打ちだよ。
、、、まあ、ここでキレてもしょうがないし、、
急な出来事に理解が追いつかない俺は一度冷静になるため、深く"深呼吸”をした。
スーー、、ハーー、、
、、、一つ疑問が湧いた。
呼吸、、しにくくね?
喉に違和感があった。なんというか、喉が細いというかいつもより空気の入る量が少ないというか。
俺は他にも体に異変があると思い、次は声を出してみた。
「ん、、、んん!?」
うわぉ、声たっけえぇぇぇ、、、、そのうえかわええぇぇぇ、、、、!
すぐさま喉に手を当てた。
喉仏、、なくね?
いやね?実際にはあると思うんだけどね?男子特有の喉に突出した部分がないのよこれが。
声変わりなんてもうとっくにきてるからあるはずなんよ。でもないんだよ。ホワァイ?
「おいおい、嘘だろ?」
周りの景色だけしか視界にいれてなかった俺はおそるおそる自分の体を見た。見てしまった。なんと裸だった。色白い肌に均整の取れたボディーライン、そして胸が膨らんでいた。
、、、胸が膨らんでいた!? あれ!?しかもアレがナイ!!ナニとは言わないが。
そしてそれをも覆す異常事態が起こった。
ヒョコっと黒いシッポが視界に現れた。
そのシッポを目で追うとシッポの根元はなんと俺の尻にあった。
シッポ!?俺の体に、、シッポ!?!?
そういえば、耳があるはずの場所に手を当てても何もないぞ!?
俺は立ち上がり、近くにあった湖に向かって走った。
嘘だ、!嘘だと信じたい、、!俺が!この俺が!!今まで男として生きてきた俺が!?まさか、まさかまさかまさかまさか、、!?
俺は湖に顔を出し、鏡のように反射するその湖の水で自分の顔を見た。
「、、ッ!!」
そこには透き通った赤い瞳に艶のいい黒い髪、そして猫耳の生えた女の子の俺の顔があった。
どうやら俺は、猫耳少女になってしまったらしい。




