新しい旅仲間、"ルナ"
おっけい、体洗ってくる。
人間の死体の山がある部屋の中、少女は俺の顔を見た。とても長い時間。
「……。」
少女は自分の手で涙を拭った。そして少女は強くこくこくと頷いた。
俺はもう一度優しく笑い、抱きしめた。
「…そう言ってくれてありがとう…!」
俺は少女に礼をした。
しばらくの間このまま時が過ぎていった。
「…そういえば」
俺は話を先に切り出した。
「名前…聞いてなかったな。」
そういうと少女の耳がピーン!と素早く立った。
「名前、聞かせてくれるか?」
そして少女は一度少し離れ、言った。
「わたしのなまえは…」
「"るな"」
ルナはそう言ってにこっと笑った。
「そうか…ルナか。」
"ルナ"転生前の世界だと月っていう意味があったな。
「いい名前だな。」
俺は笑いながら言った。
「よろしく、ルナ。」
ルナはとても喜んだ様子だった。そして俺に向かって目をキラキラさせていた。
「………!っとまだ俺の名前がまだだったな。」
そういうとルナは尻尾をふりふりとふって大きくこくこくと頷いた。
「俺の…いや、私の名前はロゼです。」
ぱあああ!!とルナは表情をもっと明るくして
「ろぜ!!」
と言った。
「よろしく!ろぜ!!」
にへっとした顔で言った。
「……天使かよ。」
俺はルナの顔を見て小声で言った。
当然、ルナは俺と同じ、獣系の亜人なのでちゃんと俺の言葉は聞こえていた。
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種族:白狐族 名前:ルナ Lv.6
体力:600/600
保有魔力:600/600
装備品:白のワンピース
スキルポイント:10
スキル:格闘術Lv.5 採取Lv.10 解体Lv.10
魔法:なし
亜人
「へー白狐族ね。」
こくこくとルナが頷いた。
俺とルナは死んでしまった亜人達のために墓を作りながら会話をした。
「このむらは、びゃっこぞくがつくったたの。にんげんたちにみつからないように、もりのなかにむらをつくって、くらしてのに…。なんでみつかっちゃったのかな……。」
しゅん、と耳が下がり、表情も悲しくなった。
「ルナ…。」
俺は軽くルナの頭を撫でた。
「……よし、埋葬するか。」
俺とルナは死んだ白狐族達を集め、一人ずつ、穴の中に入れた。
「おとうさん、おかあさん……。」
ルナはルナの父と母の死体を見た。
「わたし、ぜったいにおとうさんとおかあさんのことわすれないよ。」
ルナは泣きながら微笑んで言った。
「それじゃあ…ばいばい。」
ルナの父と母の墓に白い花を埋葬した。
「……なあ、ルナ。」
白狐族達の死体をすべて埋め終わった後、俺はルナに聞いた。
「人間のこと、どう思う?」
ルナはそれを聞いて俺に言った。
「…ゆるせない。おとうさんとおかあさん、それにみんなをころした。」
「そうだよな。」
俺はルナの頭を撫で、そしてルナを見ながら、話した。
「いいかルナ。私たちは今から色々なところに行って、亜人達を助けにいく。そして、亜人の立場を変えるんだ。」
「おおー。」
「いま、私には"魔王の資格"がある。それで亜人の立場を変えることができるはずなんだ。」
「まおう!!かっこいい…!!!」
ルナは"魔王"という言葉に興味を示した。かわいい。
「私は必ず魔王になる。それまで私があなたを守ってあげる。」
俺はルナにやさしく言った。
ルナはその言葉に耳をぴくっとさせ、反応した。
「まも…る…。」
「ああ。守ってやる。」
俺はもう一度ルナに言った。すると
「………ねえ、ろぜ。」
ルナは少しおどおどしながらも俺の名前を呼んだ。
「ん?」
そしてルナは私に力強く言った。
「わたしも…。わたしもろぜといっしょにたたかいたい!もっとつよくなりたい!!」
「っ!ルナ…。」
「もっともっとつよくなって、たくさんのあじんをたすけてあげたい!だからまもられるだけじゃいや!!」
「ルナ……。」
ルナはまだ幼女。幼すぎるんだが…
俺は遠くにある人間の死体を見た。
あの数と一人で戦って勝ったんだよな。
「うーん……」
俺は少し考えてから、言った。
「うん、そうだね。」
「?」
「ルナ、いっしょに強くなろう。」
「っ!!ろぜ!!!」
ルナは俺に近寄り、そして俺のことをギューッと抱きしめた。かわいい×∞
「よしっ!そうと決まれば!」
「そうときまれば?」
俺はにっと笑いながらルナに言った。
「まずは体を洗おう!!」
「あ…。お、おー!!」
俺とルナは右手を大きく上にあげた。
これで今日は終わり!!俺は寝る!
平日はそこまで投稿できないとおもいます。すみません。
修正報告。"ルナはまだ、少女"のところの少女を幼女に修正しました。




