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・SAVE・転生したら猫耳少女だったのでとりあえず魔王になろうと思います。  作者: さどがしま たつや
第一章 ドレイト王国編
24/39

昔話

最近投稿があまりできていない理由をお伝えします。


学校の課題やらなんやらで忙しいからです。ツライヨーイヤダヨー…。

ん?…あ、あれは!?…〇会!?!?…え、何?圧倒的〇題力?徹底的〇削力??

ー転異魔法が使用可能になるまで残り4分ー


「覚悟してくださいね。」

ゴドフロワは構えた剣を横にし、俺の体の胴の高さに持ってきた。

身体を少し倒した

「ウィンドパス」

ゴドフロワがそう言った。


「なッ、速ー」

俺が言い切る前にはもう目の前にいた。

「くっ!!」

すぐに剣を抜き、ゴドフロワの斬撃を防いだ。

ギィィィン!!と刃と刃が擦れる音が聞こえた。

「ふふ、これを防ぎますか。」

ゴドフロワが面白そうに言った。一度距離をとり、俺は次の攻撃に備えた。

…なんだ?今の攻撃…全く分からなかったぞ…って

「剣が欠けてる…」

防いだ時にゴドフロワの剣が当たっていた場所が大きく欠けていた。

「まだまだ行きますよ。」

そう言ってさらに剣を振るった。

「くッ!」

次々と来る攻撃を剣で防ぎ、時にはスキル:俊敏を使い、避けた。

俺はもう一度距離をとり、ところどころ欠けている剣を見た。

「この剣、あと何回攻撃を防げるんだ―」

「ウィンドパス」

「やばッ!」

突然ゴドフロワが言い、そして、もう俺の目の前にいた。

「くそっ!」

俺はまた欠けた剣で防いだ。


…ヒュウ……


「…風?」

ゴドフロワの剣を防いでいるとき、少しだけ風を感じた。

ここの廊下の窓はどこも開いてない。なら、なんで風?そういえば、ゴドフロワはこの攻撃を仕掛ける前にウィンドパスって……ハッ!そういうことか!!

俺はゴドフロワの攻撃の原理を理解した。

「お前の使ってるウィンドパスってのは風魔法を使ってお前自身の前に風の道(ウィンドパス)を作り、その中を通ることにより高速移動を可能にし、その状態で敵に攻撃を与える技ってことだな!」

ゴドフロワの剣を防ぎながらゴドフロワに言った。

「へぇ、この技を短時間に理解するなんて。そのとおりです。」

「洞察力には長けているんでね!推理ゲームで培ってきた!!」

少し驚くゴドフロワの攻撃を防ぎながら言った。


「推理ゲームが何かは私は知らないですが、この技の原理を知ったとして、これを防ぎきることはできますか?」

ゴドフロワがそう言うとまた距離をとった。

風の道(ウィンドパス)

そういうとまた同様に風の道を作った。

「また同じ技か。こんなの原理が分かれば剣なんて使わずに避けられ…」


ーキィィィィンー


「!?」

俺は風の道(ウィンドパス)を使った攻撃をスキル:俊敏を使い、大きく(・・・)右に避けた。

「…よく気がつきましたね。」

バリバリと音を立てるゴドフロワの剣からは雷の光のようなものが見えた。そしてその雷の光は最後強く光り、消えた。

「雷魔法を剣に付加術(エンチャント)!?」

あのままただただ回避してたら確実に死んでいた。俺の見た未来にはあの雷は瞬間に俺の体にながれ、その後爆発し、そこで人生が終わっていた。


ただ疑問と言えば

「なんでお前は付加術(エンチャント)を使えたんだよ!」

ゴドフロワに問った。

「忘れてしまったんですか?あなたに見せたことがあるじゃないですか。なかったのにあったあのスキルですよ。」

俺の問いに答えたゴドフロワの表情はとてもにたりとしていた。

「どういうことだ?……ッ!まさか!!」

「ええ、そのまさかです。ユニークスキル:フェイクを使いました。」

「ッ!!」

ゴドフロワはユニーク:フェイクを使い、魔法:付加術エンチャントを隠していました。

「また姑息なことを…!」

「そんなこと言っても、戦場じゃそんなこと通じませんよ。」

そんな会話を交わしながら次々と来る攻撃を躱していた。



ゴドフロワはまだ何かを隠しているかもしれない。細心の注意を払わないと…

今度はスキル:俊敏を使ってゴドフロワは攻撃をしてきた。

俺とゴドフロワは、キィン!キイィン!!と鉄と鉄がはじけあう音を何度も繰り返した。

俊敏スキルは俺よりも高いからやっぱり、剣も速いな。一つ一つの攻撃に集中しないと。

俺は集中して一つ一つの攻撃を防ぎ続けた。するとゴドフロワの口から

「……きなさい、土の精霊。かのものに土の壁を生成しなさい…」

と小声で唱えているのがかすかに聞こえた。

「しまっ…」

ゴドフロワがそう唱えるとまた土の壁で囲まれてしまった。そしてゴドフロワは一度離れ、

「攻撃は、速さが増せば増すほど強くなるんですよ。」と言い、

風の道(ウィンドパス)」と魔法を使った。

まずい!逃げ場がない!!なら、この状況を打開するために……

『アルティメットスキル:無効を後ろの土の壁に使用する!!』

俺は後ろに生成されていた土の壁にアルティメットスキル:無効を使用した。

「……かかって…こい!」

俺は剣を胸辺りに持ってきて防御姿勢をとった。

…だが、風の道(ウィンドパス)だけはよけきれない。雷を剣に付加術(エンチャントしていたらおしまいだ…!!

そう思ったのと同時にゴドフロワの剣が俺の剣にあたった。

「ぐッ!」

俺はゴドフロワの剣をその場で耐えるのではなく、あえて抵抗せずに後ろに吹き飛ばされた。後ろの土の壁にぶつかり、破壊された。そしてそのまま吹き飛ばされ、今度は城の壁に背中からぶつかった。

ドォォンと大きな音が鳴り、あたりに衝撃が伝わった。

「っったああ!!雷を付加術(エンチャント)してなかった!!」

俺は身体がボロボロになっていたがそう叫んだ。するとゴドフロワが

「単に魔力の使いすぎってところです。次は逃しません。」

と壁にぶつかった俺に言った。

「はは。そうですか…っと」

俺は剣を使って立ち上がった。

…やっぱり、打撃系はあまりダメージがないな、なぜだろうか。

「これも亜人だからなのか?」

俺は剣を構え、ゴドフロワの攻撃を防いだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ぱちぱちと火花を立て、部屋を暖かくする暖炉の前に少女と老婆が座っていました。

「ねえ、おばあちゃん、"あじん"ってなんなのー?」

少女は老婆の膝に手を置き、聞きました。

老婆は口を開き、少女にいいました。

「亜人というのはのう、人間に悪いことをする凶暴な生き物なんじゃ。獲物を見つけたら逃がしはせん。もし、亜人に目をつけられてしまったら殺されるかもしれないのじゃ。」

「へーそれでそれで?」

少女が元気に言いました。

「人間は剣や、防具をまとい、亜人達を殺していったのじゃ。じゃが、亜人たちと戦っていると、気づいたのじゃ。人間よりも体力や身体能力が高いことに。じゃから、人間は亜人を極力殺さず、弱ったところを捕まえ、奴隷にし、利用(・・)することにしたんじゃ。すると、今まで重労働してきた人間は亜人によって、少なくなったのじゃ。」

老婆は少女にそう言いました。

「でも、それじゃあじんさんがかわいそうだよ。」

少女が少し寂しそうに言いました。

「ははは。そうかもしれないのう、お前はなんて優しいんじゃ。」

老婆はそう言って少女の頭を撫でました。

「一つ、昔話をしてやろう。」

少女を撫でていた手を離し、手を膝に置いて、言いました。

「昔々、あるところに人間と亜人がいました。」


~人間と亜人~


昔々、あるところに人間と亜人がいました。

その人間と亜人は共に協力して生きていました。亜人はその身体能力を生かし、狩りをして食料をたくさんとり、人間はその知能を生かし、狩りをするための道具を作って亜人達にあげたり、村を作り、居住空間をつくりました。

彼らはとても平和な毎日を過ごしていました。

そんな毎日を過ごしているある日、一人の亜人が思いました。

『なぜ、人間と共に協力して生きていかないといけないんだ。』

彼の名は"アラン・カインヅ"そして彼は亜人達を率いて共に生活していた村を占領してしまいました。

人間は外に追い出されました。突然のことに人間達はとても驚きました。

生きる場所を失った人間達は占領されてしまった村を取り返そうと武器を持ち、立ち上がりました。

ですが、

『そんなことはしていけない!!』

と一人の青年が言いました。

彼の名は"ヴィール・ロイズ"

彼はアラン・カインヅと大の仲良しでした。

『なんとかして、亜人達を説得します。なので、武器を捨て、待っていて下さい。』

と言い、アラン・カインヅを説得しに村へ行きました。

『開けてください。私は何もしません!どうかカインヅと話をさせてください!!』

と村の前で言いました。

すると村の門が開きました。中からアラン・カインヅがやってきて

『なぜ、ここに来たかを聞こう。』

と言いました。

『あなた達を説得しにここへ来ました。』

と正直に答え、アラン・カインヅの返答を待ちました。

『そうか。』

と短く言い、人間が作った槍を持ち、ヴィール・ロイズの胸に勢いよく刺しました。

『どう…して……』

彼は口から血を吐き、やがて死にました。

『…説得なんてことは絶対にできないんだ。武器をもって戦わないといけないんだ!!』

と遠くで隠れてみていた一人の人間が言いました。

『武器を持て!!これから亜人たちと戦争をする!!私たち人間の力をあいつらに見せてやるんだ!!』

そうして、人間と亜人に大きな戦いが巻き起こりました。



「ー人間はそのあと、戦いに勝ち、それからもうこんなことが起こらないよう、二度と亜人と共に暮らさないようにしました。」

老婆はそこまで言って、あたたかい飲み物をズズ…。と飲みました。

「…あじんさんって、わるいひとたちだったのね。」

少し怯えながら少女は言いました。

「そう。だから亜人を奴隷にしたり、殺したりするのも仕方の無いことなのじゃ。」

「うん…そうだね…。」

と少女は言いました。

「さ、今日はもう遅いから、早く寝なさい。」

と少女にやさしく言いました。

「でも、こわいよ。もし、ねているときにあじんさんがわたしのことをころしにきちゃったらどうしよう……」

少女は言いました。

「ははは。私がいるから大丈夫じゃよ。それにこの国には」

老婆は立ち上がって言いました。


「亜人狩りのゴドフロワ様がいるからね。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はあ…はあ…」

俺は呼吸を荒くしながら避けに避けまくっていた。

「楽しいですね!!まだ動くとは!!」

楽しそうにゴドフロワが言った。

「くそっ!」

俺はゴドフロワから離れ体制を整えた。

「何回でもかかってこい…!この剣で全部防いでやる!!」

俺はゴドフロワに言った。

するとゴドフロワが疑問に思った顔をして言ってきた。

「剣?はて、どの剣で?…まさかその折れてしまった(・・・・・・・)剣で??」

「は?…ッ!!いつの間に!?」

俺は手に持っていた剣を見た。するとそこには刀身の半分を失った剣があった。

「さあ、どうするんですか?その折れた剣で??」

ゴドフロワが煽るように言った。

…しまった!さすがにこの剣じゃ耐えきれなかったか!!

ゆっくりとゴドフロワは俺に近づいてきた。

これじゃ無効スキル時にどっちかの腕を斬り、ゴドフロワの戦意を喪失させる計画が破綻しちまう…!!

「もう、終わりにしましょうか。」

ゴドフロワが剣を構え、言った。

……いや。まだ終わってない!俺は何のために亜人になって転生したんだ!!亜人の力を見せてやらないといけないだろ!!!

ひとつだけ、解決策がある!それで決めてやる!!!

「ええ…!終わりにしましょう…!!」

俺はそう言い、持っていた剣を捨て、拳を構えた。


俺とゴドフロワは数秒間対立した。


風の道(ウィンドパス)!!」

そう言ったのと同時に俺の周りに土の壁が何重も生成された。

くるッ!!

風の道(ウィンドパス)はいつも以上に速く、そして俺の目の前にゴドフロワが来、俺の胸に向かって剣を突き刺した。

ゴドフロワの剣にはありったけの魔力が込められた雷と炎が付加術(エンチャント)され、

最終的に雷と炎は同時に大爆発を起こした。

周囲一帯に爆発により、煙が舞った。

「はあ…はあ…はあ…」

ゴドフロワは今まで一番、息を上げていた。

煙が薄くなると剣が突き刺さり、爆発によって体の一部が飛び散らかった死体が見えてきた。

「これで…おしまいです…忌々しき亜人め……!!」

ゴドフロワが勝利を確信し、そう言った。


「そうですか。それで終わりですか。」

「なっ!!」

ゴドフロワが声を荒げて言った

「なぜ生きている!?!?」

ゴドフロワの剣に突き刺さっていた死体がらしきものはゆっくりと消えていった。

「っ!?」

実はこの戦闘の中、新しいスキルを覚えていた。

それはスキル:"幻"

対象の相手に一時的に幻を見せることができるスキルだ。

土の壁を何重にも生成されたとき、スキル:幻を使い俺の幻影を作り、殺されたふりをさせていたのだ。

驚くゴドフロワに俺は言った。

「終わりです。」

《アルティメットスキル:無効を対象:ゴドフロワ・ド・シットに使用しました。》

いまだ!!!!ー



ーグザシュ!!!ー


ーボト…。ー


「え…。」


「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

ゴドフロワは右腕だった所を左手で抑え、叫んだ。


「うああああああああ!!ううっ!!貴様…!!!まさか!!!!」


俺の口からぽたぽたと垂れている(・・・・・)血を見て言った。


「僕の腕を嚙み千切っただとおおおお!?」

つかれたびー。次回でドレイト王国編が終わるかな。長かったなーw

なんでこんなに長く感じるんだろーw

あ、僕が全然次話と投稿してないからかーwwああーっ↑はっはっはっは!!!



……どうもすいませんでした。

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