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・SAVE・転生したら猫耳少女だったのでとりあえず魔王になろうと思います。  作者: さどがしま たつや
第一章 ドレイト王国編
11/39

"人間"に捕まる。

投稿する日を何となく決めました。

土曜日か日曜日か水曜日の朝8時に投稿することにしましたのでよろしくお願いします。

こっから少しづつ暗い感じになっていきますが、まぁなんとかなると思います。多分。


大幅な修正を行いました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

「だから私たち人間はあなたち亜人を少なくするため、奴隷にするか、殺しているんですよ。」

「私はドレイト"王国名誉騎士四天王"以外に亜人狩りのゴドフロワ(・・・・・・・・・・)と人々から慕われています。今までに数百人・・・ものの亜人を捕まえ、この国の奴隷にし、使えないやつとその場で判断した奴は殺してきました。最後に捕まえたのは黄色の髪をした君より少し耳の長い少女ですね。あの子は奴隷にして正解でした。」


おいおいおい…マジかよ。

この世界での亜人は人間にとって"魔物みたいな喋る生物"てとこで、人間と亜人との関係は最悪。

亜人側が奴隷にされるか虐殺されている状況。こいつは亜人のことを何だと思っていやがる…生きているもの全てに生きる権利ってもんがあるだろ…!!


「私は君が亜人であることは最初に見てから分かっていましたよ。そして、君は私のことを知らないふりをしていますが、それが嘘であることも知っています。何度も言いますが、私はあなたのことを殺していますから。君を初めて見た時、どんな髪型だったか。どんな服装だったか。声はどんな感じだったか。どんな性格だったか。そして、何をしていたか(・・・・・・・)。すべて知っていますよ。今は性格を変えていますが。」


…どうして。

「どうして…そこまで俺のことを覚えているんだ??」

ゴドフロワは少し視線が鋭くなった。

こいは今までに数百人も亜人を捕まえ、奴隷にしたり、その場で使えないやつだと判断したら即殺すやべえやつだぞ。そんなことをするやつは今まで捕まえてきた、殺してきた亜人一人一人がどんなやつだったかなんて覚えるわけがない。すべて覚えている奴は特殊だが。でも普通は覚えるわけがない。最後に捕まえたって言ったその子も黄色の髪で俺より耳が少し長いとしか覚えていなかった。

…でもどうして俺のことはすべて(・・・)覚えてられたんだ?


「簡単なことです。」

スラっとした声で説明をした。

「あなたは今まで捕まえてきたどの亜人よりも、"特殊"だったからです。これを見てください。」

 ゴドフロワがそう言うと、右腕の袖をまくり上げ、二の腕あたりにできた、縫われた傷を見せてきた。

「この傷は君がつけた傷です。とても深く入りました。仮に攻撃を喰らってしまったら私の持つ回復魔法ですぐに傷を治すことが可能ですが、君がつけた傷はどの回復魔法でも治すことができなかったんですよ。それに、亜人如きにつけられた傷は今までに無かったんです。私の着る服は防御力がとても高く、レベルの低い亜人ザコから受ける攻撃なんて喰らったとしても効かないはずなのです。でも、君は例外だった。」

 袖を戻し、続けてこう話した。

「君を初めて見つけた時、君のレベルなんて僕のレベルの10分の1に過ぎなかった。それなのに、私に傷をつけることができた。しかもその傷が魔法で回復できない…てなると記憶に残らざるを得ないよね。」

「……もうひとつ、質問をしていいか?」

「…なんでしょう?」

「なぜ…俺のことを殺したんだ?別に殺す必要は無かった…」

「亜人如きが私に傷をつけたからです!!」

 俺の声を遮り、怒りのこもった声を荒げて答えた。

「今まで一度も戦闘で攻撃を喰らわなかったのにこんなレベルの低い亜人ザコに私は傷をつけられたんですよ!!??こいつは生かしておけないとなるのが当然のことでしょう!!」

「それにあの日の君は!確実に私を倒せる気でいましたよ!!私のことを完全に格下だと思ったんです!!それも許せるはずがない!!だから君のことを殺した!!!!」

「…ッ!!」

…こいつはヤバい。

 周囲にゴドフロワの声が響き、聞こえていたざわめき声が消えた。

「……ハァ、話はこれで終わりにしましょう。」

 ゴドフロワは冷静にそう告げた。

「私は君のことをもう一度殺しても構いません。ですが、君はとても奴隷として扱った方がいいと私は思っています。なので、」


「私は君を捕まえます。」

「……」

どうすればいいんだ?…どうすればここから逃げることができる??

周りは全員"人間"…助けを呼ぶこともできないし、もしここを抜け出せたとしてもゴドフロワに追いつかれるはずだ…どうすれば…いったいどうすればここから逃げられる…?

…そうだ。コイツのステータスを見れば打開策が見つかるのでは…!?

スキル:鑑定!!

俺は、鑑定スキルを使い、ゴドフロワのステータスを見た。


種族:人族 名前:ゴドフロワ・ド・シット Lv.70

体力:3500/3500

保有魔力:3500/3500

装備品:名誉騎士の服、 名誉騎士のスラックス、 眼鏡 風切かぜきりの剣

スキルポイント:1500

スキル:剣術Lv.25 護身術Lv.25 俊敏Lv.25 魔術Lv.25

魔法:雷魔法Lv.10 炎魔法Lv.10 風魔法Lv.10 土魔法Lv.10 回復魔法Lv.10

称号:ドレイト王国名誉騎士四天王

人間


レ…

レベル70ゥゥゥ!?終わった!俺の異世界生活終わった!!こんなの逃げれるはずがないじゃん!!!

てか、装備品の眼鏡て…他に何かなかったのか!?

まじでどうすればこの場から逃げることが出来る!?!?

ふと、一つ逃げれる可能性がある手段が頭に出てきた。


…まて、転移魔法があるじゃないか。

転移魔法ならここを抜け出すことが出来る!!!

転移魔法にすべてを任せよう!!

手段が見つかれば使うのが普通!!速攻で使用する!

俺は最後の手段、"転移魔法"を使ってこの場を逃げることにした。


《魔法:転移を魔力を100使用して実行しますか?》

 使用します!

《距離が遠いため、通常よりも時間がかかります。準備時間は残り10秒です。》

 10秒も!?早くしてくれ!!

「今ここで自首してくれば痛くはしませんよ」「クッ…!」

《残り7秒…》

「ですが」

《残り5秒…》

「君が仮にも私に反発するのであれば」

《残り3秒…》

「君をいたぶってから奴隷にさせましょう。」

「なッ…!!」

ゴドフロワはにたりと笑い、そう言った。

 俺は鳥肌が立つのを感じた。


《準備が完了しました。転移を実行します。》

ッ!!間に合ってくれ!頼む!!

俺の周りに青白い光を放つ魔法陣が現れ目の前が一瞬にして白くなった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


…何も起こらなかったぞ?転移を実行しろよ俺!!

光が消えてもなぜかドレイト王国の城門前だった。


「…君が厄介な魔法を手に入れてるからね、結界魔法・・・・を使わせてもらったよ。」

「…え?」

なんでだ!?さっき鑑定スキル使ったとき、そんな魔法は無かったぞ!?コイツのステータスは、どうなってやがんだ!?!?

俺はもう一度鑑定スキルを使い、ゴドフロワのステータスを見た。


するとステータスの一覧の中に


装備品:鑑定の眼鏡(鑑定スキルの追加)

結界魔法:魔術無効Lv.10

ユニークスキル:フェイクが追加されていたことに気が付いた。

「なんだと…!?」

こいつ、もしや…!!

ゴドフロワが口を開いた。

「あなたは、何故私のステータスに無かった"結界魔法"が使えたんだ?と思っているでしょうね。」

「お前…!!」

「私は亜人をだまして捕まえるのがとても好きなんです。ユニークスキル:フェイクで自分のスキルを隠すことが出来るんです。あなたの魔法の中に転移魔法があると気が付いた瞬間、フェイクを使用しました。」

最悪だ。

まさか最後の手段さえも潰されてしまうとは……

「そうです。もっと絶望してください…もっとその顔を見せてください…君のその顔がたまらなく良い…!!」

はぁ//はぁ//言ってやがる…気持ち悪い…

ゴドフロワはものすごいサディスティックだった。

「終わりにしましょう。この亜人を押さえなさい。」

「「はッ!!」」

その声と同時に両端から門番が俺の体を押さえ、手錠をかけた。

「くッ…!でも手錠くらいなら魔法で…!」

「ひとつ言い忘れていました。」

ゴドフロワがそう言い、残念そうな顔でこう言った。

「君につけさせてもらったそ手錠はね。魔力を吸収する力を持つんだよ。」

「ッ…!」

俺の魔力が…!

みるみるうちに魔力が吸収されていった。

「だから君が魔法で解決する(すべ)なんてもうないんだ。残念だね。」

わざとらしくゴドフロワは言った。


「く…そ……」

この国に来た判断は間違いだった。こんなことになるなら絶対に来なかった…

「さて、君は一度逃げようとしたね。それは私に反発しようとしたということですよね。」

そう言うと、ゴドフロワは俺の顔の前まで来た。


「たっぷり痛めつけてから奴隷にしてあげましょう。」



完全に終わった。

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