召喚されました。
なろうでははじめまして、のろとりです。
初めてなろうの方に投稿するので、分からないことがありますがよろしくお願いします。
……大丈夫かな(凄く緊張してる人)
こんにちは、私の名前はスライム。
皆さんで言う、異世界と呼ばれる世界の者だ。
私の世界には魔王は居るが、勇者は居ない。
最も、その魔王も人間で言う王様のように魔界を束ねているだけだ。
人間界を支配するつもりはなく、友好的な関係を築いている。
さて、私の世界の話はここまでにしておこう。
「(暇だなぁ……)」
私は草原でゆっくりと進んでいた。
だが、やることが無かった。
この前は魔王の所まで旅をしたし、人間の町は遠いから行きたくない。
私が今居る平原にはあまり生物が居ない。
居たとしても、私は喋ることが出来ない。
「(ん? あれは……)」
私は草原で魔方陣を見つけた。
何故こんな所に?ここにはあまり人間は来ない筈だ。
それにこれは……上に乗ると召喚される物か。
この辺りの事はこの世界では一般常識だ。
怪しい……けど、暇だから召喚してもらうか。
そうして私は魔方陣の上に乗った。
「(さて、どんなことが起こるんだ?)」
そして魔方陣が光り始めた。
光が収まると、私の姿はもう無かった。
一体何処に召喚されるんだ?
「ふっふふ~ん」
ワタシは暗い部屋で杖を持って何が召喚されるか楽しみにしていた。
暗い部屋には部屋一杯に大きな魔方陣が書かれていた。
一体何が召喚されるかな……異世界から召喚するから、怖い者だったら……うぅ。
ま、まぁそうだったとしたら警察通報すれば良いね!大丈夫……だよね?
「おっ来た来た!」
ワタシがそう待っていると、魔方陣が光り始めた。
ドラゴンかな、ワイバーンかな?
ワタシは眩しい光で目を閉じた。
光が収まると、少なくとも人形ではない者が見えた。
目が、目がまだ光で……と言うより、
ワタシの髪はロングで視界の邪魔するし黒だから暗いから同化してるよ。
時間が立ち髪を後ろに回し、視力が回復するとその姿を捉える事が出来た。
「……え?」
ワタシの膝より低い体。形は丸に近い。
色は私の知る者とは少し違うが、白。
少し触ってみると、其処らに売っているクッションより柔らかい。
そしてそれらを確認して、ワタシは理解した。
あ、これはスライムだな、と。
「君は……スライム君?」
ワタシがそう聞くと、スライム君の色が青く変わった。
えーっと……色が変わっていて青ってことは、合ってるのかな。
でも、これだけだと分からないから他にも質問してみようかな。
「ここが何処か分かる?」
そう聞くと、色を赤に変えた。
分からないって事かな?
多分、青が○で赤が×なのかな。
「じゃあ、ここが異世界だと言ったら信じる?」
スライム君は体を何色にも変色させた。
これは……驚いてるのかな?
それにしても、この子可愛いなぁ。
「行くところはあるの?」
スライム君は赤色に体の色を変えた。
行くところが無いのね……召喚したのワタシだけど。
召喚したんだから、ワタシが面倒見ないと駄目なのかな?
……よし、決めた!
「スライム君、私と一緒に住む?」
スライム君は体を青色に変えた。
オーケーって事かな?
ワタシはスライム君を抱き締め、まずは昼寝することにした。
魔方陣を使って、力を使い果たしたからねぇ。
まずはペットとして、害が無いか抱いて確かめてみよ……zzz。
「(なんなんだ、この人間は)」
私はこの人間に召喚されてから、一週間がたった。
その期間でこの世界について少し知れた。
まず、この世界は科学が発達しておりこの人間が特別魔法を使えることを知った。
そしてこの人間の家族は別の地域……国、と言ったか。其処に居るそう。
この世界について知れたが、この人間については全く分からない。
「(何故私に抱きついてくる)」
私に抱きついてくる理由が分からない。
人間は『柔らかい』と言ってるが、やめてほしい。
私にも暑い寒いと言った感覚はあるのだ。
つまりは、暑苦しいのだ。
しかも私は弱いので抜け出そうとして、この建物内で怪我をしたら人間が泣くので止めている。
実際、一度だけあった。『せんたくき』とやらに間違えて入り、目が回った。
その事で人間が大泣きして大変だった。
「(人間との意志疎通は出来てるようだから、我が儘は言えないな)」
私が色を変えると、人間は私がどう思っているか分かるようだ。
だが、分かるのは感情やYES、NO位だ。これは私に問題があるのだがな……
それと『がっこう』とやらに通っているそう。
調べたらあの人間は『がくせい』とやらだと聞いた。
そして人間が『がっこう』から帰ってくると、私を抱きついてくる。
寝るときもまた、私に抱きついてくる。
そんな日常を過ごしている。
この作品は『ハーメルン』様にも投稿しています。
興味のある方はどうぞ来てください。