痛くないのは痛くて気持ちい。
中学に入っていじめられた。今思えばわたし自身がが悪かったとハッキリと自覚する。逃げてばっかりで、発言もできないこんなバイ菌は必要ないよね。それでも上辺含めて仲良くしてくれる子もいた。その時に「リストカット 自傷行為」を知った。ハサミで手首とかを切るんだって。ハサミだと切れなくて痛いからカッターの方がいいんだって。手首は怖いからわたしは右手の甲を切った。理由?「なんとなく」だけど。切って大量出血して、先生や親に怒られた。傷つくのはわたしなのに、なんで傷がつかないただの他人が怒って悲しむのだろう。わたしには理解できなかった。今でも少しだけ理解できない。
高校に入ってからはなんとなくで自傷行為をすることは減った。苛立ちを抑えるために自傷行為をするようになった。また怒られた。わたしには理解できない。
大学に入ってからは興味本位で出会い系を使い始めた。中三の時から四年間付き合った男性がいたけれど、彼ではなく他の男性に処女を散らした。痛かった。ゴム無し外出し。後悔した。雲ひとつない綺麗な青空だったのをわたしは忘れない。
その日からわたしは壊れた。1週間で4~5人と重ね合った。外出しかゴム有り。喘いでるフリをして、痛みが強すぎて叫んだ。心の中ではひたすら懺悔と後悔の言葉を繰り返した。この時期が1番自暴自棄になっていたと思う。でも、人生ではじめて本気で心の底から愛せる人と出会い系で知り合った。その人と知り合ったこと、愛したことは後悔しない。付き合うことは無かったけど、出会えてよかったと思う。四年間付き合った男性とは別れた。元彼は壊れた。
出会い系で知り合った男性が本当に好きで、でも付き合うことは許されなくて。彼はわたしのことをちゃんと注意してくれて、気持ち悪いと誹謗中傷されていたわたしのことを「かわいい」と言ってくれた。次に愛するのなら、彼のような男性を愛そう。わたしは誓った。半年かけて彼への愛情を捨てた。
そして青い鳥で相互だった男性に惹かれた。童顔で、面白くて、可愛くて、かっこよくて。わたしのだめなところをちゃんと注意してくれる。彼いわく「好きだから注意するんだよ」らしい。年齢も出会い系で知り合ったあの人に近い。なにより彼の誕生日が亡くなった祖父と同じだというところに運命を感じた。家も電車一本で行ける距離。勇気を出して、実際に会ったら、イメージ通りの人だった。嘘がなくて、笑顔が素敵で。彼を愛そう、生きがいにしようと決めた。そんな彼と付き合ってもうすぐ三年半になる。
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