【第二十五話】 レオポンに乗るのは大変です。
はじめまして、こんにちは(*^ー゜)v
人様の作品を貪るように読んでいる変人のヴァインです。
そして、自らの文才の無さに絶望感を覚えます・・・。
では、どうぞー
小屋を出るとレオポンの手入れをしているロゼを見つけた。私はそこで、ある重要な事を思い出してしまった。町まで出掛ける=レオポンに乗って行く=レオポンに二人で乗る=羞恥プレイ。嗚呼……何故、神はこのような試練を私に与えるのか……。私が小屋の入り口で立ち尽くしていると、ロゼが察したかの様に意地の悪い笑顔で近づいて来た。
「私は歩いて……」
「早くしないと、帰りが遅くなるぞ?」
ぐっ(=へ=;) お世話になっている居候の分際で、コレ以上の迷惑はかけられない……。私は心を無にして覚悟を決めた。
「Σぎゃ!? 何すんだっ!」
「暴れんな! 大人しくしないと落とすぞ?」
ロゼは立ち尽くしていた私を強引に抱きかかえ、レオポンの上へ護送した。ロゼは私を子ども扱いして、からかって遊んでいるようである。その証拠に、先ほどから顔がにやけっぱなしで、妙に楽しそうである。私はそんなロゼの行動に怒りを覚えつつ、どんなに不本意だろうと礼だけは言わねばまるまい。
「…………アリガト(-"-)」
「…………どういたしまして」
ロゼはもう突っ込むのを諦めたようだ。諦めたらそこで試合終了ですよー。ロゼもレオポンに乗り、私は戸惑いながらもロゼの服を掴む。
「今日は飛ばすから、そのままじゃ落ちるぞ」
ようはロゼの体に腕を回して抱きつけ、と言いたい訳だな? いや、無理だから。現在の体制でさえ私には、LVが高くて戸惑うばかりだと言うのに、これ以上の羞恥プレイに望んだら、私の蚤の心臓が潰れる。薔薇色の人生とか、子孫繁栄とか、パーリーピーポーとか、そういうのはリア充に任せて私は静かに世界の隅っこで、誰にも悟られず、誰にも気が付かれず、煙のように死にたいって人間だから、出来れば遠慮したい。尚もごねる私にロゼは呆れたように説教を垂れる。
「……いいか? 子供は大人の言うことを聞くもんだ」
カッチーン! (-_-メ) 貴様は今、言ってはならない事を言ってしまったな! 世界的に見て、日本人は男女共に童顔だ。私はその中でも童顔中の童顔で制服で同級生と歩けば、「お姉さんの制服を着てきたの?」とからかわれ、買い物に行けば、【はじ○てのおつ○い】ばりに関係各所で褒められて、私服でデパートを訪れれば、迷子センターに連行されそうになる始末。私が、こういった発言に過敏に反応をしてしまうのも無理は無いと思わぬか? それを、この男はっ!! 私の前世のトラウマを掘り返しやがって!!! 許すまじ、ロゼ・リィード!!!! Σ凸(▽曲"▽#)※
「……ロゼ青年。私は一度、死んだのですからコノ世界では確かにゼロ歳かもしれません。 しかし、私の生前の最終年齢は17歳です。」
「は!? 17歳!?」
何だそのリアクションは!!!! (▼皿▼♯) やっぱりこいつ……もっと子供だと思ってやがったな!!!!! てめぇ、マジ死んで詫びろ!!!!
「貴方の目には、私はいくつに見えていたのでしょうか? と言うか、その目は見えているのでしょうか? 早急に医師の診察を受ける事をオススメします。 ちなみに今の姿は、生前と殆んど変わっていませんので、コノ姿を見て子供だと思ったのなら、尚更失礼です」
あーあー、こんなやつのために料理の世話なんてしてやらなければ良かった! 固っっいパン食べて顎関節症になって、一生地味な頭痛で苦しめば良いんだっ!! ロゼは何やら俯いて、つぶやくような小さな声で何か言っている。
「……そ、そうか、17歳、だったのか」
「幼女にドキドキして自分はロリコンだと思っていたけど、17歳の少女だと知って、安心して手が出せるって思っていませんか? (==)」
「Σち、違っ」
「当たり前だっ!!! そうであって堪るかっっ!!!!」
私たちが、ぎゃあぎゃあ言い争っていると、レオポンが首を振って、前足で地面を掻いた。二人でレオポンの上に乗って、一向に出発しないので、さすがに苛立ってきたようだ。
「……と、とにかく! 揺れるからしっかり、つかまって」
「揺れを利用してセクハラしようと言うのか!!」
「そんな事言ってないだろう! フィオが照れて嫌がるから……変な感じになっているんじゃないか! 何時までも、こんな事してたら町に着かないぞ!」
ぐっ(=へ=;) 町には行きたい。しかし、しかし!
「……もう服でもいいから」
ロゼはついに諦めたようだ。試合終了である。私はロゼの服を掴み、軽く体を密着させる。すると、頭上から溜息と文句が降ってきた。
「こんな事位でいちいち照れてどうするんだ……」
「彼氏じゃない人間と密着して平気なのはロゼに好意を寄せている人間か、何も考えていない馬鹿だけであろう。 そして、世の女性全てが、ロゼに好意を寄せている訳ではないのだよ?」
至極当たり前な事である。ロゼは確かにイケメンだ、それは認める。しかしだ、女は男を選ぶとき顔やスタイルだけで選んだりはしないのだよ。あらゆる女を食いまくり、女の扱いに困り果て、ボッチが過ぎて花に話し掛けて、解決してもらうような女々しい男など頼まれてもお断りである。だいたい、女をあんなに食いまくってて、女の扱いが下手ってどういう事だ? 扱いが旨いから食いまくれるんじゃないのか? まぁ良い、今度はどんな厄介ごとを持ち込まれるかヒヤヒヤはているが、正直知ったことじゃない。私は一人で、心穏やかに過ごしたいのだよ。自分でまいた種は自分で刈りたまえ。まして君は私よりも年上だろうが! 情け無いとは思わないのか!
「いや、それは分るけど……女性をエスコートする時とか、手を取ったり、腰に触れたるするだろ?」
「しねーよ! 何処の御貴族様だコノヤロウ!!」
欧米かっ!!Σ⊂( ̄□ ̄~j するとロゼは、適当な返事を返してレオポンの腹を軽く蹴り、ようやく町に向けて出発した。ここから町までは結構遠く、歩いて半日、レオポンの全力疾走で30分ほどかかる。一人での騎乗ならともかく、後ろに誰か乗っている状態で全力疾走すればレオポンにも負担になるし、何よりも後ろに乗っている人の、尾てい骨が粉砕骨折する。あるいは、尻とケツに真っ二つに割れる事になる。乗馬未経験の人にはピンとこないだろうが、乗馬は座って乗るものじゃない、馬にまたがって立つものなのだ。競馬の中継などは分りやすいだろう。もしも、尻を浮かさずに座って馬を走らせたなら、馬の上で風船の如くポンポン跳ねることになる。馬の上は思ったほど快適ではないのである。
「速度を上げるぞ」
ロゼは私を気遣いながら少しだけ速度を上げた。レオポンは普通の馬とは違い、尾てい骨を粉砕するような激しい痛みを伴わないが、それでも私の尻に来る衝撃はかなりのものである。この状態で30分は、長いな(==;) あぁ、違う、最速で30分だから1時間くらいは覚悟しないといけない。私は町に行く決断を少しばかり後悔し始めていた。
いかがでしたでしょうか?
お楽しみいただけたなら幸いでございます。
いやぁ~~・・・進まないですねぇ~(--;
何でこうなるのか私にも分りません;
たぶん、何かにつけてロゼに突っかかるフィオが悪いんですね。
うん、そうだ!そのとおりだ!(現実逃避
ご覧戴き、ありがとうございました。
またのご来訪を心よりお待ち申し上げております。




