【第二十四話】 町に行こう。
はじめまして、こんばんは(*^ー゜)v
最近ちょっとポテサラにハマリつつある変人ことヴァインです。
や、お待たせしました;
何だか最近、体調を崩すことが多くてですねぇ・・・
2週間前に風邪を引いて、治りきらないうちに腰を痛めて寝込んでおりました;
ではどうぞー。
――翌朝。
突然だがこの世界に無いものを紹介しよう。そう時計だ。私には日時計なる便利なアイテムを使いこなす術も知識も準備も無い。しかし昨日よりも明らかに遅い時間帯に起床したことだけは、窓の外に鍛錬中のロゼが居ないことで把握した。そして更に言えば何やら調理中の、匂いと書いてスメルと読むアレが漂ってくる。人間になって二日目の朝、私は大寝坊した。
「……おはよう」
別に怒られる訳ではないのだが、何となく気まずくて声が小さくなる。ロゼは私を見つけると輝くような笑顔を見せた。
「おはようフィオ。 良く寝れたか?」
むぅ(=へ=;) 嫌味なほど爽やかな笑顔で何も言い返せぬ。ロゼの手元を見ると既に朝食の準備が出来ているようだった。プギーの塩漬け肉のソテーに馬鹿デカイ目玉焼きがお皿の上に乗せられていた。む? 待て待て! 私はそんな馬鹿デカイ目玉焼き二個も三個も食べれないぞっ! おいおい何個焼く気だ!
「手伝う!」
このままでは私の朝食が大変な事になる。しかしロゼはフライパンを手放そうとはしない。それどころか私に向けられている笑顔が意地の悪い物に変わる。
「友達は対等なんだろ? だったら食事は当番制にしないとな?」
ぐっ(=_=;) お、おのれロゼ!! こんな時ばかり!!! 仕方がないので私の分を少なくするように言ってからサラダを作る事にした。見たところ生で食べられそうな菜っ葉らしき物が無いのでポテサラにリンゴっぽい果物とナッツを刻んで入れる事にした。そしてレシピはこちら♪
≪爽やかポテトサラダ≫
(材料)
・芋 3~5個 ・柑橘の絞り汁 適量
・リンゴっぽい果物 1個 ・塩 少々
・お好みのナッツ 適量 ・コショウ 少々
私はいい加減このコーナー(?)も飽きられているのではないかと言う危機感を感じつつ、茹でていた芋を潰して材料を全部ぶち込んで混ぜた。それにしても懐かしい夢を見たものだ……。私は溜息混じりに出来上がったポテサラをテーブルに運ぶとロゼも目玉焼きの乗ったお皿を持って席に着いた。
「フィオは食が細すぎないか?」
食べ始めて少ししてからロゼが私の皿を見て呆れたように口を開いた。私の皿の上には馬鹿デカイ目玉焼きが半分残されているている。半分はどうにか食べきったがもう半分を食べきる自信が無いため手を付けておらず、ロゼ氏にどうやって譲渡しようかと考えていた所である。ってか私が普通だろ。毎回鍋ごと平らげるほうがどうかしているし、コノ卵、ダチョウの卵の二倍くらいあるんだぞ? 朝からソレを平気で三つ食えるとか……そのうち横に成長を始めるぞロゼ青年!
「(私を)食べてください」
「……妙な副音声が聞こえたんだが?」
気のせいですよ。ロゼは私の目玉焼きを自分の皿に移してあっと言う間に食べきってそのままポテサラの攻略を始めた。
「フィオは意外と料理が上手だよな」
「そりゃどうも(==)」
意外とは余計だ。と心の中で突っ込みつつ、適当な返事を返しておいた。私は今、ロゼ氏の挑発に乗るような気分ではないのだよ……。ぼんやり、と今朝の夢の事を思い出す。前世でやっていたMMOの伝説の先輩が引退した時の夢だった。
私は当日まで、引退の事実を知らされておらず、先輩の魂のこもった武器数点と、先輩コスプレのネタ装備、同じ髪色になるアイテムなどと一緒に、複数の厄介な二つ名を受け継いだ。あれからだいぶ時間が経った私は、少しでも先輩に近づけただろうか? そして、今、先輩に言いたい事がある。私、あの時、貰ったあの武器に強化アイテムぶち込んで壊しました。すみません。(* ̄∇ ̄*)テヘ
「元気が無いな、どうした?」
顔を上げると、ポテサラを綺麗に完食したロゼと目が合った。私は少し考えてから、どうせ分らないだろうと、適当に返した。
「ホームシックかなぁ~(==)」
直ぐに、どういう意味か聞いてくると思っていたのに、ロゼは黙ったまま真剣な目を私に向けていた。
「……帰り、たい、のか」
え、普通に通じてんじゃん(=へ=;) いや、まぁ、うん。帰りたくても帰れないというか……私が今帰りたいホームは、憧れの先輩の居る時代のMMOて言うか、今帰っても居ないから、帰りようも無いというか……。ってこの事を説明するのも面倒だな。いいや、もう、家に帰りたいって事にしておこう。
「まぁでも、私死んだんだし……異世界からの帰り方も分らないしねぇ」
両親だって、葬式を済ませた娘が突然帰ってきても色々困るだろう。しかしロゼは何やら真剣に考え事をしているようだった。私は寝坊したのだから片付けはやる、とロゼから皿を奪い、キッキンヘ向かう。皿を洗いながら保存のきく調味料の組み合わせやプギー肉をハムやベーコンなんかに出来ないかと考えていた。ワインが製造、販売されているのだからハムやベーコンくらい作られているのではないだろうか? しかし、買う金が無い。金欠は嫌だねぇ(==;) 普通のRPGなら魔物退治の依頼なんかを受けてお金を稼ぐ所だけど、私は魔法も使えないし剣は、まだ試してないけど、たぶんダメだろう。なので、何か私に作れるものを売ってお金を稼ぐしかない。まぁどちらにしても町に行ってみて、需要のある物を調べる必要がある。ついでに、ハムやベーコンの作り方が分れば上出来である。
「……フィオ、今日は町に行ってみないか?」
何と! ロゼ氏には心を読む能力があったと言うのか!? 今、私の目にはロゼが神様に見える。
「行く!!!」
私は大喜びで、何も考えずに、目の前の餌に食いついた。我ながら単純である。嗚呼、町に行ったら、まず何をしよう? 調味料やスパイスを売ってるお店に行って、アクセサリーの店に行って、服屋に行って、ペットショップとか無いかな? 私もレオポンみたいな相棒が欲しい! しかし、冷静になって考えてみれば、ロゼにはお仕事があるのでは? そう思ってロゼを見ると、何やら嬉しそうに笑って、準備をしているようだ。良いのかな?
「フィオ、それが終わったら準備しろよ」
「……ん」
少し元気の無い声で返すと、ロゼが心配そうにこちらを見ていた。
「どうした?」
「ロゼ、仕事は?」
つい、はしゃいでしまったが、ロゼにとったら迷惑な話かもしれない。今まで考えたことも無かったが、花を保護して人間になられたら食費が掛かる。普通の人間なら町まで送ってバイバイだろうけど私はそれじゃあ問題があるし……そもそもロゼが私を養う義理もない。迷惑極まりない存在だろうに、私の事を気遣ってくれたりするのは少し、申し訳ない気がする。
「……今更だろ? 気にすんな」
ロゼは肩を落とす私の頭を軽くポンポン叩いてキッチンを出て行く。まるで、見透かしたかのような発言に少し驚いた。私は、そんなに単純だろうか?
「……ありがと」
ロゼに届いているか分らないが、ちゃんとお礼を言わなければいけない気がした。私はお皿を洗って、キッチンを出て、出掛ける準備をする。と、言っても荷物も無ければ、お金も無いので髪をとかして、結い直しただけだが。ちなみに今日、来ているのはア○ス的な水色のワンピースである。私は、トートバックくらい作っておけば良かったなぁーなどと思いながら、手ぶらで小屋を出た。
いかがでしたでしょうか?
何だか・・・フィオの破壊力が落ちている気がしますねぇ・・・
やはり作者の体調に左右されてしまったのでしょうか?;
だとしたら申し訳ありません;
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