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【第二十三話】 長い1日が終わりました。

はじめまして、こんにちは(*^ー゜)v

最近、自らのボキャブラリーの無さに絶望感を覚えている変人ことヴァインです。

えぇ、気が付いたら同じセリフを書いていたりフィオが同じことを言っているんです;

もう諦めてフィオの性格って事にしますがw


ではどうぞー。








 夕飯の片づけが終わり、各々のプライベートタイムに入る前に食後のティータイムにした。そこで私は真面目にロゼに言ってやらねばならん事があるのでちょっと真面目にロゼと向き合った。





「ロゼ。 君は私をどう思っているのかね?」





 つい癖でネトゲ的な口調になってしまった。ロゼは少し驚いた様な顔で何かを考えていた。





「……告白?」

「ちげーよ! 友達だと思ってんだろ? って話だ!!」





 何だ! 「……告白?」って! 真面目に考えんな! それにこんなタイミングで告白するか! そして質問を質問で返すなボケッ! ロゼは何を言われているのか分からないのか不思議そうな表情をしていた。私は朝、自らの手にゴッドプレスをした手の包帯を外す。そこには軽いアザはあるものの腫れは引いていた。





「ドジッた私が悪いんだがロゼにも原因があるのだと主張する!」





 朝からずっと気になっていたのだ何故あんなにイライラしたのか。それはやはりロゼに原因があった。私が花だった時の態度と人になった時の私に対する態度を変えたのでイラついていたのだ。ネトゲでもそうなのだが私がネカマだと分かると態度を変えたりリアルで会うと何時もの様な会話が出来なかったりして今までの関係が壊れたりするのだ。ネトゲでは友達だけどリアルは別。ロゼにそんな線引きをされたみたいで悲しかったのだ。





「花だろうが人だろうが私はロゼの友達なんだからそんなに保護しないでくれる? 心配な気持ちはあり難いけど過保護が過ぎる。 私はロゼに守られるほど弱くない。 それに友達って対等な存在でしょ?」





 ロゼは妙に保護欲が強い。まぁ色々あんだろうけどさハンマーで手をゴットプレスしたごときであんなに動揺されても私が困るのだ。それに森で助けた気の無い女に一々あんなに世話を焼けば恋愛感情の一つも芽生えるというものだ。そういうのは気のある女限定にしないとお互いの為にならない。ロゼは真剣な様子で私の話を聞いていた。





「……分かった。 俺もフィオに聞きたい事があるんだが良いか?」




 

 本当に分っているんだろうか? 私の心のこもった説法をそんな簡単に「……分った」ってどんだけだ? 分ってなかったから今まで苦労してきたんだろう自覚しろ! 私はお茶を一口飲みながらロゼに不満げな目を向ける。ロゼの顔は真剣そのものだった。





「異世界から来た、というのは本当なのか?」

「うん。 本当」





 ……まぁ信じろってのは酷だったかもしれないがな、それ以上何を言えば良いというのか? 私は今までロゼに殆んど嘘など付いていないのでこれ以上特に説明する事も無いのだが……。ロゼを見るとなにやら深刻そうな顔をしているのでとりあえず様子を見てみる。





「……先生はこの事を知っているのか?」

「さっき話したよ。 そういえばあんまり人に話すなって言ってたけど何かあんの?」





 ロゼは何も言わずただただ深刻そうな表情で考え込んでしまった。私は訳が分らずお茶のおかわりをしながらお茶菓子を作ればよかったなぁ~などと考えながらロゼを観察していた。最初ロゼを見たときはリ○ク様と見間違ったが、こうやって近くで見るとやっぱり違うな。トワ○リの漫画のリ○ク様に比べると大人っぽくてシャープな印象を受ける。……ロゼもこんな表情するんだなぁ。





「フィオ。 この事は他に誰にも言っていないな?」





 ん? 言ってないけど……。そういうと何処か悲しげなロゼと目が合う。ってか何なの? 先生もロゼも私に何かあんの? 文句があるなら受け付けるけど? こういう風に焦らされるの嫌なんだけど……。





「……落ち着いて聞いてくれ。 フィオお前は危険な組織に狙われる可能性が高い。 だからこの事は絶対に誰にも言うな」





 危険な組織って黒ずくめの服を着て子供になっちゃう薬とか開発している組織ですか? またまた~冗談が過ぎますよロゼ氏~! o(^▽^o) とか思うのだがロゼの目が怖いぐらい真剣で冗談ではなさそうだった。





「……分った」





 でも先生もロゼもちょっと大袈裟じゃないだろうか? 誰にも言わなければ分らない事なんだしそんなにマジにならなくても……それにまだ狙われてる訳じゃない。あくまで可能性という話である。





「……だと良いんだが」





 私は大丈夫♪ 大丈夫♪ とお気楽に笑って見せたが内心は複雑だった。狙われる可能性があるって、やっぱり人類の敵コース的な事でだろうか? やはり私は討伐対象になりえるのだろう……だとすれば今のままロゼと友達で居続けるのも問題が生じそうだ。早いところ自活できるようになって距離を置かないとロゼにまであらぬ疑いがが掛かる。私は異世界でさえ【猛獣注意】の看板を首から下げているような浮いた存在なのだろうと少し寂しくなった。



 それから私たちはお茶を片付けてそれぞれの部屋に戻った。ただソコに至るまでにまた一悶着あった。ロゼの部屋は一般的な森番用の部屋なのだが私が今朝寝ていた部屋は領主様夫妻のお部屋だったのだ。私は普通の部屋で良いと言ったのだが他の部屋は男女共同の合宿所のような粗末な部屋なので女性が泊まるのに適さないと頑として聞かなかった。私はそうやって女を甘やかすから惚れられて困る事になるのだろう! そういうのは愛情とは言わないのだよロゼ青年! と説教をしたがそれでも聞き入れられず、結局は私が折れて領主様の部屋で過ごす事になった。





「ダチは対等だって言ったのに!!!!」

「フィオ、鍵を掛けてから寝ろよ?」





 ロゼに部屋の鍵を渡される。しかし私の怒りは収まらない。何故鍵まで掛けなければいけないのか! 襲う気で居るというのか!? ロゼは私の講義をスルーして自室へと帰っていった。とても、とても腹立たしい。しかし何時までも怒っていたって仕方がないのでとりあえず寝る事にする。

 布団の中に入ってもイライラが収まらず中々寝付けない。そういえばワンピースの裾が破けていたな……私は布団から出て裁縫用具を探す。しかしさすが領主様の部屋、裁縫用具など出てこない。仕方がないので使用人部屋を捜索するか、とドアに手をかけると鍵が掛かっていた。収まりかけていたイライラが再燃する。おのれロゼ! こんな所まで邪魔をしおるかっ!!(☆д☆) 



私は鍵を開けて部屋を出る。使用人の部屋は幾つかあるのだがその中でも一番近い、脇にある物置のような小さな部屋を捜索してみた。私の読みどおり裁縫道具が出てきた。それどころか高価そうな布やらボタンなどもあってさすが領主様! と言う感じだ、これなら私用に服を一着作れそうだった。私はこっちのウサギ小屋程度の広さのコノ部屋のほうが落ち着くなぁ~などと考えながら部屋を出るとロゼが窓辺で夜風にあたっていた。月明かりに照らされて風に揺れる金色の髪。まさに絵画のような美しさである。後ろからコッソリ脅かしてやろうと近づいたその時、何やら独り言をつぶやていた。ちなみに異世界にツ○ッターなどはない。





「愛情とは言わない、か。 じゃあ……だ……た…………?」





 何がだっ! と心の中で突っ込みを入れつつゆっくりバックステップで部屋まで戻ろうと試みる。声が小さくてよく聞こえなかったとは言えさすがにこの流れは気まずかろう……ロゼにだって私に話せない大人の事情が色々あるのだ、このまま黙って去るのが良い女というやつであろう。





「…………つまずくなよ」

「Σ(=ω=;)」





 何故だ!? 何故気が付かれたのだっ!? 私は猛ダッシュで部屋まで逃げる。すると部屋の入り口付近でスカートの裾を踏んで派手に転んだ。お、のれロゼめっ!! 貴様が「つまずくなよ」と言った為にフラグが立ったのだっ! そうに違いないっ!!!(o ≧□≦)o などと言いがかりを付けつつ散乱した裁縫用具を掻き集めて。今度こそ寝るためにベットに入る。





いかがでしたでしょうか?

お楽しみいただけたなら幸いの極みにございます。


人になって始めての1日が終わりました。

・・・長かった;全っっ然進まないっ;

ライトな読み物のはずだったのに段々暗くダークに重くなっていく・・・・


ご覧戴き、ありがとうございました。

またのご来訪を心よりお待ち申し上げております

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