【第二十二話】 異世界でアイドルもありだと思いました。
はじめまして、こんにちは(*^ー゜)v
昨日、健康診断に行って来ました! 変人のヴァインです。
うむ(=_=)
私はバリウムを飲む気マンマンで行ったのですが何故かくれなかったという謎が残る健康診断でした。
・・・どうでもいい?失礼しました!ではどうぞー。
さて、何を作ろうか……。と考えながらプギーの塩漬け肉を水に漬ける。保存をするために塩漬けにされているので異常に塩辛くて塩を抜かないと食べられないのだ。
では行ってみよう、本日のメニューはこちら♪
≪プギーの柑橘煮込み≫
(材料)
・プギーの塩漬け肉(塩抜き済み) ・柑橘 大3個
・リマーズの葉 適量 ・蜂蜜 適量
・茶葉 少量 ・塩 少々
・コショウ 少々
詳しい作り方で~す(@^▽^@) まずは先ほどのイケメンがリマーズの葉と言っていたハーブを鍋に大量に入れて少量のお茶の葉も加えて煮出します♪ そこにプギー肉を大きめにスライスして茹でていきます。ではその間に別の鍋に柑橘を絞りいれます♪ この時、おろし金で表面の皮をおろして果汁に加えてください(*^ー゜)b これだけで格段に香りが良くなります♪ それに蜂蜜、お酒、塩、コショウで味を調えて火にかけてアルコールを飛ばしていきます。プギー肉に火が通ったら柑橘のソースの中へ全て加えて煮込みます♪ あとはお肉がトロトロになるまで煮込めば完成です♪
さて朝食の際に何とかクッキング♪ 風のお料理コーナーをやらなかったのを若干反省しつつ、あとはサラダと付け合せの芋でも煮てレオポンのご飯あげないと♪ 鼻歌混じりにそんな事をしているとロゼが帰って来た。ちなみに鼻歌で歌っているのは残酷な天使の○ーゼである。
「何か楽しそうだな」
「おかえり~♪」
ロゼは少し驚いた顔をしてから素っ気無く「ただいま」と言って俯いていた。私はレオポンのご飯を持ってその横をご機嫌なまま通過して小屋の外へ出た。
「レオポ~ンごはんだよ~♪」
今日はありがとうね~沢山お食べ。そういえばレオポンって鳴かないのかな? 吼えている所聞いたこと無いな……嬉しいとネコみたいにグルグル唸るけど。ご主人様にあまり似てないのかな? ヤンデレな感じ? ……いいなぁ私にも相棒、欲しいなぁ~。擬人化したらイケメンだろうなぁ~。私は先ほどのガチムキマッチョのイケメンを思い出す。はぁ~良い筋肉でしたねぇ~あの服越しに薄っすら透けて見える腹筋がかなりセクシーでした。(* ̄▽ ̄*)~゜ また会えるかな? ガチムキマッチョの君。
「残酷な天使のように少~年よ神話になれ~~♪ 蒼い風がいま胸のドアと叩いても私だけをただ見つめて微笑んでるあなた~♪」
レオポンの隣に腰掛けて夜の森で残酷な天使の○ーゼを歌う。風流であるな(*-ω-*) 自慢だが私は歌がまぁまぁうまいのだ。良くMMOの女子キャラを使ってYo○Tu○eでカラオケの生配信などをしたものである。顔さえ良ければなぁ~と思わなくも無いがアイドルデビューして手の皮がズル剥けるまで握手し続けるような根性は持ち合わせていない。そして何よりメインのキャラは♂で活動しているネナベであるのであまり派手にアイドル活動は出来ない。正直ネナベである事は友人たちは皆知っているし隠してもいないが周囲がソレを許さない。それなりに名前の知られている高LVプレイヤーでテスター時代からの古参のギルドマスター、尚且つ伝説級の先輩様に妙な二つ名を幾つか継がされた私はキャラを守らなければいけないらしい。しょうも無い二つ名ではあるが今となっては良い思いでである。
「……良い歌だな」
ん? 振り向くとロゼが窓辺からこちらを伺っていた。良い歌なのは当たり前だ伝説のアニメーションであるぞ! ……良く知らないけど。私はどちらかと言うとゲーム派なのでアニメは正直良く分らない。こんな事友人に漏らそうものなら「ぬっころ!」と袋叩きに会うであろう。
「ありがと。 今日はプギー狩り? レオポン借りちゃって悪かったね」
今日は森を巡回して森に住む魔物の数や動向を探っていただけなので問題ないとか。私は軽くお礼を言って小屋に戻る、そろそろプギーが良い感じで煮えた頃だろう。……まだ臭かったらどうしよう。まぁある程度臭くてもロゼなら美味しく食べてくれるよね。そうじゃない場合は鉄建制裁である。
小屋に戻ると良い匂いがキッチンから立ち込めていた。私はズレたテーブルクロスと花瓶を直してキッチンへ向かう。鍋を覗くと良い感じに柑橘が煮詰まっていてトロトロしていて美味しそうだった。本当は醤油とか入れたかったんだけど無いからなぁ~作れないかなぁ? でも大豆と麹が無いかぁ~。(´・ω・`) いくらなんでも無理だな、専門的過ぎる。そんな事を考えつつプギー肉を一つ取り出して味見をする。うん、臭くは無い。でも美味しくも無い。やっぱ醤油が足りない……。私は醤油までは無理でも新しい調味料の開発を心に強く誓った。するとお腹を空かしか獣ことロゼがキッチンに侵入する。
「Σちょっ行儀が悪いし!?」
私の持っていた味見用の皿を奪い、プギー肉を食べられてしまった。これから味を直そうとしていたのに!! 私はロゼを睨みつける。
「ごめん; でも十分おいしいと思うけど……」
解せぬ。貴様エスパーか。何故私がプギー煮込みがいまいちだと思っていると分かったのだ? そんなに不満げな表情をしていたか? 私はそんなに分かりやすく表情に出していただろうか? とりあえず私は礼儀を重んじるギルドマスター故、一応お礼だけは言っておこう。
「……アリガト(-"-)」
「礼言ってる顔じゃないって」
馬鹿舌めが。私はこの程度の味では満足できないのだよ。やはり日本人にはコレに醤油を加えた甘辛い味のほうが合っている気がするのだ。しかし、まぁ米が無いからあまり味を強くしすぎると米が欲しくなって逆に辛いがな。私はプギーの柑橘煮込みと付け合せの芋や野菜を皿に盛り付けた。すると横から二人分の皿を華麗に奪う金髪の盗人が現れてテーブルまで運んでいった。見ると既にサラダも食卓に並んでいる。ロゼはまだ私の手を気遣ってくれているようだ。もう腫れも引いて落ち着いてきたんだが……。私もロゼの後に続いて席に着く。
「「いただきます」」
むぅ(=ω=) やはり一味足りない。お肉はトロトロに煮えて臭みも取れている。やはりプギー肉に柑橘は合うようだ。もう少しハーブやスパイスを効かせて香りを出して辛味調味料か何かを入れれば少しはましになると思うのだが……。いや? いっそヨーグルトのような酸味を加えたらどうだろうか? それか葡萄を少量加えたら良いか?
「ロゼ、森に葡萄って生ってない?」
「まだ時期じゃないな」
無念。しかし葡萄があることが分っただけでも良かっ……ん? 葡萄? ちょっと待って異世界に葡萄ってあるのですか?
「……葡萄って何ですか?」
「ついに壊れたか?」
何だ! その残念な者を見る目は!! ヾ(*`Д´*)ノ" あーあー分ってますぅー私だって変な事聞いているのは分ってますぅーでも異世界転生者である事を隠しつつ葡萄という果物があるのか? という質問をどうすればいいか分らなかったんだもんっ!! もう面倒くさいからこの流れで異世界転生者だと話してしまおうか!
「ロゼ青年、落ち着いて聞きたまえ。 実は私は異世界からやってきた転生者なのだよ! 私の世界にも葡萄があるのだがソレと同じか確認をだな……」
「………………そういえば、さっきは凄くご機嫌だったけど何かあった?」
コノヤロウ! あからさまに無視しやがったなっ! (▼皿▼♯) やめろ! そんなに哀れむような目で私を見るなっ! マジだから! 本気と書いてマジと読むアレだからっ! ロゼは私の話を完っっ全に信じていない様だったがとりあえず私の知っている葡萄とこの世界の葡萄とが一致している事を確認した。そして産地ではワインも造られているらしい。
「葡萄酒ならあるけど……」
「あるんだったら初めから言いたまえ! あーあープギーを煮るときに一緒に入れるんだったなぁクソゥ!」
ロゼは驚いた顔をしている。どうやらこの世界ではワインを料理に使うという発想が無いらしい。というかワインなど高級品ではないのかね? そんな物までここは支給されるのかね? 贅沢だな! それともアレか? 森番とはそんなに割の良い仕事なのかね?
「いや友人にもらった」
「Σロゼ氏に友人が居たのかねっ!? ……ちなみにソノ方は夢の中でしか会えないとか普通の人には見えないとか妄想的な人ではありませんね?」
「現実の世界に実在している人物だっ!」
「デスヨネー。 良かった良かった安心した。 (*´ー`*) そうか友人がいたのか……ってかだったらその葡萄酒は自分で飲めよ」
ロゼはお酒はあまり飲まないので好きに使って良いと言ってくれたのだが……貰った本人が飲まないのに使いにくいだろう。数少ないロゼの友人からの贈り物だと余計に。そんな楽しい会話をしながら夕食を終えると鍋いっぱいに作ったプギーの柑橘煮込みは綺麗に無くなっていた。
いかがでしたでしょうか?お口に合いましたでしょうか?
今度はプギー肉を使って燻製にしてベーコンやらハムやら作りたいですねぇ~w
それにそろそろ別の肉も食べたい(出したい)ですしね~。
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