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【第十二話】 ボッチに友達ができました。

はじめまして、こんばんは(*^ー゜)v

イチゴの表面についているブツブツの一つこと変人のヴァインです。

いごお見知りおきくださいますとイチゴのヘタが飛んできます♪


私、今日は祖父のお墓参りに行ってきました。

毎月12日、祖父の月命日の恒例行事なんですがお墓に生えている紅葉の下に

小さな紅葉の赤ちゃんたちが芽吹いていました。

何本かいただいて家で育てようと思います♪


小説のほうはロゼとフィオがちょっと仲良くなる感じのお話です。

ではどうぞ~。













 マジか; こういう時は本当に頼りになりますね……。

 ちなみに、私は残念イケメン・ロゼの手作り、魔物の皮で出来た植木鉢ホルダーポショットに入れられてロゼの腰付近に吊るされている。ちなみに美獣は尾行に適していないことからお留守番です。正直ちょっと不安が残る。戦闘中に振り回されて首がもげたり、土が零れたりしたらどうしよう?;




 そんな事を思っているとゼロは茂みからプギーの頭上へ向けて弓を放った。私は赤毛に当たるからやめろと注意しようとしたのだがなんと数十発放たれた矢は全てプギーにのみ当たっていた。そして弓をしまい、すばやく茂みから飛び出して混乱している大プギーに切りかかる。知能の低いプギーは何が起きているか分からないようで面白いように次々仕留めることが出来た。私は予想通りロゼの動きであっちこっちへと振り回されていたがロゼはそんな私を気遣い、行動を制限する余裕さえあった。





「むぐぅぅっ!!」





 ロゼが仕留めたプギーの持っていた棍棒が赤毛の少女の近くへ落下、大きく地面が揺れる。あれヤバイよね? あんな物の下敷きになって良く生きてたよ……自分で自分を褒め称えたいよ。と、言うか、ちょっと待って目が回る、気持ち悪い。





「今のが最後だな。 フィオ? 大丈夫?」

『……お疲れロゼ。 気持ち悪い; 酔ったかも;』





 とりあえず下ろして欲しい。と言うとロゼは安全な足元に下ろしてくれた。じゃあちょっと待ってて。そう言うとそのまま赤毛の少女の所まで行って救出していた。ロゼに抱きつく赤毛。あー……アレはもう大人しく嫁にしたら良いんじゃないだろうか? 栗毛より癖は無さそうだし、料理できるし、掃除もできるし、奥さんにしたら何でもそつなくこなすタイプじゃないかな?





 その時、特大サイズのプギーがゆっくり起き上がった。どうやら生きていたらしい。ロゼたちはまだ気が付いていない。すると特大プギーはこん棒を手に持ってロゼたちのほうを向いた。





 ∑(゜Д゜;ノ)ノェエエ工 ヤバイ! ヤバイ!! ヤバイ!!! マジデヤバイ!!!! どうしよう!? 私は半分パニックになりながら、どうにかして自らの安全を優先しなければという思いに駆られていた。でなければあのプギーは私を踏み潰そうとするだろう。こん棒の下敷きになっただけであんなに痛いんだから死ぬような大怪我はアレの非じゃないだろう。それで無くとも花は脆いのだ、簡単に散らされてしまう。でもソレはあの二人が死んだ後になるだろう。……あの二人が死ぬ? 私の中に今までに感じたことの無い感情が生まれる。そのせいか妙に頭の芯が冷えて冷静になった。あの二人を見捨てても私が助かる確率は低い。同じ死ぬなら人間として真っ当に死にたい。……花に転生したけど。たとえ生き残ったとしても絶対後悔する。私は今まで後悔ばかりの人生だった。もうそんな人生はごめんである! 私は以前、豊富な妄想力で考え出した必殺技を繰り出すならば今なのだろうと悟った。私は魔王! 私は最強! 己を奮い立たせ覚悟を決める。体重移動で植木鉢を倒し、葉で地面を押して転がる。どんどんとスピードを上げ小プギーの背中の上を走り、特大プギーの腕めがけて大きく跳ねた。





「死にさらせっっ!!」

「ぶぎぃ!?!?」





 ガシャンッ。と大きな音が響き植木鉢が壊れる。どうやら旨いこと特大プギーの腕にぶち当たったようだ。根に大きな衝撃が走り、全身を強く打ち付ける。そのまま力なく地面に落下した。この音でロゼと赤毛はこちらに気が付きロゼがこちらに走ってくるのが見えた。と同時にプギーのこん棒が私の方へ向く。

 あ、今度こそ死んだか?





「フィオーーーーー!!!!」





 伏せろ! というロゼの声が聞こえる。私は花を硬く閉じ、葉で花を押さえて地面近くに伏せた。ゴォッ。という大きな音と熱が頭上でエキサイティングしているのを感じる。恐らく、というかほぼ間違いなく特大プギーは真っ黒こげだ。





「フィオッ! 何処だ! 無事か!」

「……あい」





 花を上げると特大プギーが香ばしく焼かれていて、ロゼがその上で私を探していた。この世界に転生してきてロゼの背後に後光が見えたのはコレで二回目だ。私を見つけたロゼは急いで私の所まで来て根の周りの土を掻き集め、根が乾かないように水をかけてくれた。





「何でこんな無茶したんだっ! 危ないと思わなかったのかっ!!」

「……思いました」





 ならなんでっ! と怒るロゼ。私も言葉に詰まる。





「…………ごめん。 俺のせいだな」





 ロゼは悲しそうな悔しそうな複雑な表情で私を見ていた。正直、以外だ。ロゼは私に親しい感情を抱いていないと思っていた。いっそ嫌われている自信さえあった。だってアレだけ毎日、毎日、罵倒されれば普通は私を嫌うだろう。M属性の人にはご褒美だろうが……。私はコミュ障では無いのだが口の悪さが災いして真の友達などいなかった。勤めて礼儀正しく接している人だけだったので肩がこった。だから私はロゼはMなのか単純に友達が居なくて寂しいだけか、ただの飯炊きと女性関係のアドバイザーだと思われていると思ってた。……友達だと思われているのだろうか? 友達だと思って良いのだろうか?





「ロ。ロゼ……」





 そんな事をぼんやり考えていたら赤毛の少女が不安そうにロゼを呼んだがロゼは答えない。え? どうしたイエスマン? どっか故障でもしたか?





「ロゼッ!」

「……見て分からないのか? 今は手が離せない」




 

 堪らず叫んだ赤毛の少女をバッサリ切り捨てるロゼ。あ、何となく分かった。コッチが素なんだ。……でもいくらなんでも赤毛の少女が可哀想だろう。素顔を隠さないで本音が言えるのは良いことだが相手を傷つけて良いわけじゃない。私が言うのだから間違いない。……つか私がそうアドバイスしたんだったな; 自ら危険な場所へ足を踏み入れたとはいえ女の子がこんな目に遭って不安にならない訳が無い。下心からじゃなくて単純に心細いだけなんだから気遣ってやれよ。ってそんな目に遭わせるように待っていたのは私らなんだけどね( ̄∇ ̄;)ゞ しかしロゼは私を植木鉢ホルダーに入れると一人で小屋に帰ろうとした。私は小声でロゼに話しかける。





『ちょ! ロゼ! 赤毛置いて気?』





 ロゼは、え? という表情で私をを見る。





『……アノ状態の赤毛に一人で歩いて町まで帰れって? いくらなんでも可哀想だろ! さすがにコノ後で押し倒そうとはしないんじゃない?』





 ロゼは少し考えると赤毛の少女を連れて森番小屋に非難する事になった。少女は全身血と泥で汚れて足に怪我を負っている。あのまま帰えせば百年の恋も冷めるだろうけどそれ以上に森番としての職務の評判に関わる。てか、どうした残念イケメ・ロゼ? いつもならそんくらい私に言われなくても分かってるだろうに……。だいたい少女たちを助けたのだって仕事だからだし、少女たちの相手をしていたのも……まぁある意味仕事だからだし、真面目に仕事をこなしてるロゼらしくないな。何より私は少女絡みで仕方なくではあるがこの十日間、ロゼに密着していて真面目に仕事をしている姿を見て知っている。つか真面目すぎるんだよ楽しようと思えば出来るのに全く手を抜くことが無い。そんな姿を見ていて私はロゼを信じる事にしたのだ。騙されているのだとしてもまぁいっか♪ ってなもんである。





『……ごめん。 ありがとう』





 でも叫べば良かったんじゃないか? ……。…………。ロゼに言われた一言で目が覚める。認めよう私はパニクッた。どうやら喋っているのを誰かに聞かれないようにしていて【叫ぶ】という行為そのものを忘れていたようだ。先生と一緒の時はあんだけ叫んでいたのに……。なんて事だっ!! 私の必殺スキル【仲間を呼ぶ】の存在を忘れていたなんてっ!! ヽ(`Д´)ノ 





『で? 何であんな無茶なことしたんだ?』

『……口悪いっすね』





 ……嫌か? 不安そうな声に凛々しい横顔を見上げる。




『良いんじゃない?』

 



 ありがとう。と、少し照れくさそうな表情に私はほっとして首の位置を戻す。あーあープギーのローストサンドが無駄になっちゃったなぁ~……。今日こそ先生の所に行けると思ってたのに……。先生も年だからな、会えるうちに早く会って置かないとそのうち枯れちゃうから。そんな失礼な事を考えていると森番小屋についた。赤毛の少女とロゼは最後まで無言のままだった。







いかがでしたでしょうか?

プギーのローストサンドは自信作だったのですが誰にも食べてもらえず・・・。

ロゼとフィオは少し仲良くなったぽいですね。

でも花と人との恋愛は成立するのでしょうか?


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お気軽にご一報ください。ただあまり攻撃力が高いと作者が瀕死の重傷を負う可能性がございます。

苦情と罵詈雑言はライトにお願いいたします。


ご覧戴き、ありがとうございました。

またのお越しをお待ち申し上げております。

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