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みそ汁と死  作者: 小日向可憐
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冷める

 外は風がピュウピュウと吹いていて嵐になりそうだ。一体、私は何ができるのだろう?人は知らなかった方が幸せだったこと事はたくさんある。私も今まで31年という短い人生を生きてきて知らなけば心が痛まずに済んだこと、たくさんあった。人の気持ちとか、その人の実態とか。 

 みそ汁が冷めた。人も死ぬとき、このみそ汁のようにだんだんと冷たくなっていく。みそ汁が恋しく感じた。生きている証が欲しくて私はモノを書き記すようになった。何度も何度も自分をこの世から消そうとしていた私。今は逆の事をしてる。生きよう、生きようと強く感じる。本当にO2を吸ってCo2を吐き出している。生かされている身なのに素直に喜べない。うまく言葉がでてこない。人のために涙を流すのは、実は自分がかわいいからなのだろうか?

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